ニュースリリース

テレコムボードを発売
― マルチメディア端末でATM障害時の対応を充実 ―
1999年
4月
1日



 綜合警備保障は、5月12日(水)より、情報端末機「テレコムボード」を発売するとともにコンテンツ配信事業の本格的な展開を実施いたします。

 「テレコムボード」は、カードリーダ・CCDカメラが内蔵されているネットワークパソコンで、当社ネットワークに接続することによりインタラクティブに情報操作ができるマルチメディア端末です。
 ゲーム機のような親しみやすいデザインと、誰もが簡単に操作できるボタン式インタフェースによりパソコンに馴染みない方にも無理なく利用できます。

 当社が展開するコンテンツ配信事業は、この「テレコムボード」端末に当社がセキュリティ事業で構築した衛星回線と地上系ネットワークを有効活用した双方向の情報インフラ提供サービスです。 データネットワークのセキュリティについては新たに開発した特殊暗号鍵等の採用により、EDI等のインフラとしても活用できます。

 当社が直接配信するコンテンツの内容としては、新聞社等との提携による一般ニュースから子供向け娯楽コンテンツ等、各種の情報を提供するものです。 設置先においては多目的情報端末として、自社の商品デリバリーの新チャネルとしてご活用いただくことができ、地域のローカルコンテンツとともに本部等から一斉配信される全国コンテンツを提供することができます。

 この事業の特徴は、当社、端末設置先の本社・出先、サービスプロパイダー等から複合的に情報が端末に配信されることで、端末利用客等のお客様に対してはジャスト・オン・サービスが可能となります。

 当面の販売ターゲットとして、綜合警備保障が多数のATM運用契約を結び、また規制緩和が進み独自のサービスを模索している金融機関や、待ち時間等の有効利用を考えた外食チェーン等を考えております。

 日本版ビッグバン等により金融機関は、リテール部門の強化を図っており新たなデリバリーチャネルの開拓とともに顧客サービスの差別化を推進しております。 本端末機を銀行来店客の80%が利用するATMコーナーに設置の場合、テレコムボードを通じて金融機関からのインフォメーションだけでなく、地域情報・ニュース・天気予報・為替や金利情報などを検索・紹介・資料請求が可能です。 無人ATM出張所に設置した場合、最寄りの支店情報を地図付きで提供できます。
 ATMコーナーでは音声と動画で情報サービスを提供でき、また、融資カウンターでは融資のシュミレーションというように、複数の端末を設置個所により個別に機能させれば、顧客サービスの向上が図れます。

 また、無人状態のATMコーナーで「テレコムボード」導入により、ATMのカード詰まりなどトラブル発生時での障害対応や顧客サービスが改善・充実します。 今までは、トラブルが発生するとお客様は孤独なスペースに取り残され、処置時間待ち状態となっていましたが、「テレコムボード」導入により、内蔵のCCDカメラ(※1)でお客様の状態を確認した上で、画面に「あと○分で係員が参りますから、しばらくお待ちください。」等状況に合わせたメッセージを送れます。 また、待ち時間に画面へ金融機関のサービス情報を表示したり、お客様が「テレコムボード」を操作して各種情報を検索できます。 従って、双方向でのコミュニケーションが成立し、障害時でのお客様の不安・不満の解消につながります。 更に、係員(隊員)は現場に到着した際、機械室に設置された「テレコムボード」のカードリーダー(※2)に専用のカードを通すことで、各金融機関ごとの異なるシステムに合わせた処置手順が明確に指示されるため迅速で的確な顧客対応となります。

 その他、応用事例として、レストランの各テーブルに「テレコムボード」を設置し、お客様自身がメニューを検索し、ボタン操作でのオーダーが可能になります。 また外食チェーン産業においては、SOK-NETを介した新メニューの一斉配信により季節メニューなどを印刷し直す必要がなくなります。 オーダー終了後は、ゲームを楽しんでいただいたり、カードリーダーにカードを通していただくことにより、テーブルでの決済も可能です。 また、マンションなどの集合住宅では、一部屋ごとに設置していただくことにより、回覧板として利用可能です。 ネットワーク端末として、その事例は大きく膨らむことになります。

 将来的には、綜合警備保障の既存商品MMK(※3)をサポートする端末機器として金融・流通・セキュリティを融合する流通ネットワーク環境の一翼を担う商品となる見込みです。


※1: 内蔵されているCCDカメラをATM脇のオートホンと連動させることで、オートホンを利用しているお客様の画像を窓口担当者やATM監視センター員が確認する事もできます。 オートホンとの併用により、お客様と窓口・監視センターの双方向コミュニケーションが可能となります。
※2: ATM障害の際、キャッシュコーナーに到着した係員(隊員)が専用カードを通すと、的確な処理手順などが画面に表示されます。 一方、お客様が資料請求をしたい場合は、キャッシュカードを通すだけで口座番号から住所を照合するので、住所・氏名等の記入といった面倒な手続きなしに、資料請求を完了できます。
※3: ATMとパソコンを一体化した端末に、ネットワークシステムを組み込んだもの。入出金・ショッピング・航空チケット予約・決済・公共料金支払代行・キャッシングなどができます。 一般的なパソコンでの電子ショッピングとは違い、現金・カードによる支払いとチケット発行を可能にしました。セキュリティと運用管理は、綜合警備保障がバックアップしています。



●概要

名 称 テレコムボード
価 格 30万円
サイズ 外形寸法:290×372×52 mm
重 さ 約2.1kg
システム
構成
TFT液晶ディスプレイ、テンキーボタン選択操作ボタン、CCDカメラ、カードリーダー



この件に関するお問い合わせは
綜合警備保障(株)広報室
mail : alsokinfo@alsok.co.jp
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