ニュースリリース

ロボットを用いた常駐警備システムの導入開始について
〜新型巡回警備ロボット「ガードロボD1」を開発〜
2005年
6月
23日


 綜合警備保障株式会社(以下ALSOK)は新型巡回警備ロボット「ガードロボD1」を開発し、常駐警備において人とロボットを融合させた新しい警備システムの導入を開始します。

■開発の経緯

 ALSOKでは1982年より労働集約性の高い常駐警備の効率化を図ることを目的とした警備ロボットの研究開発に着手しました。2002年には受付・案内機能を有した警備ロボット「ガードロボC4」の販売を開始。また、現在開催中の愛知万博では、ガードロボC4の機能を向上させ、屋外対応にした「ガードロボi(アイ)」をNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術開発機構)の助成を受けて開発し、実証運用中です。
 まさに当社は警備ロボットの開発にいち早く着手したパイオニアであり、この分野で随一の実績を有しております。
 さて、近年、少子高齢化が社会問題として取り上げられておりますが、近い将来、優秀な若い労働力の確保がますます難しくなることは確実であり、労働集約性の高い警備業はその影響をまともに受けることになります。一方、治安の悪化によりセキュリティに対する要求は非常に高まっています。
少子高齢化の経済環境においても安定して高度な警備を提供することは警備会社としての社会的使命です。ALSOKは、その問題への取組みとして、常駐警備の現場にロボットを投入することを検討して参りました。
 ALSOKが長年培った警備のノウハウとロボット技術を融合し、さらに実際の警備先での運用結果や、常駐警備員からの声を反映し、常駐警備での実用性に特化したものが、この度誕生した巡回警備ロボット「ガードロボD1」です。

■ ガードロボD1の概要

  「ガードロボD1」はガードロボC4で培った安定した巡回機能を受け継ぎ、ガードロボi(アイ)で研究開発された警備機能や安全性の検証を取り入れた巡回警備ロボットです。
 「ガードロボD1」の機能は、巡回警備という常駐警備業務の一部を代替するものであり、常駐警備隊の中で人間と協働する形で運用します。

■ 運用イメージ

  (1) ガードロボD1は予め入力された経路に従って走行を行い、搭載されたカメラからの画像を警備室におかれた監視装置に送信します。巡回中に、人体・火災(炎・匂い)・漏水などの異常を発見すると、監視装置に警報を送信します。警備員は各種情報と映像から状況を判断し、適切に処置します。
  (2) ガードロボD1は映像を内部でも記録しています。消火設備の確認や、不審物の置かれそうな場所など、特に重要なポイントでは詳細画像で記録しておき、巡回終了後に警備員が一覧表示された画像を確認することで、人間の巡回以上の効果を得ることができます。
  (3) 巡回が終了すると、ガードロボD1は自動的に充電装置にドッキングし、充電を行います。これにより24時間の自動運用が可能となります。さらに、バッテリ自体の交換も非常に簡単にできるため、必要に応じてバッテリを交換することで、巡回時間を延ばすことが可能となっています。

■ 導入先について

    導入先については現在数箇所のお客様と交渉中です。まずは数箇所に試験導入を行い、本警備システムの有効性を検証した後、本格導入となる予定です。

■ 導入時期について

    1年以内に本格導入を目指します。

■ 価格について

    現在価格は設定しておらず、まずは当社の警備システムインフラの一部として使用する予定です。将来的にはお客様の要望等により、販売などを検討するつもりです。

 


ガードロボD1
ガードロボD1


この件に関するお問い合わせは
綜合警備保障(株)広報部

TEL.03-3478-2310/FAX03-3470-4367

mail : alsokinfo@alsok.co.jp
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