ニュースリリース

AED(自動体外式除細動器)の販売開始について
〜AEDの普及活動を積極的に推進〜
2005年
12月
1日

 ALSOK綜合警備保障株式会社(以下 ALSOK)は、AED(自動体外式除細動器:Automated External Defibrillator)の販売を12月15日(木)より開始いたします。

1 経緯

  厚生労働省人口動態統計によると、心疾患による年間死亡者数は平成16年度約15万 9,600人となっており、また、病院外における心臓が原因の心停止の発生数は年間2〜3万人ともいわれています。
 AEDは、心臓突然死の主な原因の心室細動に対して電気ショック(電気的除細動)を与えて回復させるもので、生命に関わる重大な不整脈が生じた際に、直ちに行わなければならない唯一の治療方法です。
 平成16年7月に厚生労働省は「非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用のあり方検討会報告書」を受け、従来は医師や救命救急士のみに使用が認められていたAEDを、救命の現場に居合わせた一般市民が行えるものとし、併せて積極的な普及活動を進めることとなりました。
 これにより、人が多く集まる場所へのAED設置と、心室細動で倒れた方への迅速な救命処置を幅広く市民が行うことが可能になりました。
これを受け、ALSOKにおきましてもAEDを用いた救命講習を社員研修に取り入れ、セキュリティサービスの向上に努めてまいりました。
 併せて、防犯、防災を通じた生命と財産保護の延長線の商品としてAEDの販売を行うべく、取り扱い機種の検討を進めてまいりました結果、フクダ電子株式会社(本社:東京都文京区、社長:福田孝太郎、以下フクダ電子)が販売する「ハートスタートFR2」の国内外における実績と信頼性を認め、ALSOKが提供する信頼あるAEDとして選定いたしました。
 さらに今回、FR2の輸入販売元である株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン(本社:東京都港区、代表取締役メディカルシステムズ社長:上條 誠二)より、新たに「ハートスタートHS1」の国内入荷が決定しましたことから、ALSOKでは2機種同時発売を開始することといたしました。
 特に、国内新発売の「ハートスタートHS1」は、従来のAEDが医療従事者による使用を前提としながら一般市民へ使用を拡大していることに対し、当初から一般市民が使用することを前提に開発された次世代AEDです。
 今後のPAD(市民による除細動:Public Access Defibrillation)普及の流れにあってALSOKは、AEDの設置環境や使用者(使用想定者)等を考慮した最適なAEDをご提案し、皆様に安心と安全を提供いたします。

2 製品の特徴

 ■ハートスタートFR2(型式番号M3860A)

  (1) 独自技術のスマート・バイフェージック(SMART Biphasic)は、患者の心筋負担を低減しながらも、高い除細動成功率を可能としています。
  (2) 7.0僉滷.8僂離丱奪ライト付き大型液晶ディスプレイは、心電図、ガイダンス文章、経過時間、心拍数、ショック回数をリアルタイムに表示し、使用者を強力にサポートします。
  (3) 高機能かつ耐水・防塵性をはじめ、MIL−STD(米軍規格)に準拠した使用高度、耐衝撃性、耐振動性を有する頑丈なつくりでありながら、2.1kg(バッテリ、パッド含む)の軽量コンパクトなボディは救命の現場で機動性を発揮します。
ハートスタートFR2(型式番号M3860A)


 ■ハートスタートHS1(型式番号M5066A)

  一般の方にもなじみやすい直感的な操作性と使いやすいデザインです。

  (1) カートリッジ収納型のパッドを採用し、パッドのワンタッチ交換を実現しました。カートリッジ型により、パッドと本体を一体化したHS1は、パッドを患者に装着するまでの使用者の操作を感知し、操作に応じて手順を明瞭な音声で指示します。また、ガイダンスは専門用語を避け、平易な言葉を採用しています。
  (2) AEDを用いても、必要に応じてCPR(心肺蘇生法)を行いますが、HS1は、CPRの要領と人工呼吸・心臓マッサージのリズムを音声でコーチするCPRコーチング機能で使用者を支援します。
  (3) 1.5(バッテリ、パッド含む)の軽量、コンパクトボディ(高さ7cm×幅21cm×奥行19cm)ながら、FR2の流れを汲むSMART Biphasicをはじめとした最新技術を搭載したAEDです。
ハートスタートHS1(型式番号M5066A)

3 価格

 AEDの使用に必要な標準セットに消耗品の定期的なお届けをパッケージし、月々のご負担を軽減するリースでご提供いたします。(お買上げいあげいただくこともできます。)

  FR2(M3860A) HS1(M5066A) 
月額リース料 11,760円(税込) 6,615円(税込)
リース期間
5年
標準セット
内容品
内容品 AED本体×1台
バッテリ ×1個
パッド  ×2組 注1
データメモリカード×1個(FR2のみ) 注2
AED救急セット×1個 注3
標準キャリングケース×1個
サービス ■バッテリ、パッドの定期送付(消耗品)
■AEDコールセンターの24時間対応
■フクダ電子のサービスネットワークによる充実した保守体制
 
<用語説明>
  ・注1 スマート・バイフェージック(SMART Biphasic)
     一般にショックのエネルギー(単位J:ジュール)が大きいほど心筋に対するダメージも大きい。AEDは、除細動が成功するまで連続3回のショックを行うが、他社AEDが除細動に必要な十分なピーク電流を流すため、エネルギーを200J → 300J → 360J と、変化させることに対して、SMART Biphasicは150J固定としている。
 これは、SMART Biphasicが150Jでも除細動に必要なピーク電流を出せるためであり、低エネルギーで除細動の効果を得つつ、蘇生後の心筋負担も考慮した独自技術である。
  ・注2 除細動パッド
     パッドは、患者の体とAEDを繋ぐ重要なものである。AEDは、パッドを通じて患者の心臓からの電気信号(心電図)を検出し、その信号を分析して除細動が必要か判断する。そして、AEDは、除細動が必要と判断したときは、ショック(除細動)の指示を使用者に与え、使用者のショック操作(ショックボタンを押す)でパッドを通じて患者に電気ショックを与える。
 パッドには、通電と体表密着のため、粘着性のジェルが付いている。このジェルの乾燥劣化のため、工場出荷後2年間を使用期限としている。
  ・注3 データメモリーカード
     AEDは、救命のために電源を入れてから切るまでの間、患者の心電図の変化、周囲の音声、ショック指示、ショック実行等を時系列でデータ保存する。メーカー、機種により保存データ内容、保存方法(本体内蔵メモリー、メモリカード)、保存可能時間は異なる。
 FR2はAEDを使用した症例データを記録するメモリーカードを標準装備し、症例の記録は8時間分のイベント(※)および心電図データ、または1時間分のイベント・心電図データおよび周囲音声の保存が出来る。
 また、二次救命者の医師等によるAED使用時のデータ分析の要請に対してデータカードの貸し出しで済む。
※イベントとは、FR2使用過程のステップとして、パッド装着、心電図解析、ショック指示、ショック実行などをいう。
  ・注4 AED救急セット
    AEDの使用とCPR(心肺蘇生法)を行うための救急セット
内容品は、救急用はさみ×1、除毛テープ×12、使い捨て不織布×3、ノンラテックスグローブ×1、マウスピース×1
 
4 販売開始時期

 平成17年12月15日(木)より販売を開始いたします。

5 主な設置対象先

  公共施設
    自治体の市民窓口施設、体育施設、図書館、公会堂、学校
  公共交通機関
    空港、駅、船舶、長距離バス
  民間施設
    ホテル、マンション、旅館、スポーツジム・フィットネスクラブなどスポーツ施設、ゴルフ場、大型商業施設、大型テナントビル、大型事業所、金融機関店舗

6 各社概要

フクダ電子株式会社
本社所在地 東京都文京区本郷3−39−4
代 表 者 代表取締役社長 福田 孝太郎
資 本 金 46億2,160万円
設   立 昭和23年7月
U R L http://www.fukuda.co.jp/
   
株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
本社所在地 東京都港区港南2−13−37
代 表 者 代表取締役メディカルシステムズ社長 上條 誠二
資 本 金 30億円
設   立 昭和28年7月
U R L http://www.philips.co.jp
     
綜合警備保障株式会社
本社所在地 東京都港区元赤坂1−6−6
代 表 者 代表取締役社長 村井 温
資 本 金 171億5,200万円
設   立 昭和40年7月
U R L http://www.alsok.co.jp
   


この件に関するお問い合わせは
綜合警備保障(株)広報部

mail : alsokinfo@alsok.co.jp
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