株式会社沖縄銀行(頭取 仲吉 朝信)、株式会社沖縄海邦銀行(頭取 湖城英知)、沖縄県信用農業協同組合連合会(理事会長知念 政孝)、 沖縄県労働金庫(理事長 嘉陽田朝博)、コザ信用金庫(理事長普天間 朝盛)、沖縄信用金庫(理事長 屋良朝一)の6行庫連は、 沖縄綜合警備保障(株)によるATM賃貸サービス「MMK」(綜合警備保障の開発によるシステム)を共同で運営することについて合意いたしました。 このように地方銀行・第2地方銀行・農業協同組合・労働金庫・信用金庫が業態の垣根を越えて業務提携を行なうことは、 全国で初めての取り組みとなります。 記
1. 「MMK」の導入主旨 従来の店外ATMの出店は、銀行独自の投資により機械およびブースを設置し、管理・運営についても銀行主体で行なってきました。 しかし、近年の金融業界を取り巻く環境は大きく変化しており、流通業者や警備会社など金融機関以外の会社がATMの管理・運営を主導し、 金融機関と提携してコンビニエンスストアにATMを展開する(コンビニATM)特徴的な動きが見られます。 このような状況下、今般、沖縄綜合警備保障(株)が提案するATM運営・管理スキーム「MMK」を導入し、県内の6つの金融機関が提携するに至りました。 (1)導入の主な目的
2. 6行庫連共同運営に至った経緯 「MMK」スキームは、単独で導入するよりも複数行が参加することにより、さらに管理・運営コストの圧縮を図ることが可能となります。このような理由から、 今回、県内6金融機関が提携し同スキームを導入する運びとなりました。 「MMK」スキームの運営に当たっては、沖縄銀行と沖縄海邦銀行が幹事行となります。なお、5業態間 (地銀・第2地銀・農業協同組合・労働金庫・信用金庫)の提携は、全国でも初めての試みです。 ●幹事行と提携行との相違点
3. 6行庫連提携のネーミング 本提携のネーミングは「うちな〜ネット」といたします。 4. 設置先 本スキームにおきましては、大手スーパー、コンビニエンスストア等を中心に展開を予定しています。 ※大手スーパー等・・・「サンエー」「金秀商事(かねひで)」「琉球ジャスコ」「リウボウストア(りうぼう)」 5. サービス開始時期
以 上
< 参考 > 【 MMKとは 】 ※綜合警備保障(株)が開発したシステムで、公金・公共料金収納機能を負荷したマルチメディアATM運営・管理スキーム。 1. MMKの基本スキーム (1)ATM機能(6行庫連以外のカード取扱も可能)
(2)端末の機械警備業務/現金輸送業務(精査突合)
(3)障害対応業務/オートフォン対応業務
(4)端末の保守業務……端末のフルメンテナンス対応 2. MMKスキームの特徴
|