お知らせ

「ガードロボC4型」4月1日より販売開始
警備機能に充実の案内機能を加え実用化
2002年
3月
1日

綜合警備保障株式会社は、2002年4月1日より新型ロボット、「ガードロボC4型」の販売受付を開始します。同ロボットは、人による作業の一翼を担い、昼間は受付・案内、夜は警備に、24時間365日サポートサービス可能なロボットです。

当社は、1982年から少子高齢化による労働人口の減少への対応、最新テクノロジーによる警備の質の向上、省力化によるランニングコストの低減化等を目的に、人の代わりに警備の役割を担う警備ロボットの開発に取り組んできました。
そして、日本でも有数の技術である自律走行機能をはじめ、センシング技術、通信技術などの要素技術を搭載した自動巡回ロボットの開発を行ない、昨年7月には、既存の警備機能に加えて、新たに音声認識機能、タッチパネル機能を搭載することにより、受付案内機能を有した「ガードロボC3型」を完成しました。これらの技術を生かし、より実用的なインフォメーション対応が可能なオーダーメイド型ロボットを実用品として「C4型」(基本モデル)を完成させました。「ガードロボC4型」は人による受付・警備業務等の一部をロボットに任せることにより、コストの削減を図ることが可能です。

セキュリティ関連の市場では様々な新技術を駆使したシステム・サービスが各社より投入されていますが、当社では、このロボットを技術的なイメージリーダーとして位置付け、今後も改良を重ねていくものです。販売にあたっては、標準型の他に自律走行機構部をプラットフォーム化し、お客様のご要望に合わせてカスタマイズ(外観や案内パネルのコンテンツ等)するオーダーメイド型ロボットとしてともに受注生産します。
既に、オーダーメイド型ロボットは、日本電気株式会社様に納入し、浜松科学館において、ガイドロボット「グリ夢ちゃん」として公開されています。
 ※ 標準タイプで納期はおよそ3ヶ月

〈主な機能〉基本モデル
  1. 自律移動機能(自動巡回経路地図設定、タイムスケジュール設定、位置認識、障害物検出)
  2. 異常検出機能(人体検出、炎検出、煙検出、漏水検出)
  3. 遠隔監視機能(異常警報の監視センターへの無線送信、ロボット位置・状態表示、搭載カラーCCDカメラによる画像の監視センターへの送信/準動画)
  4. 遠隔通話機能(搭載マイク・スピーカーによる監視センターとの通話)
  5. 音声発声機能(ADPCM方式録音・再生)
  6. 録画機能(搭載カメラ映像を監視センターの録画装置で記録郵便番号)
  7. 案内タッチパネル(受付・案内用12インチカラー液晶タッチパネル搭載)
  8. 遠隔操作機能(ロボットの左右方向転換、搭載カメラの前後左右方向転換等)
  9. 階層間移動機能(エレベータを利用しての階層移動)
〈価格〉基本モデル
本体(充電装置、監視用パソコン・モニター一式含む) 950万円(税別)
別途、コンテンツ(タッチパネル、音声案内)制作や走行プログラム作成、無線LAN工事、エレベータ改造、導入工事(充電装置設置工事等)、保守点検等費用、(オリジナル対応費用[外装、用途向けアプリケーション製作費用等])
〈基本仕様〉
【本体】
寸法 [幅]640×[奥行き]710×[高さ]1330m
重量 90kg
移動速度 [最大]50cm/秒
登坂能力 [最大]±5度
電源 DC24V[DC12Vバッテリー(25AH)×2個直列]
連続走行時間 約2.5時間[最大速度で走行した場合]
充電時間 約3時間[スケジュールによる自動充電時]
充電時でもタッチパネルや音声などの案内機能や異常警報送信機能は作動
【タッチパネル】・・・施設内受付案内が可能
画面 12インチカラー液晶
【カメラ】  
種類 カラーCCDカメラ
〈ご参考〉
3月28日(木)〜3月31日(日)パシフィコ横浜で開催される「ROBODEX2002」において、「ガードロボC4型」を出展しています。是非お立ち寄りください。

この件に関するお問い合わせは
販売・一般お問合せ先
ブロードーマーケット営業部
電話:03−3221−4624

報道関係お問合せ先
綜合警備保障(株)広報部
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