2000年4月
綜合警備保障株式会社は財団法人道路サービス機構(愛称「J−SaPa」、東京・文京区、理事長:杉岡浩)と協力し、 財団が運営管理する高速道路内のサービスエリアなどに綜合警備保障の開発した多機能型情報端末『MMK』※1 (サービスエリアでの端末名『SaPaナビ』)を設置し、2000年4月25日から高速道路のお客様にサービスエリア等の施設案内・営業情報や沿線の観光情報提供、 旅先のホテル・旅館の予約ができるなどのサービスを開始します。 高速道路のお客様ニーズは高速道路ネットワークの拡充とライフスタイルの変貌に伴って、より多様化・高度化してきています。 そこで高速道路の潜在的な可能性を最大限に活用し、より一層の高速道路の利便性を追求しつつ、沿線地域との連携による地域貢献を図っていくことを目的に、 東名高速道路の足柄サービスエリア(上り線)や東北自動車道の佐野サービスエリア(上り線)など4路線6ヶ所に導入します。 提供するサービスは、サービスエリア等の施設案内・営業情報や沿線地域の観光情報、旅館・ホテルの宿泊予約から旅先の観光施設案内、 施設入場券の事前購入などの電子商取引サービスに加え、長距離ドライバーや不意の外出者にも対応できるよう生活に密着した公共料金の支払い機能などを備えています。 これら情報機能に、高速道路のお客様アンケートで希望の多かったATM機能を併設するなど、よりお客様ニーズに沿った情報サービスを提供していくことを計画しています。 特に、宿泊予約サービスについては、旅行業者との提携による当日の空室情報案内などを『SaPaナビ』で検索し、その場で予約できるサービスや、遊園地などの入場券や、 冬季にはスキー場リフト券の事前購入・発券など、急な旅立ちなど利用者の利便性を考えた身近なサービスを提供致します。 『SaPaナビ』はクレジットカードにも対応しており、今後は、ICカード決済による電子ショッピングなどにも対応し、電子ショッピングによる商品の自宅への宅配のほかにコンビニ、 ガソリンスタンドなどでも受け取れるようにする予定です。 ※1 『MMK』(『SaPaナビ』) 綜合警備保障が開発した、EC取引(バーチャルモールでの電子ショッピング)、ニュースや天気予報、地域情報など各種の情報提供、 現金・クレジットカード・デビットカード決済機能、公共料金支払い機能、航空チケット・各種チケット発券機能などが付加されたマルチメディアATM端末『MMK』をベースに 『SaPaナビ』オリジナルコンテンツを構築。端末のセキュリティ、メンテナンス、現金輸送、コンテンツの作成、電子商取引の決済支援は綜合警備保障が管理運用する。 『SaPaナビ』設置場所
※はATMサービスなし 『SaPaナビ』サービス内容
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