ニュースリリース

管理情報送信システム『SOK-MITS』を発売
-全国の物件管理情報がリアルタイムで一元管理できる情報送信システム-
2000年
1月
1日


 綜合警備保障株式会社(本社:東京・港区、社長:漆間 英治)は、各管理物件に設置した警報機器から発信された管理情報やそれに対する当社の処置結果等を、 当社のネットワーク経由で管理会社などに設置する端末にリアルタイムで情報を提供するシステム、管理情報送信システム『SOK-MITS』※を1月15日より発売いたします。

※SOK-Management Information Transfer Systemの略称

 管理情報送信システム『SOK-MITS』は、複数のマンションやビルの管理業務を請け負っている管理会社が、各地域の建物を一元管理するために開発されたシステムです。管理会社が、 今回のシステムを採用することにより即時の状況把握が可能となり、管理会社の契約先(ビル・マンションオーナーや管理組合等)との報告業務がスムーズに行われることとなるとともに、オーナーや入居者に対しての迅速できめ細かな管理サービスが提供できます。

 管理情報には、防犯情報・火災情報・設備情報等が含まれ、その情報(警報)対する処置として当社の機動隊員が現場急行し適切な対応をするとともに、その処置結果についてリアルタイムで管理会社に情報提供されます。

 『SOK-MITS』は、当社の警備運用ノウハウと全国に広がる警備体制・ネットワーク、最新のセキュリティシステムによって構成されます。現状の管理状況・システムにあわせた最適システムの構築が可能です。また、このシステムを活用して、多店舗展開をしている企業が各店舗の管理情報を本部で一括管理することもできます。


-現況と導入効果-

管理会社は、警備を含めた設備・建物管理を行うにあたり、これまでは警備会社などへの業務委託という形で各地域各建物の安全管理と緊急対処を補ってきましたが、物件が増大するに従って、現地の詳細な情報の把握が難しくなっている実状があります。さらに書類ベースの報告は、全国各地の物件から管理本部に届くまでタイムラグの発生を招き、管理体制に問題が出てきます。 また、物件ごとの報告書類も様々な様式のものを取りまとめる煩雑さがあります。

 本システムを導入することによって、当社の日本全国におよぶセキュリティネットワークとノウハウを活用した効果的な管理運用が提供されることとなります。全国に点在する物件の管理情報がリアルタイムで一元管理可能となり、警備会社が対応する警備関連の情報とその処置結果に加え、受水槽や受変電設備など各種建物設備の故障や異常に関する情報管理も備えているため、統合された管理が実現いたします。 また、管理会社の契約先が複数の物件を所有している場合でも、システム化された均一サービスを提供できます。



-管理情報送信システム『SOK-MITS』の特徴-

  1. 管理先の建物管理情報を把握日本全国の管理対象のデータは、「SOK-NET」(全国のガードセンターを結ぶ地上回線と通信衛星回線を統合した通信ネットワーク)を通じて管理会社へ送信されるので、リアルタイムで全物件の管理状況(警備状況や処置結果とその履歴)を把握することができます。オーナーや入居者からの問い合わせに対して、調査時間を発生させない運用が可能となり、設備故障時の設備業者などへの手配も迅速に行うことができます。

  2. 管理物件ごとの管理月報作成機能受信情報を随時保存できるのでデータベースとして、報告書やマスター、管理状況の集計などを顧客ごとに月報作成し提出できます。

  3. 管理情報以外の店舗管理機能も強化各管理物件からの管理情報以外に、管理運営に必要な情報(物件ごとの各種連絡先/電話番号その他)の登録機能を標準で提供するのでシステムの有効な活用が期待できます。また、オプションで遠隔地のターミナルパソコンによって、全国から管理センターの情報にアクセスすることも可能です。(ノートパソコンから携帯電話等で接続も可能)


以 上



この件に関するお問い合わせは
綜合警備保障(株)広報部
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