ニュースリリース

『ホロアクセス鍵管理装置』を発売
- 複製困難なホログラム方式を採用した鍵管理ボックス -
2000年
1月
1日
本商品は2019年5月に販売を終了いたしました。



 綜合警備保障株式会社は、ホログラム方式による認証技術を利用した鍵管理ボックス、『ホロアクセス鍵管理装置』を発売します。

 鍵の管理を考えるとき、鍵の管理者はさまざまなケースを想定し、規定を設けます。いくらでも複製ができてしまう通常の鍵は、鍵の保有者とその本数の把握が困難なことや、内部の人間による盗難・不正使用も含めトラブルはつきません。
 また、トラブルを回避するために細かく定めた規定によって、円滑な企業活動や設備運営に支障をきたす場合も出てきます。
 金融関係では、無人店舗の増大とその管理運営業務の活発なアウトソーシングによって、管理するべきことがらが大幅に増えます。
 紛失や鍵の悪用などの被害防止を考えると「いつ」「だれが」「どの」鍵を使ったかという鍵管理と使用履歴は、必須のものといえます。
 しっかりとした安全性や、本部の管理セクションで出先の鍵管理をしたい等の声をうけて開発されたのが、『ホロアクセス鍵管理装置』です。

 『ホロアクセス鍵管理装置』は、高度な安全性を保ちながらも、操作はシンプルです。鍵の使用履歴を記憶するメモリーカードの搭載、本部とのオンライン一元管理(オプション)、機械警備との連動など、安全管理のさらなる充実を図りました。
 従来の鍵管理ボックスの機能に加え、次のような特徴を備えています。


1. 複製困難な機械読取ホログラムIDシステム「ホロアクセスキー」の採用

  • 業界初のホログラム方式鍵を採用。
  • コピーや偽造は非常に困難なため、不正持ち出し等への対策にも有効。
  • 確実なID認識、軽くて機能的な形態、簡単操作、磁気カードのように、データ破損しにくい。
  • ID(登録IDは最大200)は、きめ細かい設定可能。管理者、通常操作者といった鍵の使用権限を定めた権限別登録が可能。(→セキュリティレベルの選択)

2. 優れた防盗性能

  • 防盗構造のキャビネット
  • バールやドリルなどの工具による鍵箱破壊やこじ開けから鍵を守る。バールやハンマーによるこじ開け・破壊に強い特殊構造。(当社規定による設置の場合)
  • 防犯センサーを内蔵。防犯センサーが感知した場合、当社隊員が駆けつけ、緊急対処。
    ※当社のオンライン(機械警備システム)契約が成されている場合。

3. 内部不正抑止を考えた様々な工夫

  • 中扉で仕切られた重要鍵収納部(現金金庫などの重要鍵収納部2個)を設定。中扉は、それ専用にID登録されたホロアクセスキーでないと開けられません。
  • ホログラムIDで管理されているので複製が防止でき、交換もIDの抹消・登録で可能です。
  • ホロアクセスタグにより、鍵の入れ間違いをしない確実な返却を実現。(各鍵に付けたタグはそれぞれ個別のIDを設定され、そのタグを差し込む各収納部が各鍵を個別に認識)

4. 設定・管理や履歴確認を効率化

  • 設定・履歴の確認(最新2000件)や変更は、本体で入力・表示。
  • メモリーカードを取り出し、オフィスのパソコンの画面表示で使用履歴の詳細確認や設定の一括編集・再登録が可能。

5. 遠隔管理はもちろん、遠隔警備にも連動

  • 各支店や出先に設置した『ホロアクセス鍵管理装置』を本店や管理センターでオンライン一括集中管理(オプションソフト・モデム)可能。 そうすることで、紛失時も遠隔操作で登録を抹消 (→管理人権費・作業の効率化)
  • 履歴確認、ID・権限の変更、保管状態の把握。
  • オンラインによるこじ開けの感知。(当社機機械警備による)



● 『ホロアクセス鍵管理装置』 商品概要

製品名 ホロアクセス鍵管理装置(製品記号:HMB-878)
ID方式 ホログラム方式(ホロアクセスキー)
保管鍵数 10本(うち2本は中扉付)
メモリ 登録鍵数:最大200、 保持履歴:最新2000件
履歴管理 操作者、操作時刻、使用タグ、各種信号履歴
履歴確認 本体LCD、またはパソコン(メモリーカード読み出し)
警報出力 機器異常、外部警報、停電等
設置場所 屋内の壁面取付け
外形寸法 W425mm×H390mm×D190mm
重量 約30kg
価格 450,000円(税別)



この件に関するお問い合わせは
綜合警備保障(株)広報部
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