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テーマ:子どもと携帯電話〜お子さんの携帯、ちゃんとフィルタリングしてますか?

「ますます増える、子どもの携帯所有率」 いまやすっかり生活に手放せないツールになった携帯電話。子どもたちの間でも、利用が広まっていることは言うまでもありません。 それでは実際に、携帯を所有する子どもは現在どのくらいなのでしょうか?さまざまな調査をみると、小学校3〜4年生頃から携帯を持ち始める子どもが多く、中学生では半数以上、高校生になると実に9割以上が携帯を持っているようです。 子どもの携帯所有については賛否両論ありますが、携帯を使いこなす子どもたちは今後ますます増えるのではないかと予想されます。 しかし普及の拡大にともない、残念なことに、携帯を経由して犯罪に巻き込まれる子どもたちが後を絶ちません。とくに、携帯のインターネットサイトを介した犯罪被害が多くなっています。

出会い系サイトの被害者のほとんどが18歳未満

-たとえばこんな事件です-

 容疑者Sは市内のホテルで、携帯電話の出会い系サイトで知り合った女子中学生Y(14歳)に、現金2万5千円を渡してわいせつな行為をした。

 女子高生N(17歳)は、出会い系サイトの掲示板に書き込みをしたところ、だまされて性風俗店に連れていかれ、売春を強要された。

出会い系サイトをきっかけにした事件の大きな特徴は、被害者のほとんどが18歳未満の児童(女子)であることです。警察庁の統計によると、平成20年に発生した出会い系サイトに関係する事件のうち、被害者の8割以上が18歳未満の女子でした。 これは、いわゆる援助交際の手段として出会い系サイトが悪用される傾向にあるためと思われます。

○危険なのは出会い系サイトだけ?・・・いいえ、それだけではありません!

ところで、平成21年の上半期に出会い系サイトを通じて犯罪被害にあった児童は265人でした(警察庁統計より)。これは、前年同期と比べて91人(25.6%)減少しています。 では、サイトを介した犯罪全体が減少しているのでしょうか? いいえ、決してそうではありません。 出会い系とは異なるサイト(非出会い系サイト)を経由して子どもが犯罪被害に遭うケースが増えています。非出会い系サイトとは、プロフィールサイトやSNS(会員制交流サイト)、ブログ、ゲームサイトといった、ごく一般的に利用されているサイトのことです。 同じ警察庁の統計をみると、こうした非出会い系サイトを通じて被害にあった子どもは545人です。おどろくべきことに、出会い系サイトよりも、非出会い系サイトを通じて被害に遭うケースのほうが、今や格段に多くなっているのです。

これは、出会い系サイトの規制が強化されたことにともない、悪意を持った人物が、非出会い系サイトを利用して子どもを誘い出す手口にシフトしていることが原因と思われます。

子どもの携帯にはフィルタリングが必要です

こうした状況への懸念から、平成21年4月に若者のインターネット利用に関する新しい法律が施行されました。携帯電話についても、以下のように取り決められています。

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」

 

★携帯電話を18歳未満の子どもが使用する場合には、保護者は、その旨を携帯電話会社に申し出なければなりません。

【ここに注意!】 「契約者は親だけど利用するのが子ども」という場合も、そのことを申し出なければなりません。

★18歳未満の子どもが携帯電話のサイトを使用する場合には、携帯電話会社は原則としてフィルタリングサービスを提供することが定められています。

つまり、18歳未満の子どもが携帯電話のインターネットサイトを利用する場合は、フィルタリングを用いて有害なサイトへアクセスできないよう、標準化する動きが進んでいるのです。

フィルタリングって難しそう、設定方法がよく分からない・・・

ご安心下さい!法律の制定を受けて、各携帯電話会社の子ども向けフィルタリングサービスは、現在とても充実しています。しかも、導入しやすさ、仕組みの分かりやすさにかなり配慮されています。ポイントを簡単に紹介します。

★子どもの成長に合わせたフィルタリングのコースが推奨されています。 「うちの子だとどのくらいのフィルタリングがいいの?」と悩まなくてもOK。「小学生向け」「中学生向け」など、学齢に適したフィルタリングのコースが設定されていることが多くなっています。

★親の目が届かない夜間など、時間帯別にサイトへのアクセスを制限するサービスもあります。

★塾やクラブの掲示板など、特定のURLだけフィルタリングを解除することもできます。

一度、お使いの携帯電話会社がどのようなフィルタリングサービスを提供しているか、確認してみることをおすすめします。

まずは、家庭で携帯利用についての話し合いを

フィルタリングでシステム的に子どもの携帯に制限を加えることも有効ですが、もっとも大事なのは子どもとよく話し合い、携帯の利用に関する家庭でのルールを明確にする事です。 親が「うちにはルールがある」と安心していても、子どものほうは「ルールはとくにない」と感じているなど、利用について親子間の意識のずれが生じやすいのも携帯電話の特徴です。 たとえば、取り決めについて紙に書き出して見えるところへ貼っておく、一定期間ごとにルールの見直しをするため話し合うなど、折に触れて親子でルールを意識する機会を作ってみてはいかがでしょうか。

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