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ALSOKあんしん通信

ニャンとっ!!犯罪が多いワン〜犯罪から動物を守る

 ★私たちは、昔から犬・猫などの動物と触れ合って癒されてきました。最近はペットも家族の一員として大事にされています。しかし、人々のペットへの関心が高まるにつれて、動物に関わる犯罪についても多く聞かれるようになってきたのではないでしょうか?そこで、最近増えている事例や対策について紹介します。


○動物はペットという領域を超え、コンパニオンアニマルに

 動物とともに生活する人が増加しており、いまや10軒に1軒がなんらかの動物を飼育しているともいわれています((社)ペットフード協会調べ)。近年、ペットは「ただの遊び相手・愛玩動物」から、「コンパニオンアニマル(かけがえのない存在)」として考えられるようになっています。一方で、動物虐待などの痛ましい犯罪は無くなることがありません。


【たとえばこんなケースです】


動物公園の運動場内で飼育されていたヤギの角2本が、根本から折られているのが発見された。発見当時、血を流しながらうずくまっており、人が近づくと震えがとまらず食欲もない状態であった。警察は何者かが夜間に忍び込んだとみて、付近に不審者がいなかったか捜査を進めている。


東京都区内で、刃物で切られて傷を負うなど虐待を受けた猫が相次いで見つかっている。保護された野良猫の中には、昨年春から断続的に、薬品や熱湯をかけられたように皮膚がただれた猫もいた。


 米国では、動物虐待は人への暴力と深く関係していることが指摘されています。日本でも、暴力犯罪を犯す少年のうち、ほとんどの少年がなんらかの動物虐待体験をしているとの研究結果も出ています。動物虐待と凶悪犯罪の関連性は証明されていませんが、犬や猫などの動物虐待は殺人などの凶悪犯罪の前兆行動とも言われています。「人間が被害にあっていないから」と軽く考えず、他の犯罪を抑止するためにも早期に対応したほうがよいでしょう。


【普段から以下の点に気をつけましょう】


動物虐待の現場を見たらすぐに110番しましょう
 動物を不必要に苦しめる虐待行為は動物愛護法違反、つまり犯罪です!!被害の拡大を防ぐためにも、勇気を持って通報しましょう。


地域全体で声を掛け合おう
 犯罪者は、地域の住民から声を掛けられたり、姿を見られたりすることを嫌います。普段見かけない人が同じ場所を行ったり来たりしているなどしたら、一声掛けてみましょう。


○虐待だけじゃない動物トラブル

 ペットに関する消費者相談も多く、年間2,000件を超えています。ペット動物(動物そのもの)だけでなく、ペット保険、葬儀などのペットサービスや、ペットフードなどのペット用品に関する相談があり、内容も多様化しています。どんな事例があるのか見てみましょう。



【たとえばこんな事件です】


女性はインターネットでペットの火葬業者を見つけ連絡した。ホームページでは体重別の料金を掲載しており、女性の犬は5万6,000円で他の料金は一切掛からないはずだった。しかし、業者は犬を移動火葬車の焼却炉に入れた後、22万円を請求した。女性は抗議したが「生焼けで犬を返す」などと言われ、やむなく15万円を支払った。業者はその後も電話でしつように残額の支払いを請求、警察通報後も電話は続いた。

 悪徳業者はペット火葬料金以外に強引にオプション料金を請求したり、高額な壷や位牌の購入を迫ったりします。また、コスト削減のためにペットを産業廃棄物処理業者に引渡してゴミとして処理させたり、山林などへ不法投棄したり、別の動物の骨を返骨するなどの不正を働く業者も増えています。
 ペットの火葬・埋葬業者は全国で増えていますが、動物の火葬業者には基本的に法的規制がありません。そのため、飼い主が優良業者を見極めるのは非常に困難です。


女性は、ペット譲渡のホームページで知り合った男性に、終生飼い続ける約束で猫を譲った。その直後に男性と連絡が取れなくなったため、動物保護啓発団体に相談した。猫の返却を求める配達証明付きの文書を郵送すると、男性から「猫は逃がしてしまった」という電話が掛かってきた。

 ペットの新しい飼い主を探すホームページで、善意を装って犬、猫を騙し取る被害「里親詐欺」が横行しています。虐待目的の場合もあるようですが、主に実験や繁殖用に転売されている可能性が高いとみられています。
 直接会うことを嫌がる、ペット専用の宅配便を利用するよう求める、「雑種でなければ、どんな種類でも何匹でも」と言って純血種を集めるなどのケースがあります。
 そのほか、飼い犬や猫などを捕獲して転売する悪質な業者もおり、運びやすい小型犬や猫が狙われやすくなっています。



【ふだんから以下の点に気をつけましょう】


取引業者を慎重に選びましょう
 インターネットは情報を検索・収集するツールと考え、電話による問い合わせや事前の見学など、業者と直接コンタクトをとってから選びましょう。できれば、かかりつけの病院や信頼できる友人などに業者を紹介してもらいましょう。

契約する前によく内容を確認しましょう
 事前に見積もりを出させるなど、料金をしっかり確認しておくことが必要です。口約束で済ますのではなく、必ず契約書を作成しましょう。納得できない場合には、支払いや書類へのサインを急ぐ必要はありません。

消費者センターなどの公的な機関に相談しましょう
  国民生活センター
  各地の消費生活センター等
  どこに相談したらいいか困ったら
  消費者庁が設けている消費者ホットラインに電話してみましょう。身近な消費生活相談窓口を案内してくれます。
  電話:0570-064-370


 動物に対する法的整備はまだまだで、人間には遠く及ばないのが現状です。動物との楽しい生活のため、また地域の治安向上のためにも、まずは近所の方とあいさつや会話を交わすことからはじめてみてはいかがでしょうか?

以 上

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