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ALSOKあんしん通信

知っていますか? 身近な火災対策の効果や注意点

 冬から春にかけては、火災が発生しやすくなる時季です。万が一の火災発生に備え、代表的な防災用品である住宅用火災警報器と消火器をご自宅に設置されている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、これらの防災用品の効果や使用にあたっての注意点、ALSOKが提供する火災対策サービスについてご紹介します。

○高齢者にせまる火災の危険

 昨年11月に消防庁から発表された「平成22年版 消防白書」によると、平成21年中に国内において屋内外で発生した火災の総数は、5万1,139件でした。数値を時系列的にみると、火災件数・死者数ともにここ5年ほど減少傾向にありますが、それでも一日あたり140件もの火災が発生しています。

 ここで、住宅で発生した火災がもたらす被害に注目してみましょう。建物全体で発生した火災による死亡者1,146名のうち、実に全体の9割(1,023名)が住宅で発生した火災で命を落としています。こうしたデータから、身近な家庭で火災対策をすることがいかに大切か分かります。  さらに、被害者の約6割が65歳以上の高齢者となっていることにも目を向けてみましょう。 この傾向は高齢者の年齢が上がるほど顕著であり、たとえば66〜70歳の死亡者数が85名なのに対し、81歳以上は285名と突出しています。これは、加齢による身体能力の変化から、火災が発生しても素早く動けず、逃げ遅れて深刻な被害を招いてしまうためではないかと考えられます。

○必ず設置して!住宅用火災警報器

 平成16年より、住宅用火災警報器をすべての住宅に設置することが法律により義務付けられました。新築住宅は平成18年より設置の義務化が始まっていますが、既築住宅についても平成23年6月までに設置するよう、全国的に定められています(設置基準・期限は、各自治体により異なります)。  なぜ、住宅用火災警報器を設置しなければならないのでしょうか?さきほど、建物火災による死者のうち住宅火災によって亡くなった方が圧倒的に多い点について触れましたが、これらの火災の発生状況を詳しく分析すると、夜間の就寝時に発生した火災において発見が遅れ、逃げられなくなっているケースが多くなっていることがわかります。つまり、住宅用火災警報器を設置していればいち早く火災に気づき、被害を最小限に食い止められる可能性が高まるのです。

 住宅用火災警報器を設置することによる効果は、過去のデータからも明らかにされています。消防庁が平成19年から21年にかけての住宅火災の被害状況を分析したところ、住宅用火災警報器を設置していたケースは、火災による死者数、延焼床面積、損害額のすべてにおいて住宅用火災警報器を設置していないケースよりも被害が軽減されていました。また、日本より住宅用火災警報器設置の義務化が先行しているアメリカでも、設置の普及とともに住宅火災による死者数が減少し、普及前と比べると半減しています。
平成22年現在、全国的な住宅用火災警報器の設置率は58.4%(6月時点の数値)にとどまっています。火災による悲劇をなくすため、いま一度ご自宅に住宅用火災警報器が設置されているかチェックしてみてください。

○火災対策もALSOK!ニーズに応えたお得なサービス

 こうした社会動向をふまえ、ALSOKでは、高齢者にとって大きな不安である「火災」に加え、もう一つの心配事である「急病・ケガ」への対策に特化したお得なサービス「ALSOKシルバーパック」の販売を、昨年11月より開始しました。ALSOKには、以前より「離れて暮らす親が心配・・・」という方からの声が多く寄せられていました。そこで、こうした方が気軽に親御さんへ「安心」をプレゼントすることができるよう、導入しやすい価格設定になっています。
 おかげさまで販売開始以来ご好評をいただき、多くのお問い合わせを頂戴しています。

【基本サービス】

 月額料金:3,706円(税込) 初期費用:0円
(設置するセンサーの個数により、月額料金が変動します)
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具合が悪くなったときなどに「非常ペンダント」を押すだけでALSOKに通報できます。
救急情報登録サービス
かかりつけの病院や既往症などの情報をあらかじめALSOKがおあずかりし、緊急事態発生時に救急隊員などへの対応引継がスムーズにおこなえるようサポートします。
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住宅用火災警報器を設置し、火災による温度変化や煙の発生などを検知、通報します。

【オプション】

じ守り情報配信サービス
センサーで見守られる方の日常の動きを感知し、状況をお知らせします。お知らせのスタイル
には、「定期連絡」・「定刻連絡」・「異常通知」の3つのパターンがあります。
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一定の時間が経過してもトイレのドアが開閉されなかった場合、ALSOKに通報されます。

 また、「住宅用火災警報器だけ設置したい!」という方のニーズにもお応えしています。
ALSOKのオンラインショップ「ガードマンショップ.com(http://guardman-shop.com)」から住宅用火災警報器を購入することが可能です。

火災にまつわる危険は、住宅用火災警報器の不備だけではありません。

○古くなった消火器、危険です!

 平成21年9月に、駐車場で遊んでいた10歳の子どもが、置いてあった消火器をいたずらで 操作したところ破裂し、重傷を負うという事故がありました。この消火器は20年前に製造 されたもので、老朽化が進み腐食劣化していたそうです。この事件をきっかけに、古くなった 消火器の破裂事故の危険性が注目されることになりました。

【たとえばこんな事件です】

玄関に設置していた消火器を移動しようとしたところ、底の腐食部分が破裂し50歳代の男性が負傷した。この消火器は製造から22年が経っており、さらに設置していた玄関先で犬を飼っていたため、その尿が掛かり腐食していたとのこと。
屋外に放置してあった消火器を移動させようとしたところ、底の腐食部分が破裂し70歳代の 男性が負傷した。この消火器は製造から28年が経っていた。
古くなった消火器を廃棄するため薬剤を放出させようとしたところ底が破裂し、40歳代の男性が負傷した。消火器は製造から27年が経っており、腐食が進んでいた。

○ご自宅の消火器の種類や使用期限、知っていますか?

 家庭での使用を目的とした消火器は、年間85万本程度流通しています。消火器はその構造の違いから「加圧式」と「蓄圧式」に分類されますが、破裂事故などにより重大な被害をもたらしやすいのは加圧式の消火器です。本来、住宅火災に適した構造で製造された住宅用消火器は 蓄圧式になりますが、こうした仕組みの違いを知らずに、加圧式消火器を購入している家庭も 多いといわれています。
 消火器メーカーは、一般的に5〜8年ごとに消火器を交換するよう推奨しています。しかし、日本消火器工業会による、家庭を対象とした消火器に関するアンケート結果をみると、保有している消火器の28%が製造から10年以上経過しており、危険な状態であることがわかります。
また、保有している消火器の点検について「なにもしていない」という家庭が7割以上を占めており、もし老朽化した消火器が腐食していても、その変化に気づいていない可能性があります。


【ふだんから以下の点に気をつけましょう】

消火器の置き場所に注意しましょう
 屋外で雨風にさらされる場所や水周りなど湿気の多い場所は、消火器の腐食が進みやすく非常に危険ですので、避けましょう。
日ごろから消火器の点検を!
 以下の項目を参考に、お手持ちの消火器をチェックしてみてください。該当する項目がある 場合は、イザというときに使えない、破裂して怪我をするなどの恐れがあります。ただちに 消火器を交換しましょう。
・表面にサビやキズがある、変形している
・ホースがひび割れている
・ピンやキャップが変形している、ゆるんでいる
・使用期限・有効耐用年数が過ぎている
・(圧力ケージがある場合)圧力が正常値(緑色の範囲)になっていない

○消火器の処分に困ったときは・・・

 処分が必要な消火器は専門業者を通じてリサイクルシールを購入し、安全に回収・リサイクルすることができます。一般のゴミとして廃棄することはできないので注意してください。また、 廃棄するにあたり、消火器の薬剤を抜く・分解するなどの行為は破裂の危険が増しますので、 絶対にしないでください。
お住まいの近くの回収業者が分からない場合は、消火器を購入したお店や消火器メーカーに 問い合わせてみましょう。また、消火器の業界団体によって設立された(株)消火器リサイクル推進センターのWebサイトからも最寄りの業者を検索できます。郵送による回収もできますので、詳しくは下記サイトをご確認ください。
・(株)消火器リサイクル推進センター http://www.ferpc.jp/index.html

以 上

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