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ALSOKセキュリティレポート

防災・災害対策11.わが家の地震対策 〜地震が起きる前に備えておこう!〜

多くの大切な命を奪った阪神・淡路大震災から11年が経ちました。その後も幾度となく地震が発生しており、「首都圏直下型地震」や「東海地震」などの大規模地震が近い将来に発生するのではと心配されます。震災での被害を少なくするために、まず自分たちできる家庭内での地震対策について話し合ってみましょう。(2006年1月 掲載)

地震が頻発した2005年を振り返る。

気象庁が発表したデータ「日本付近で発生した主な被害地震」によると、2005年1月から 10月までの間に、震度4以上の地震で人的被害が20件以上に及んでいます(図表1)。その中で最も多かったのが、3月20日の福岡県西方沖での「最大震度6弱」の地震で、死者1人、負傷者1,087人。続いて同じく福岡県西方沖での4月20日の「最大震度5強」で、負傷者58人でした。また物的被害については、合計で住家全壊133棟、住家半壊244棟、住家一部破損279棟、建物火災1件等となっており、同じ場所での連続した大地震ということから、大変な惨事となっています。 そして、もう一つの「最大震度6弱」を記録した8月16日の宮城県沖では、負傷者が91人に登り、住家全壊が1棟、住家一部破損が856棟と、甚大な被害に見舞われました。さらに、首都圏で起きた7月23日の「最大震度5強」では、負傷者は38人、住家一部破損12棟の被害が発生しています。この地震では交通網が混乱を極め、またビルやマンションのエレベーター5万台が急停止するなど、非常事態が相次ぎました。さらには通信面でも、携帯電話が通じなくなるなどの混乱が多発し、地震に弱い首都という印象を残したように思われます。 上記の場所以外でも、新潟県、釧路沖、茨城県、千葉県、長野県、熊本県で「震度4」以上の地震が多発しました。いつどこで地震が起きるかわからない以上は、いざ発生しても被害を軽減できるように、普段からの「地震対策」が必要です。

地震に備えて、わが家の安全点検をしておきましょう。

地震が発生した際、安全を確保するために事前に備えておきたいことは、下記の3つです。「本当に地震が起きたらどうなるか」を考え、しっかり点検しましょう。その際に家族で、家の中で安全な場所を確認することや、「消火器具」「火気器具」などの点検も行いましょう。さらに建物の耐震性については、専門家にアドバイスを仰ぐとよいでしょう。

「非常持ち出し品」を準備しておきましょう。

いつ大きな震災が起きても大丈夫なように、「非常持ち出し品」を普段からリュックサックにつめて準備し、すぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。地震発生後の数日間は、水道・ガス・電気・電話などのライフラインをはじめ、食料の流通が途絶える恐れがあります。水、食料などは、2〜3日分の量を目安に用意しておきましょう。さらに救出用具を用意しておくと、家具などの転倒により、脱出しにくい場合に役立ちます。

家族で防災会議をしておきましょう。

いざ地震が起きたらどう行動するのか、家族で話し合い、シミュレーションをしましょう。共通の認識を持つことにより、家族がはぐれてしまうという最悪の事態も防げるのです。また通勤の道のりを、歩いて確認しておくことも有効です。
    【家族防災会議の議題】
  • 避難場所、避難経路の確認。
  • 家族の役割分担を決める。
  • はぐれた時の連絡方法、集合場所を決める。
  • 非常持ち出し袋の点検、置き場所の確認。

また、各電話会社では「災害用伝言ダイヤル」を用意しています。いざという時に使いこなせるように、使い方を確認しておくと、家族や知人の安否確認の際に役立ちます。

「NTT東日本/災害用伝言ダイヤル」
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/

事前に備えておくことが、家族や自分の身の安全を守ります。いざという時にも、あわてず落ち着いて行動できるように、日ごろから防災の知識を身につけておきましょう。
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