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ALSOKセキュリティレポート

こどもの防犯対策4. 守りのプロが楽しく教えます。 「い・い・ゆ・だ・な」でお留守番対策。

楽しみながらしっかり防犯知識が学べると、注目を集めている「ALSOKあんしん教室」。
今回は、千葉市の小学校のとあるクラスで行われた「安心してお留守番」の授業をレポートします!(2006年3月 掲載)

まず子どもたちの実体験から、留守番時の危険に気づかせる。

おじゃましたのは、千葉市の小学校のとあるクラス。「ALSOKあんしん教室」は、低・中・高学年向けに3つの授業がありますが、この日は中学年向けの「安心してお留守番」という授業が行われました。中学年になると、ほとんどの子どもが留守番を経験しています。「自分ひとりだから好きなことができる」と考えて、家庭内での遊びなどに夢中になってしまうため、外に対しての防犯意識が低下してしまう子どもが少なくありません。まずは留守番に潜む危険について、気づいてもらうことから授業が始まりました。

講師役は、ALSOKの現役ガードマン。「お留守番をしたことがある人?」という質問に、ほぼ全員が手を挙げました。続いて、子どもたちから留守番の楽しい体験談を聞き出します。子どもたちは、「ずっとゲームをしていた」「冷蔵庫のおやつを食べた」など、自分の体験を次々と楽しそうに発表していきます。そして、何人かの発表が終わったところで、留守番中の危険についての話題に変わります。「この中で、留守番中に恐い思いをした人はいますか?」という質問にもたくさんの手が挙がり、「変な電話がかかってきた」「ドアをドンドン叩かれて怖かった」など、それぞれの体験が語られました。楽しいことばかりと思っていた留守番にも、様々な危険が潜んでいることを自分たちの体験と結びつけ、子ども自身に気づいてもらいます。

家に帰る時から留守番は始まっている。「い・い・ゆ・だ・な」を守って家に帰ろう。

続いて、5つの班に分かれた子どもたちに、留守番に関する5枚の注意カードを配ります。この注意カードには、「『い』えのカギを見せない」「『い』えのまわりをよく見る」「『ゆ』うびんポストをチェック」「『だ』れもいなくてもただいま」「『な』かに入ったらすぐ戸じまり」と書かれています。そして、カードの一番下には「なぜだろう?」との言葉が。子どもたちは、そのように行動するのはなぜなのかを真剣に考えます。そして班ごとに、答えの発表です。「お留守番することを怪しい人にバレないようにするため」「お家の人がいるんだなと思うから」など、自分たちの力で見つけた答えを、班の皆で声を合わせて発表しました。子どもたちの答えの的確さや、発想の豊かさには驚かされました。

5つの班の発表が全て終わり、安心してお留守番をするための「5つのポイント」の頭文字を並べると、「い・い・ゆ・だ・な」というキーワードが浮かび上がります。黒板に貼り、子どもたちと内容を再確認。次に大きな声で復唱し、しっかりと覚えてもらいます。短く覚えやすいキーワードだからこそ、子どもたちの記憶に残り、いざという時にパッと思い出すことができるのです。続いて、留守番中の電話対応の仕方を学んだあと、最後に、講師とともに授業を行ったガードマンから、仕事上の体験談が語られました。クラスの子どもたちと同年代の子どもが起こしたボヤの事例です。その子は、ひとりでお留守番中にカップラーメンを食べようとやかんに火をかけ、そのままゲームをしに別の部屋へ。ゲームに熱中してやかんのことを忘れてしまい、ボヤを起こしてしまったのです。「みんな、ひとりでお留守番するときには、火事にも気をつけようね。」実体験を交えた言葉は、子どもたちの胸にしっかりと刻まれたようです。ALSOKあんしん教室」は、今後も子どもたち一人ひとりが防犯意識を持つキッカケとなるよう、工夫を重ね、継続して活動に取り組んでいきます。

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