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ALSOKセキュリティレポート

防犯対策4.自動車盗難犯罪への対抗策は? 盗難防止グッズ・システムと防犯意識で愛車を守れ!

(2004年6月 掲載)

キーを抜いてドアをロックするだけじゃダメ

 自動車の盗難がこの5年で急増しています。2003年には年間6万4223件にものぼり、8分に1台の割合で自動車盗難事件が起こっている計算です。(グラフ1)

  被害に遭わないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか。クルマを止めたら忘れずにキーを抜く。これが基本(表1)。ただし、被害にあったクルマの71.1%は「キーなし」の状態で盗まれているのです。

  ドアをきちんと施錠しても窃盗犯の手にかかればピッキングで簡単に開けられてしまいます。トランクのカギをはずして合鍵を作ったり、窓を割ったりという荒っぽい手口も。つまり、キーを抜いてドアを施錠する以外の、プラスアルファの対策が必要だということです。

  盗難を防止するためのグッズには、たとえばハンドルロックなどの車両固定タイプがあります。ハンドルロックは、金属製の棒状の器具でハンドルを固定して動かなくする装置。ハンドル以外にも、シフトレバーやブレーキペダルなど、運転操作に必要不可欠な装置を固定するさまざまなタイプが販売されています。   警報タイプも一般的です。センサーが振動や衝撃などの異常を感知すると、サイレンを鳴らしたりフラッシュライトを点滅させて、犯人を威嚇したり周囲の人に犯行を知らせるものです。

  最近注目されているのがイモビライザーです。これは、キーに電子チップを埋め込み、キーのIDコードとクルマのIDコードを照合し、一致しなければエンジンが始動しないようにする装置。コピーしたキーではエンジンがかからないのです。イモビライザー搭載車が盗難に遭う確率は、非搭載車に比べて最大で9分の1程度に減少したというデータ(警察庁)もあり、関係省庁は搭載の義務化を検討しています。

GPSで盗まれた車を取り戻せ!

 もちろん、これらのグッズで完全に盗難を防ぐことはできません。極端な話、レッカー車で違法に持ち去られてしまえば手も足も出ないのです。   そこで威力を発揮するのが、GPSと携帯電話のネットワークを利用して、盗まれた車両がどこにあるのかをリアルタイムで知ることができるシステムです。先に紹介したような防犯グッズを「非通信系」と呼ぶのに対して「通信系」と呼ぶことがあります。

犯罪に合いにくい駐車場で愛車を守る

  盗難を防ぐには、車に装置を付けるだけでは十分ではありません。自動車盗難犯罪の63.1%が駐車場で起きています。ところが、駐車場にも盗難に遭いにくいものとそうでないものがあるのです。表2のような防犯基準に合った駐車場を選べば、愛車が狙われにくくなるといえるでしょう。 いくつかの防犯対策を積み重ねていくことで、自動車盗難に遭う確率は限りなくゼロに近づけることができるのではないでしょうか?

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