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防犯対策5.ドロボウの手口とその対策について ドロボウは、ほんのちょっとしたスキをねらっている

ドロボウによる住まいの被害は、全国で1日500件以上!いつ狙われているかわかりません。被害に遭わないためには、まず敵を知ることが大切。ドロボウの手口と対策を紹介します。(2004年6月 掲載)

  住宅への侵入盗・・いわゆるドロボウ犯罪は年間19万件以上も発生しています(2003年・警察庁)。1日あたりおよそ520件。この瞬間にもどこかで被害が発生しているかもしれないのです。あなたのお宅は大丈夫ですか?ドロボウ被害に遭わないためには、まず相手を知ることが必要です。

  ドロボウ侵入の手口を、住人の状態によって分類すると、図表1の通り。留守宅をねらった「空き巣ねらい」が圧倒的に多くなっています。

  では、その家が留守かどうかはどうやって判断しているのでしょうか。都市防犯研究センターによれば、もっとも多いのが「インターホンで呼んでみる」でした。このほかには「新聞のたまり具合を見る」というのもあります。長期間、留守にするときには新聞の配達を止める必要がありそうです。   また、「洗濯物が夜になっても干したままの家」というのも留守の目印になりますので注意が必要です。「電話をかけてみる」というのもあります。留守番電話の応答メッセージに「旅行のため○日まで戻りません」などと吹き込んでいる人はいませんか?「留守ですからどうぞ」と言っているようなものです。

  忍込みや居空きなどは「人がいるのにまさか」と思うかもしれませんが、決して少なくありません。2階以上だからと安心して窓にカギをかけずに眠っていると、忍込み犯の思うツボ。「ほんのちょっとしたスキ」もドロボウは見逃しません。   また、ゴミ出しや子どもの送り迎えのときなど、すぐに戻るからとカギをかけずに外に出ていませんか? そのまま井戸端会議が始まってしまい、気がついたら30分が経過。ドロボウには十分な時間です。

  具体的な侵入方法には、図表2のようなものがあります。

  「戸締まり忘れ」は、心がけ次第です。なんと言ってもこれが基本。「錠開け」も、カギを取り替えるなどの方法でかなり防ぐことができます。 たとえばピッキング。カギ穴に特殊な工具を差し入れて解錠するもので、プロ(?)の手にかかると、わずか数秒で開けられてしまうそうです。そのため、2000年頃には急増し、マンションをねらった空き巣の多くがピッキングによるものでした。 ところが、2003年には突然激減しました。なぜか? ピッキング被害に遭いにくいカギが開発されたからです。全国防犯協会連合会の認定を受けた「CP-C錠」などが、耐ピッキング性能が高いカギです。 「ガラス破り」に対しても、割れにくい合わせガラスにかえる、カギの周辺に特殊なフィルムを貼るなどの対策が考えられます。

最後はコミュニティの防犯意識

  ドロボウは、できるだけ人の目につかないように素早く犯行を終えよう、と考えます。その逆を突くのが対策のポイント。たとえば、玄関扉にカギを2つ付けるダブルロックは、侵入までにかかる時間が長くなるため、ドロボウは敬遠します。あるいは、一戸建ての場合、高いブロック塀のようにドロボウが身を隠せるような場所を作らない、たとえば背の低い生け垣など、オープン外構にするのも有効です。

  また、セキュリティシステムを導入するというのも、ドロボウが犯行をあきらめる要素の上位に入っています。防犯意識の高さをアピールするという点でも有効といえるかもしれません。

  もっと簡単にできることがあります。それは、近所で不審な人を見かけたら声をかけるようにするなど、地域の防犯意識を高めること。都市防犯研究センターの調査によると、ドロボウが犯行をあきらめた理由の1番が、「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られたりした」だそうです。ドロボウに「どうやらこのあたりは防犯意識が高そうだな」と思わせることができれば、被害を未然に防ぐことができるかもしれません。

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