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ALSOKセキュリティレポート

防犯対策11.共同住宅を狙う空き巣の手口と対抗策

マンションを狙う盗難被害が増え続けています。 高層タイプ、低層タイプ、大型タイプ・・マンションも様々ですが、そのセキュリティはどうなっているのでしょう。わが家の安全、わが身の安心を守るためにも、いつも新しい情報を仕入れておくことが大切です。マンションに最適な防犯対策をわかりやすく解説していきます。(2004年12月 掲載)

マンションだから安全?ちょっとしたスキが犯罪を呼び込んでいます。

 泥棒の被害にあったマンションの階数別被害率を調べたところ、1階、2階につづいて、6階以上が高いという結果が報告されています(図表1)。侵入しやすく逃げやすい低層階の防犯対策はもちろんのこと、高層階も狙われているという認識を持ちましょう。高層マンションでは、最上階に近い部屋がいちばん被害に遭うことが多いようです。非常階段は、最上階までフリーというケースや建物の裏側に設置されているケースが多く、人目に付きにくいのです。   また、2階以上への侵入経路ですが、雨樋、給・排水管などを伝ったり、内階段やエレベーターを使ったりする、というのが全体の8割近くを占めています(図表2)。   侵入方法は、ピッキングは減少しているものの、サムターン回しや窓のガラス破りが増えています(図表3)。さらには無締り。オートロック付きのマンションだから、管理人さんのいるマンションだからなど、セキュリティを過信しすぎていませんか。泥棒は住人や工事関係者のふりをして、入り込んでくるのです。ちょっとした外出の時にも戸締りをしっかりして無締りをなくしましょう。

泥棒を撃退する窓・ドア対策とは?

  ここで基本的な防犯対策をお話ししましょう。窓からの侵入には、補助錠が有効です。ガラスのこじ破り、焼き破りなど、新手の手口にも効果的です。泥棒は侵入時間が5分以上かかりそうだと判断した場合、犯行を諦め、逃走することが多いといわれています。そのため、できるだけ泥棒に時間をかけさせることがポイントです。まずは、クレセント錠の他に、上下2カ所に補助錠を設置するのがおすすめです。取り付けも簡単で、比較的安価ですので、窓からの侵入対策が手軽にできます。   ドアからの侵入対策には、ピッキングされにくいシリンダーに替えることや全国防犯協会連合会の認定を受けた「CP−C」錠などの耐ピッキング性能が高い鍵に付け替えることが効果的です。また、玄関扉に鍵を二つ付けるダブルロックなども侵入抑止に有効です。サムターン回しには、サムターンカバーをつけるなどで対抗し、撃退しましょう。   実行することが、いちばんの空き巣対策。できることからはじめましょう。

マンションは犯行に好条件?そこで差のつく安全対策は?

  大型マンションともなれば、同じ様な構造の家(扉、窓、ベランダ)が、200世帯におよぶケースもあります。泥棒からすれば、一度にたくさんの犯行が可能な好条件がそろっているといっても過言ではありません。   また、賃貸マンションなどは、独身の入居者が多い、日中は不在の部屋が多い、顔見知りが少なく大きな荷物を持ち出しても怪しまれない、などの理由から、やはり犯行しやすい建物といえそうです。   マンションの共用部分については、管理組合やデベロッパーとの関係がある以上、セキュリティ対策を一存で行うことは難しいかもしれませんが、世帯ごとに防犯対策を強化することはできます。しっかりしたセキュリティ対策を施した家に、わざわざ泥棒は入ろうとは思わないものです。ピッキング、サムターン回し、ガラス破り対策はもちろんのこと、やはりセキュリティシステムを導入することが有効です。   基本的なことですが、マンションの防犯対策のポイントは、

(1)他の家よりも、入られにくくする。
(2)外部に知らせるようにする。
(3)警察の到着まで、被害拡大を防ぐ。

の三つがあげられます。最近では、無線式などのセキュリティ機器も開発され、設置も手軽にでき、料金体系もリーズナブルになる傾向がみられるなど、ホームセキュリティサービスが充実しています。   お隣さんに先駆けて、あなたからはじめてみませんか。

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