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増加する外出先での危険から、家族を守るには?

防犯対策4.ひったくり対策 〜こうすれば自分で防げる!〜

路上を歩いている人や走行中の自転車のカゴから、バッグや荷物をさらって逃げる「ひったくり」。誰もが被害に遭う危険性がありますが、ちょっとした心掛けで、未然に防ぐことができます。一緒にひったくりについて考えてみましょう。(2006年2月 掲載)

ひったくりが狙うのは、「女性」、「バッグ」。

警視庁のデータからひったくり犯の特徴を捉えてみましょう。 被害者の約94%は女性です。ひったくり犯は、弱者である女性にターゲットを絞る傾向があります。女性のほとんどがバッグを持っていること、また「キャー」と叫ぶだけで追いかけてこないことなどが、その理由に挙げられます。 ひったくり被害時の荷物の所持形態で一番多いのは、「バッグを手や肩に所持していたケース」で、約58%を占めています(図表1)。その大半が、車道側にバッグを持っていた状態で被害に遭っています。ブランドもののバッグは転売できるので、さらに狙われる確率が高くなります。 また、ひったくり遭遇時の荷物の所持形態で、約30%が自転車のカゴ内に荷物を置いた状態で被害に遭っています。カゴからバッグをひったくるのは容易だからです。さらに自転車の進行方向と反対方向に逃走すると、とっさに追いかけることができません。自転車のカゴ内の荷物も、ひったくり犯の恰好のターゲットなのです。

ひったくり犯は、圧倒的に「夜」あなたを狙う!

ひったくり被害が発生する時間にも特徴があります。ひったくりが発生するのは、圧倒的に夜間です。被害の最も多い時間帯は、20時から22時までの間、次いで22時から24時までの間となっています(図表2)。また18時から24時までの間を合計すると、被害全体の半分以上を占めています。

「夜の住宅街」「近づいてくる乗り物」に要注意。

夜の住宅街の薄暗い路上は、ひったくりに遭いやすい場所のひとつです。人通りも少なく、被害者に気づかれにくいため、犯行におよびやすいのです。さらに路地が多く、犯人が逃走しやすい場所でもあります。また駐車場、塀の陰、目に付きにくい建物の入口など、犯人がひそんでターゲットを物色できる場所もたくさんあります。住宅街は、夜と昼の表情が全く違うもの。最寄り駅から自宅までの帰路、夜の環境をよく把握しておきましょう。まず自分の帰路の危険を知ることが、ひったくり被害を防ぐ第一歩です。 また、ひったくりは乗り物を利用した犯行が多くあります。例えば、バイクに2人乗りし、後ろに乗っている者がバッグをひったくるケースが挙げられます。ターゲットが現れるとバイクなどで近づき、強引にバッグなどをひったくって、スピードを上げ逃げていきます。しかもヘルメットをかぶっているので、人相を知られることもないのです。多くの場合、バイクは盗難車であったり、ナンバープレートが隠されていたりします。 夜、住宅街を歩く時には、近づいてくるバイク、自動車、自転車などに注意を払いましょう。

ひったくり被害に遭わないためのポイント。

まず「自分だけは大丈夫」という意識を変えることです。そして、ただ無防備に歩くのではなく、以下のポイントを守って自分でひったくりを防ぎましょう。

    【バッグ】
  • バッグは車道と反対側に持つ
    ひったくり被害の大多数は、車道側にバッグを持っていた時に発生しています。バッグは車道と反対側に持ちましょう。
  • バッグの持ち方に気をつける
    ただ肩に掛けただけのバッグは狙われやすいので、体の前に両手で持つ、タスキ掛けにするなど、持ち方に気をつけましょう。
  • リュックにする
    ハンドバッグやショルダーバッグではなく、奪いにくいリュックにするのもよいでしょう。
    【自転車のカゴ】
  • ひったくり防止ネット、ひったくり防止カバーを使用する
    自転車のカゴに、ひったくり防止用のネットやカバーを装着すると、荷物やバッグが奪われにくくなります。
  • カゴの中を外から見えないようにする
    雑誌等をカバン、ハンドバッグの上に置くだけでも効果があります。
    【歩くときの注意点】
  • 明るく人通りの多い道を通る
    少々遠回りでも、明るく人通りの多い道を通りましょう。やむを得ず、暗く人通りの少ない道を通るときは、周囲に気を配りましょう。
  • つけてくる人や乗り物に気をつける
    人通りの少ない道路を歩く時は、誰かが自分の後をつけていないか、周囲に気を配りましょう。とくに無灯火の自転車やオートバイ、通り過ぎてからUターンをするバイクには要注意です。
  • 携帯電話は控える
    歩きながら携帯電話で通話やメールをするのは、注意力が散漫になります。夜道での使用は控えましょう。
  • 防犯ブザーなどを装備する
    犯人は大きな音にひるみます。いつでも鳴らせるよう準備しておきましょう。
  • もし万が一ひったくり被害にあった場合は?
    大声を上げて周囲の人に知らせ、すぐに110番通報しましょう。犯人の特徴をできる限り詳しく記憶し、警察の方に伝えましょう。
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