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ALSOKセキュリティレポート

防犯対策20.我が家のプライバシーを守れ! ALSOKの盗聴器探索サービスの現場

他人の生活を密かに探る卑劣な行為、盗聴。ストーカー行為から、空き巣の下調べまで、様々な犯罪と関係しています。手口も巧妙化し、機器の入手も容易になっているのが現実です。これに立ち向かうALSOKの盗聴器探索サービスの現場をレポートします。(2006年9月 掲載)

知らぬ間に忍び寄る、盗聴器の恐ろしさ

突然ですが、クイズです。あなたの家に盗聴器が仕掛けられているとします。一刻も早く見つけて取り外したいところですが、次のうちどこに仕掛けられていると思いますか?

A)電源コンセント
B)電話機
C)ぬいぐるみ

皆さんはどれを選びましたか?実はこの3つ、いずれも盗聴器を仕掛けられている可能性があります。下の写真を見てください。これらはいずれも、電気店専門街などへ行くと誰にでも簡単に入手できてしまう、最も一般的なタイプの盗聴器です。〈1〉は電源タップタイプ、〈2〉は電話機のモジュラーケーブルの中継ぎコネクタータイプ、〈3〉は電池タイプです。

また、盗聴の目的も様々ですが、一般家庭の場合、金銭トラブルや相続問題、恋愛問題など、身近な人が仕掛けるケースも多いようです。

ALSOKの盗聴器探索サービス

ALSOKではセキュリティサービスの一つとして、「盗聴器探索サービス」を行っています。中心となっているのは、ALSOK綜合警備グループの多摩綜合警備株式会社。スタッフの中村さんと調査員の方にお話を伺いました。 「プロジェクトに着手したのは、今からおよそ10年前。セキュリティサービスの一環で始めたのですが、当時は法人のお客様は別として、個人のお客様は『盗聴?何それ?』といった具合で、盗聴器への関心はほとんどありませんでした。社会的関心を集め始めたのが、今から6年ほど前でしょうか。『ストーカー』という言葉が世間を騒がせ、深刻な問題が表面化した時期と重なります。次第にお問い合わせも増え、それならばと、本格的に個人のお客様に向けてのサービスを開始することになりました。」

サービスを始めて、どんな事例があったでしょうか。 「ALSOKホームセキュリティ7を導入されたお宅で、導入直前に盗聴器の探索を行ったんです。このお宅は出窓にたくさんのぬいぐるみが並んでいたのですが、その中から電池式の盗聴器が発見されました。恐らくは、空き巣が下調べのために仕掛けたもので、窓が開いているときに、外からぬいぐるみを忍ばせたのだと思われます。 他には、賃貸マンションに引越しされた方のご依頼で、電源コンセントの中から埋め込み式の盗聴器が出てきた例もありました。以前の住人に仕掛けられていたものが、そのままになっていたのだと思われます。こうなると、一般の方ではほとんど見抜くことはできません。」

日常生活を安心して過ごすために

盗聴器はどのように探索するのでしょうか? 「まず初めに『レシーバー』と呼ばれる機械で、電波の発信源を、つまりは盗聴器を探知します。『レシーバー』は、例えて言えば、ものすごく性能の良いラジオです。AMなどの低い周波数帯からBSのような極めて高い周波数帯まで、幅広く電波を捉えることができます。電波を探知すると、次は『八木アンテナ』という機械で、盗聴器がある方向を割り出します。そして最後は、経験と勘と手作業で、盗聴器を見つけ出すのです。 最近依頼が多くなってきた盗撮器の探索についても、ほぼ同じやり方です。」

さらに中村さんたちがこだわっているのは、仮に電波が探知されなくても、疑わしいところは手作業で全部あたってみるということです。何故なら、既に電池が切れた電池式の盗聴器が見つかる可能性があるからです。電池が切れていると当然使うことはできませんが、一度仕掛けられたということは、また仕掛けられる可能性があるということです。そのため、くまなく捜す必要があるのです。

そして探索が終了すると、お客様へ盗聴器についての説明を行います。その理由について、中村さんは次のように語ります。 「盗聴器の探索だけ行なって、無ければハイ終わり、ではあまりに無責任だと思うんです。お客様は不安で私たちに依頼してくるわけですから、盗聴器が有ったにしろ無かったにしろ、不安を解消し、日常生活を安心して送れるように手助けをするのが私たちの務めです。最初は緊張した面持ちだったお客様が、最後に安心した表情に変わられたとき、私たちも嬉しいのです。」

より大きな安心を得るために―。盗聴の不安がある方、また、ホームセキュリティの導入を機に、ALSOKの盗聴器探索サービスを利用されてみてはいかがでしょうか。

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