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お年寄りの安全5.年末年始の安全対策 〜安全はあなたの心がけ次第〜

いよいよ年末年始のシーズンが到来しました。外出や飲食の機会が増え、楽しい時期でもありますが、その反面つい気がゆるみ、予期せぬ事態を招いてしまうことがあるかもしれません。安全に楽しい年末年始を過ごすためには、一人ひとりの心がけが大切です。(2005年12月 掲載)

楽しい年末シーズンは、急性アルコール中毒の多い季節?!

平成16年度の東京消防庁「急性アルコール中毒による搬送人員の推移」を月別に見てみましょう。1年の中でも12月は1,727人と、他の月と比較すると、男女とも多いことがひと目でわかります。これは、12月に忘年会やクリスマス会などの飲酒の席が多くなり、知らず知らずの内に、一度に大量のアルコールを摂取してしまうことが原因と考えられます。また曜日別に見てみると、金曜日、土曜日、日曜日が、他の曜日に比べて多いことがわかりますが、これは、飲み会などの開催が週末に集中しているためと思われます。特にこの時期は、自分自身で身を引き締め、同席している周囲の人たちに迷惑をかけないように心がけましょう。

急性アルコール中毒を防ぐには。

急性アルコール中毒を防ぐには、まず、アルコールは薬物であるということをきちんと認識することです。そして次のポイントを守りましょう。

  • 自分の適量を知ること。そして、その日の体調にも注意して無理をしないようにしましょう。
  • 短時間での多量の飲酒(一気飲み)はしないようにしましょう。
  • 飲酒の無理強いはしないようにしましょう。
  • 空腹の時は、飲酒しないようにしましょう。
  • お酒が飲めない体質の人は、周囲に「お酒が飲めない体質である」ことを伝えましょう。
  • 酔って寝ている人には、時々声をかけて様子を見ましょう。

血液中のアルコール濃度が急激に高くなり、中枢神経がまひした状態が「急性アルコール中毒」ですが、状況が悪いとショック状態に陥って亡くなることもあります。そのような事態にならないように、速やかに医療機関へ連れて行くことが大切です。もし飲酒の場などで、同席した人が急性アルコール中毒だと思われた時は、救急車が来るまで次のように対応しましょう。

  • 横向きに寝かせ、吐いたものがのどに詰まらないように注意する。
  • 衣類をゆるめ、体を楽にする。
  • 体を冷やさないように保温する。
  • 誰かが付き添い、一人にしないようにする。

おめでたいお正月。でも、お年寄りのおもちは要注意!!

お正月につきものなのが、おもち。お正月らしさを味わえる美味しい食べものです。しかしお正月は、お年寄りがおもちをのどに詰まらせ、亡くなる事故が毎年後を絶ちません。なぜお年寄りは、おもちを詰まらせてしまうのでしょうか。それは、お年寄りが物を噛む力や飲み込む力が弱くなっていることや、のどに詰まりかけた時に、むせて吐き出す力も鈍くなっているからです。そのため、粘り気が強く、のどにからみやすいおもちを詰まらせる事故が起きてしまうのです。

お年寄りに安全におもちを食べてもらうために、次の点に気をつけましょう。ちょっとした心づかいと工夫で、おもちの事故は防ぐことができます。

  • 食べやすいように小さく切りましょう。
  • おもちを食べる時は、必ず水分を一緒にとりましょう。
  • あわてておもちを飲み込まないようにしましょう。
  • おもちを食べる時は、必ず家族と一緒に食べましょう。

もしも、お年寄りが急にのどに手を当てて苦しそうにしていたら、窒息のサインです。すぐに背中を強く叩いて、異物を吐き出させましょう。のどを手で押さえることもなく、ぐったりしている時には、すでに意識がなく呼吸が停止する危険があります。このような場合は、異物を取り出すよりも、すぐに人工呼吸や心臓マッサージを行う必要があります。そして急いで119番通報をし、一刻も早く救急車を呼びましょう。

旅行時や帰省時、外出時のチェックポイント。

年末年始は旅行や帰省、外出をする機会が多く、空き巣などの犯罪が目立ちます。また、空気が乾燥しているので火災も多い季節です。そのためこの時期は、特に防犯、防災を心がけ、未然に事故を防ぐようにしましょう。防犯対策の一つとして、チェックポイントを表にし、出かける前や就寝前などに確認するとよいでしょう。まずは一人ひとりの心がけからです。あなたの安全を作るのは、あなた自身なのです。

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