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ALSOKセキュリティ川柳

今月の優秀賞
佳作
今月の選者
押忍!美緒です!今回のテーマは「いざという時」。たくさん送っていただき、感謝しますぞ。早速ながら、選評を述べさせていただきます。

優秀賞の方は、帰省から戻ったときタンスが荒らされているのを見て、「まさか空き巣が?」と一瞬緊張が走ったようですが、ひと呼吸おいて冷静になると、「タンスの衣服を引き出したのは帰省前の私自身だ!」と気づき、猛反省&赤面されたとのこと。大いに笑わせていただきましたが、この時の、この方の行動は非常に賢明!いざという時は、落ち着くことが肝要ですが、そうするにはまず「呼吸をする」ことです。慌てると平常心を失い、呼吸が早く、浅くなります。呼吸が浅くなると、周りが見えなくなり、どうしたらいいかわからなくなります。そうならないためには、まず、深呼吸しましょう。パニック時というのは、息を吸おうとすると、かえってできなくなるもの。ですから、始めに息を吐きましょう。そうすれば自然と吸えます。映画などで武術家が戦いの前に息を「ハア〜」と吐くのを見たことありませんか?それと同じ原理なんですな。

知恵に富んだ句もたくさんいただきました。2番(『いざという 時はケータイ よりも笛』)は、皆さんも頭に置いておきましょう。「携帯を持っているからいつでも連絡できる」と思っていても、いざという時に、110番にかける余裕はないもの。その点、笛はすぐ吹けて周囲に知らせることができます。実は私も持ち歩いています。ステンレス製のものが、音がよく通ってお勧めですぞ。3番の句(『逃げ足を 鍛えるための 徒歩通勤』)も大変結構。護身術の基本は逃げることにあります。普段、足腰を鍛えるには、早めに歩く、電車の中で爪先立ちをする、目的のひと駅前で降りて歩くなどといったことが道具も必要なく気軽に始められ、効果的ですぞ。

4番の句(『無理矢理に 近くの人を 友にする』)は大変的を射ています。当然、一人よりも複数で対処するほうが身の安全を図れます。周りに助けを求めるとき、例えば「誰か110番してください!」といってもなかなか動いてくれないもの。頼む人を決め、相手の目を見て「あなた!110番お願いします」と指名しましょう。6番の句(『追いかける 石ぶつけつつ 追いかける』)は大変勇ましいですな(笑)。この方は無事にひったくりからバッグを取り返したそうです。誰しも同じ行動はとれませんが、こうした気構えを持つことも大切ですぞ。ひったくりに遭ったら、まず声を出し逃げていく方向にいる人たちに知らせましょう。

また、災害に関する句もありました。7番(『備えたが 持出袋 どこへやら』)などは、覚えのある方が多いのでは? 非常用の持出袋は、用意した日にちを書いて見える場所に置き、カレンダーに印をつけておくなどして、時折中を点検しましょう。8番の句(『雪隠へ 逃げて隠れる 地震どき』)は昔からよく言われることで、雪隠は「せっちん」と読みトイレの意ですが、トイレは四方を柱に囲まれているため頑丈なのだそうです。しかしながら、地震の揺れで棚の上などから物が落下すると危険ですし、歪んでドアが開かなくなることもあります。文字通り「雪隠詰め」にならないよう、くれぐれもご注意を。9番の方(『助けて!で ダメな時には 火事だー!』)は、「身を守る」の回をよく勉強されているようで結構、結構!

今回は、バラエティに富んだ作品で、いざという時の具体的な対処法をいくつかお話でき、誠に有意義でしたな。大切なのは「落ち着く」こと、そのためにはまず「呼吸をする」ことが肝要だと、皆さん、よく頭に入れていただきたい。では、本日はこれまで。押忍!
 
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