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【今月の優秀賞】テーマ「集中力・緊張感」見えぬ敵 八方睨み 夜の道

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【今月の選者】護身術講師 美緒 衛(みお まもる)

押忍!美緒です!年度末となり、慌ただしくなるこの時期。せわしい時こそ、集中力と緊張感を持って臨みたいものですな。今回は、災厄を未然に防ぐための「集中力・緊張感」に関する句をご紹介していきましょう。

優秀賞の句は、一読するだけで、集中力と緊張感が伝わってきますな。夜道に限らず、常に「誰かが狙っているのでは」という意識を持ち、物陰や死角など「八方睨み」しながら、「あそこから犯人が出てきたらこうしよう」などと、襲われた時どうするかをイメージしておくことが大切です。犯人は、無防備な人ほど狙うもの。集中力と緊張感を持つことで、狙われる確率を減らせますぞ。

1番(とりあえず 急所攻撃 侵入者)は、とても勇ましい女性の作品ですな。実際「股間蹴り」は、力の無い女性にとって有効な攻撃法。その方法を教授すると、犯人と対峙したら、まず間合いを取りつつ、利き足(蹴り足)を後ろに引いて身体を45度斜に構え、相手の顔を見たまま、スネが股間にあたるように思いきり蹴り上げます。すぐにこの体勢を取れるように普段から緊張感を持つことが大切ですぞ。蹴り上げる時のポイントは、後ほどご紹介するので、参考にしてください。

2番(夜道では 緊張感と ベルを持て)は、まさにその通り。この方は、すれ違いざまに胸を触られてしまったことがあるそうです。人が接近してきた時は、腕の長さほどの間隔を取るようにすると、このようなことはかなり防げます。夜道では特に、緊張感と防犯ベル(ブザー)を持ち「自分の身を守る」意識を高めましょう。
3番(緊張の 糸は束ねて 切れぬよう)は、ちょっとした油断が元で災難に遭ってしまうことのないように、緊張感を持続させることが肝心という句ですな。特に気が緩んでしまうのは、家が目前の時。玄関に入り、鍵をかけるまでは油断禁物ですぞ。

集中力をつけたいという4番の方の句(集中力 つけるためする さぁ集中!)。いざ「集中力をつける」といっても、何からはじめたらいいのかわからない人は多いでしょう。しかし、何も難しいことをする必要はなく、例えば、護身術でいえば技の練習を繰り返し行うなど、日々の積み重ねが重要となります。「訓練は実戦の如く、実戦は訓練の如く」という言葉があります。訓練では、常に実戦のつもりで真剣に臨み、実際の戦いの場では、訓練した通り落ち着いて行動すれば上手くいくということです。「集中力は1日にしてならず」ですぞ。
動体視力について詠んだ5番の句(DSで 動体視力 日々鍛え)。相手の攻撃をかわすために、動体視力はとても重要。動体視力を鍛えるにはこの句のように、流行のゲーム機を使うのも一つの方法ですな。昔ながらの鍛え方では、走る電車の中から駅名表示や看板などを目で追うという方法もあります。

そして、大笑いしたのが6番(部屋の鍵 閉めたがファスナー 閉め忘れ)と7番(緊張し お尻が緩み すかしっぺ)。集中と緊張も時に悪さしますな(笑)。そういえば私もトイレで何度か…、いやいや、ゴホン!それぐらい鍵かけに集中したのですな。結構、結構(!?)
8番(緊張感 高める市民 パトロール)は、市民による防犯パトロールをテーマとした句。自分一人で緊張感を持続させるのはなかなか大変。こうして地域の皆さんと防犯に取り組むことで、お互いに緊張感を高めあうのも一つの方法ですな。

「集中力・緊張感」、これらは護身の基本です。特に暗い夜道、人通りの無い道では、集中力と緊張感を持続するよう心がけ「自分の身は自分で守る」意識を高めてください。

急所攻撃(股間蹴り):蹴り上げる時のポイント

良い例悪い例

※相手の股間を蹴り上げる時、足を振り子のように上げること。

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