ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、このたび「避難所運営のための手引き」を作成し、「防災の日」である9月1日より、希望される自治体などに無償で提供することを決定いたしましたので、お知らせします。
日本は地震大国と呼ばれ、近年では、阪神・淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災などで非常に大きな被害を受けました。いずれの震災時もALSOKは、経営理念である「ありがとうの心」と「武士の精神」のもと、グループ全社を挙げて被災地での復旧・復興活動等に取り組んでまいりました。
そうした被災地での活動を通じて、被災された方の一時的な生活の中心・生活基盤となる避難所を、いち早く安全で安心な空間にすることが早期復旧・復興のためにも不可欠であると強く感じるようになりました。
そこで、避難所の開設から閉鎖まで、運営にかかわることをわかりやすく簡潔にまとめ、災害発生後の混乱の中でも、最低限の対応が迅速に行えることを目的として、「避難所運営のための手引き」を作成いたしました。また、本手引きは広く皆さまに活用していただきたいと考え、無償での提供を決定いたしました。
ALSOKは、今後もさまざまな視点から、社会の安全・安心を守る取り組みを進めてまいります。
記
1 資料名
「避難所運営のための手引き」
2 体裁
A4判 40ページ
3 媒体
冊子
4 提供方法
希望者に無償配布
5 配布開始日
2012年9月1日(防災の日)
6 掲載内容
● 第1章「日頃の準備」
避難所で準備しておきたい備蓄品について(種類と数量の目安、など)
● 第2章「避難所の運営」
○ 避難所開設〜運営から閉鎖の流れ(フロー)とチェックリスト
○ 避難所レイアウト例(学校体育館/教室)
○ 避難所運営組織の全体像(施設管理班/救護班/衛生班など)、人数割当ての目安など
● 第3章「避難所の助け合い」
各役割の運用の流れ(フロー)
● 資料集
水の調達方法、トイレの使用についてなど
● 様式集
避難者名簿、ボランティア受付表など
7 申し込み・問い合わせ先
8 参考
【BCPサービス紹介】
社会全体において災害から復旧・復興するためには、人々の生活基盤が確保されるのはもちろんのこと、その地域の企業が災害によって活動を中断せずに、継続し続けることも重要な要素となります。
そこでALSOKは、災害をはじめとした様々な企業リスクに備え、事業を継続させるためのBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)サービスの提供を行っています。
以 上