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ALSOKのサービスに飛行ロボット登場!飛行シーンに密着してみた

企業や施設、個人の自宅を守るとともに、メガソーラー発電施設を守る警備サービスも提供しているALSOK。この10月からは、新たに無人飛行ロボットを使ったプレサービスがスタートしました! ――え? 発電所と飛行ロボット、何の関係があるかって? そのヒミツを探るべく、活躍が期待される飛行ロボットに会いに行ってみました!
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みなさん、おはようございます! ここは千葉県にあるALSOKの研修所。
今日はアルボと一緒に、話題の飛行ロボットを見学しにきたんだよ!
いわば、ぼくの後輩ロボットデスね! あっ、運ばれてきマシタよ。
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あの箱の中に入っているんだね。ワクワクするなぁ。
飛行ロボットと対面する前に、今回始まったサービスについて、簡単にご説明しておきましょう!
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メガソーラーを造る土地は広大で、建設前の土地の選定や建設後の維持管理が大変です。そこで、飛行ロボットを活用して、施設を“空撮”したり、パネルに異常がないかを“点検”したりすることを可能にしたのが本サービス。

従来は、“空撮”は航空測量会社などに依頼し、“点検”はパネルを一枚一枚、人の手で確認するなど、膨大なコストと手間がかかっていました。

その点、無人飛行ロボットなら広い範囲を効率よく空撮&点検でき、従来のサービスよりも短時間かつ安いコストで実施することができるようになったというわけです。

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なるほど、飛行ロボットでメガソーラーを運営する人の負担を減らすサービスなんだね。
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これかぁ! あれっ、思ったより小さいなぁ。
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なんか……タコみたいだね。
これは、複数の回転尾翼を備えた「マルチコプター」と呼ばれるジャンルのヘリコプターなんですよ。プロペラが6枚付いてるでしょ?
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「この機体は、マルチコプターメーカーであるエンルート社から購入しました。ただ、サービスに沿って、ALSOKでは3つのカスタマイズを施しています。その1つ目は、可視カメラと赤外線カメラの2台を搭載した点です」(開発企画部・土谷尚賢さん)

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ほんとだ、2台あるね。でも赤外線カメラって必要なの?

「もちろん! 太陽光パネルは、不具合や落ち葉などの汚れの付着によって部分的に発電量が低下すると、そこが抵抗体となって発熱する“ホットスポット”と呼ばれる現象が起きるのです。赤外線カメラで見ると一目瞭然ですよ」(土谷さん)

「左の白黒写真の赤い円で囲ってある白い点がホットスポットです。これを可視カメラで見たのが右上です。雑草が伸びて、発電を妨げていることがわかりますね。赤外線カメラと可視カメラの2つを積むことで、異常と原因を同時に確認することができるんです」

上空から撮影した画像は機体内部に録画すると同時に無線でも映像が送られてくるので、リアルタイムで確認可能。太陽光パネル1MW(2ha相当)あたり、約10分で点検できるのだそうです。

カスタマイズの2つ目は?
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「バッテリーの数です。通常2個のせるところを4個に増やし、フル充電の状態で20分間の飛行が可能になりました。1回の飛行で空撮できる面積は約4ha。太陽光パネルで約2MW分の空撮が可能ですよ」(土谷さん)

バッテリーの重さは、1つが約800g。加えて2台の小型カメラを搭載するとあって、その重みに耐えながら安定して飛べる機体を選定するのが大変だったのだとか。

「カメラもあまり重くてかさばるものは積めません。高い画質を維持しつつ、軽くてコンパクトなものを探すのも苦労しました。実は、赤外線カメラには100万円のコストを費やしているんです」

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あわわ……カメラだけで100万円!? 墜落したらショックで気絶しそう。。
カスタマイズの3つ目は?
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「自律飛行ができる点です。GPS機能を搭載しているので、離陸や着陸はもちろん、あらかじめパソコンでプログラミングした軌道を自動で飛行することができますよ! 飛ぶ方向や傾き、高度なども内蔵センサーで制御しています」(土谷さん)

何度も折り返すような難しいルートも自動で飛べるんデスね。賢い!
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ねえねえ、さっきからゆらゆらしてるコレは何? 

「これは風速計ですね。風速が5mを超えたときは安全のために中止します。でも、今日の風速は4m程度だから大丈夫ですよ」(土谷さん)

あっ、ぼっちゃん。プロペラが回り始めマシタよ! いよいよ飛び立つみたいデス!
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わっ、すごいパワーだ。ぐんぐん昇っていくよ! 
空に吸い込まれて見えなくなっちゃいそう! 

「現在の高度は30mです。実際のサービスでは40mくらいまで上昇します。というのも、太陽光パネルの設置場所付近は風が乱れて、低空飛行では安定して飛べないから。また、カメラから送られてくる画像が最も鮮明に見えるのも、ちょうど40mあたりなんです」(土谷さん)

定められたルートを飛んで、無事に帰ってきましたね! 
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これが全部自動でできるってすごいよね。開発にはどのくらいの歳月がかかったんだろう?

もともと、ALSOKでは1982年という早い時期から自律走行型のロボット開発を進めてきました。そこで培った技術をもとに、2002年にはロボットサービスを開始しました。が、厳密には屋内専用。精密なロボットに凸凹した道は不得意だったのです。

「そこで、道の状況を問わず使用できる飛行ロボットに注目したのが3年前。そこから研究を重ねて、現在の形になりました」(土谷さん)

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もうおしまいかぁ。名残惜しいなぁ……。
でも、機体はどうやってしまうんだろう?

「しまうときは、専用の箱に収納します。6つの腕をたたんで、プロペラやカメラをはずせば、ずいぶんコンパクトになるんですよ。宅配便で送ることも可能です」(土谷さん)。

この手軽さも、きっと低コストでのサービス実現に一役かっているんデスね。
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この飛行ロボット、将来はどんな活躍が期待されているの?

「今後、画像処理の技術開発が進めば、ホットスポットを自動で見つけたり、画像から着陸地点を探したりといったことが可能になります。メガソーラー施設だけでなく、風力発電施設の風車点検への導入も検討中しています」(土谷さん)

また、2014年7月に国土交通省が老朽化した橋梁の“近接目視”を義務付けたことから、橋の下や横に接近しつつ、安全に点検を行える飛行ロボットの開発も進行中です。

橋にギリギリまで接近しつつ、ぶつからないようにするために、これまでの自律走行ロボットの研究で培った対人回避機能を搭載しているそう。さらに、今後は従来の警備や案内ロボットで培った技術を応用し、飛行ロボットを警備対象先の外周を巡回する警備システムの実用も目指しているのだとか。

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わぁ、すごいね。将来が楽しみだなぁ。 アルボも負けてらんないね?
う……すごいプレッシャー。ぼくもがんばろうっと! 
さようなら、ぼくのカワイイ後輩。また会う日まで!
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ALSOKでは、今回のプレサービスの結果を踏まえ、メガソーラー施設向けサービスについて2015年4月の正式サービス化を進めています。

お問い合わせは、ALSOK広報部(koho@alsok.co.jp)まで!

★商品紹介
「ALSOK飛行ロボットで空からメガソーラー発電施設をみまもり」プレスリリース
http://www.alsok.co.jp/company/news/news_release_details.htm?alpc_news.news_detail%5Bid%5D=2644

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