CSRコミットメント

  • 積み重ねてきた経験とノウハウを活かし、真の一流企業にふさわしい「人財」を育て次の50年に向かっていきます。

創立50周年を迎えて

 当社は、1965年に、警察、消防等に協力して社会の安全を確保するという理念の下、日本独自の警備会社として設立され2015年で創立50周年を迎えました。
 高度成長期に入り、警備は一般社会から必要とされるようになり、当社は草分け的な存在として事業を開始しました。その後も、グローバル化や社会の発展に伴い変化するお客様の考え方や世論に、事業のやり方やノウハウを合わせ発展してきましたが、常に感謝の気持ちを忘れない「ありがとうの心」、気高く強く、協力と団結を何よりも重視する「武士の精神」、さらには、どんな悪条件をもたくましく生き抜く「野鳥の精神」を原点として、誠実に事業を遂行し立派な警備の提供を徹底してきました。現在は、綜合管理・防災や介護事業など広義での警備という分野にも事業を拡大しています。2015年3月期におけるALSOKグループの連結売上高は3600億円を超えましたが、これからさらに安定した事業へと進めていくことが課題です。また、「安全・安心」という社会的なニーズは未来永劫続きますので、今後も気を引き締め前進していきます。

50年間で培った「ALSOKの強み」

 まずはサービスの質が挙げられます。一生懸命やることがサービスの質向上につながり、それがおそらく当社の一番の強みだと自負しています。
 その上で、日本全国をカバーするALSOKグループの3万人を超える社員の対応力と、積み重ねてきた経験とノウハウが挙げられます。機械警備・常駐警備・警備輸送を24時間365日、日本中どこへでも駆けつけることができるという利便性も、当社の強みの一つです。また、当社は、人の生命、身体および財産を守ることを生業としているので、課せられた厳しい条件に適正な業務遂行で臨む、人として信頼できる社員の育成が不可欠です。そのため、専門知識や技術の習得だけでなく、倫理観を育て、コンプライアンスを徹底するための研修・教育を行い、社会に認めていただける「人財」の育成に努めています。このように、質の高いサービスの提供に常に誠実に取り組み、お客様の信頼を得ていることが当社の強みであると考えています。

CSRの取り組みについて

 CSR活動の位置付けですが、そもそもALSOKの「安全・安心を守る」という事業そのものが社会的価値の高いものだと考えています。その上で、ALSOKの持続的成長に寄与するCSR活動を特定し、4つの重要テーマとして位置付け活動の強化を図っています。
 一つめは「社会的課題の解決に貢献する商品サービスの提供」としました。少子高齢化や多様なニーズにお応えするべく、「HOME ALSOK」ブランドを立ち上げ、警備を中核に介護事業への業務拡大を進めています。
 二つめは「人材育成と働きやすい職場づくり」です。持続的成長には競争力のある「人財」が不可欠であり、ワークライフバランスの推進等幅広く活動を強化しています。「女性管理職率5%」目標についても、達成に向け良い方向に進んでいます。
 三つめは「積極的なコミュニケーションによる地域社会への貢献」ですが、まず地元で何ができるかを社員に考えさせています。「ALSOKあんしん教室®」をはじめ、地域に根ざした活動を続けていきます。
 そして最後が「信頼される警備サービス」です。当社は常に高い倫理観や規律性を求められており、特にコンプライアンス、情報資産の保護、事業継続計画(BCP)は、経営の最重要課題と捉えています。
 また、地球環境の保全は人類普遍の課題であり、ALSOKグループもCO2排出量の削減やリユース・リサイクルへの取り組み、森林保全のための植樹活動など、自然を守るためにできることから進めています。

次の50年に向けて

 ALSOKグループのキーワードは「守る」です。お年寄り、お子さま、女性の一人暮らし、設備、パブリックのインフラ、ATMなど、「守る」ものはたくさんあります。こうした多方向からのニーズを考えたとき、広義での警備という分野はもっともっと広がっていくと考えています。当社のサービスも、単に施設・人・財産を守る警備から、人が安全・安心・快適に暮らしていくためのサポートへと変わりつつあります。常に変化に対応し、警備業という垣根を越えて、社会に必要とされる企業であり続けたいと考えています。
 しかし、厳しい企業競争の中で事業を展開し業績を上げるには、社員の人間性、業務遂行能力の向上を図ることが不可欠です。当社では、かねてから社員一人ひとりが「人徳」を高めることはもちろんのこと、企業としての「社徳」も確立させることを目指してきました。真の一流企業にふさわしい「人財」を育て、「社徳」を確立し、それらを継続的に伝承していくことが当社の持続的な発展につながるものと考え、50周年を期に諸情勢の変化に対応し、かつ将来においても通ずる内容とするため改訂した「綜警憲章」※1にも謳いました。
 この綜警憲章を当社の志として、まずは2020年の東京オリンピック・パラリンピック※2開催をさらなる飛躍のチャンスと捉え、日本における警備の質の高さとホスピタリティを世界にアピールしたいと考えています。そして国の内外を問わず、真の一流企業と認めていただけるように、次の50年、100年に向かって邁進していきます。

※1 綜警憲章:創業の精神や会社が歩むべき道、社員の進むべき方向を示したもの。
※2 ALSOKは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルパートナー(セキュリティサービス&プランニング)です。