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ALSOKあんしん通信

地震対策していますか?

忘れられやすい地震の脅威
 去る1月17日は何の日だったかご存知でしょうか?1995年に阪神淡路大震災が起きた日です。あれから16年の月日が流れたこの日、過去の教訓を忘れないよう、各地で防災訓練が行われました。しかし、当時の被災者でなければ、時間の経過とともにその記憶は薄れがちです。内閣府による「防災に関する特別世論調査」によると、大地震に備えた対策を特に取っていない人の割合が、平成19年時は13.5%だったのに対し、平成21年時では24.2%に増加しています。こうした調査からも、地震の脅威が忘れられやすいものであることがわかります。



 確かに、阪神淡路大震災のような大規模な地震は、そうそう起きそうにありません。いくら日本が世界有数の地震大国と言われているとはいえ、そこまで大規模な地震の発生を不安に思うのは杞憂なのでしょうか?いえいえ、それは違います。文部科学省の地震調査研究推進本部によると、実は、2010年にはマグニチュード6.0以上の地震が17回も発生しています。さらに、同本部の「全国地震動予測地図」では、今後、関東、中部、近畿、四国地方で、大規模な地震が発生する確率が高いことが示されています。

 ちなみに、阪神淡路大震災の際は、住民のほとんどが大地震の発生を予想しておらず、官公庁の地震対策もそこまで大規模なものを想定して講じていなかったそうです。その結果、被害は甚大で、死者は6,436人、負傷者は約4万4千人にのぼりました。

○地震が起こる前に!

 さて、私達ができる地震対策の基本は、事前対策になります。地震が起こる前に、下記を確認しておきましょう。
防災グッズの準備
 非常時に持ち出すグッズを普段から準備しておきましょう。最近では、一風変わったグッズもあります。例えば、普段はインテリアのライトですが、非常時には、懐中電灯に早変わりする照明器具があります。また、外見はぬいぐるみや観葉植物なのですが、その中には防災グッズが入っており、いざという時にはすぐに取り出すことが出来る、といった商品もあります。このように、身近なモノが防災グッズとしても使えると便利ですね。

その他、便利な防災グッズとして、当社のガードマンショップ(http://guardman-shop.com)でも扱っている、たためるヘルメット「タタメット」があります。従来のヘルメットは、家に備えておくには大きいモノでした。家族の分を用意しようものなら、かさばって大変です。しかし、このたためるヘルメットなら、普段使用しない時には折りたたむことができるので、場所をとりません。他の防災グッズと一緒に備えることができます。

 ところで、防災グッズが非常時にきちんと性能を発揮するかは、事前に確認をしておく必要があります。国民生活センターが特定の防災頭巾に対して行ったテストによると、防炎や難燃加工をうたっていても、燃焼し焼失してしまうものがあったそうです。同センターでは、日本防炎協会の認定品を購入の目安にすると良い、などのアドバイスを行っていますので、参考にしてください。

非常食の準備
 非常食にも様々な種類が出てきています。定番であるカンパンやクッキーの他にも、パンや雑炊、パスタやシチューなどがあります。珍しいモノとして、お餅などもあるようです。さらに、コアラがトレードマークのあの有名なお菓子も非常食になっています。

家具の転倒防止
 総務省消防庁のホームページには、阪神淡路大震災の状況について、「食器棚が開いて中の食器類が散乱し、また、冷蔵庫やピアノは移動してしまいテレビや電子レンジが飛ぶといった、日常では考えられない現象が確認されている」と記されています。なお、気象庁では、震度5強で「タンスなど重い家具が倒れ、テレビが台から落ちる事がある」と想定されているそうです。日本では震度4や5といった地震は珍しくありません。タンスや食器棚、本棚などは倒れないように金具で固定したり、なるべく重いものを乗せたりしないようにしましょう。

避難場所や連絡方法の確認
 自宅や勤務先周辺の避難所と避難ルートを確認しておきましょう。特に、大規模な都市で地震が発生した場合、避難者の規模が大きくなり、交通機関のマヒなどから、自宅へ帰れない場面が大いに考えられます。このような場合は、避難場所で交通機関の復旧を待つようにしましょう。また、非常時は、電気や電波の状況から携帯電話がつながらなくなる場合があります。あらかじめ、電話会社が提供している災害用伝言板サービスなどを確認しておきましょう。

○地震が起こったら!

 もしも大規模な地震が発生したら、決して慌ててはいけません。まずは、以下の行動を取りましょう。
身の安全の確保
 可能な限り頭を守り、机やベッドの下など大型家具が倒れてこないところに身を伏せ、揺れがおさまるのを待ちましょう。
火元の確認
 地震後に怖いのは、火災の発生です。揺れがおさまったら、火の始末を行いましょう。もしも出火した場合は、早めの消火が大切です。
出口の確保
 窓や扉を開け、避難経路を確保しましょう。また、家の中では落下した家具やガラスの破片に注意し、スリッパなどを履いて移動しましょう。家の外では、門や塀に近づかないようにしましょう。

○最後に

 天災は忘れた頃にやってくる、という言葉がありますが、意識していない時に降りかかる災害は被害も大きくなりがちで、本当に怖いものです。もしも大規模な地震が発生したら、その時、あなたはどこに、どのように向かえばよいでしょうか?また、何を持っていけばよいでしょう?それから、家族とどう連絡をとりますか?これを機に、一度考えてみてはいかがでしょうか?

以 上

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