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親世代とはこんなに違う!? イマドキの子ども防犯事情

2014年03月05日時点の情報です

お子様向け

4月になると、入学や進級など、新たな環境に飛び込んでいく子どもたち。登下校時や遊んでいる時の子どもを狙った犯罪が後を絶たない昨今、我が子を学校へと送り出すご両親の心配もひとしおです。今回は実際に報道されたニュースなどを交えつつ、最新の防犯事情をご紹介します。

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おーい! 迎えに来たよ。さあ、帰ろう。

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あれーっ、お父さん! どうして? お仕事じゃないの?

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お父さんは今日はお仕事お休みなんだ。

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わあ! うれしいなぁ。ねえ、お父さん、わたしアイス食べたーい!

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しょうがないな。母さんに内緒だぞ。……うん? な、なんか、周りからの視線が痛いような……?

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――で、主婦のヒソヒソをよくよく聞いたら、「誘拐かしら?」「通報する?」って言われてたんだ……。

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ま、まあまあ、お父さん。逆に考えれば、地域の目が行き届いているともいえマスよ。

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というのも最近、愛知県や広島県など、多くの県が「声掛け事案」の認知件数が増加したと発表しているのです。 たとえば、埼玉県の調べ では、2008年には695件だったものが、2012年には1854件に増加。毎日5件の「声掛け事案」が発生しているペースです。

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待ってくれ、そもそも「声掛け事案」って何なんだ?

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★声掛け事案とは

「声掛け事案」とは、犯罪には至らないが、18 歳以下の者に対し「声を掛ける」「手を引く」「後をつける」などの行為のこと。「欲しい物があったら買ってあげる」、「家まで送ってあげる」などと誘う手口が多いようです。

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「声掛け事案」は、 性犯罪や誘拐事件などの凶悪犯罪に発展する恐れがあるため、大阪府では子どもに対する「声掛け」への罰則を条例に盛り込んでいます。

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子どもたちはどんな時に声をかけられやすいんだ? 

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登下校時がおよそ半数を占めていマスネ……。

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確かに親としては心配な話だよ。でも、こないだニュースで“声掛け事案”の一例として「男が塾帰りの児童に駅の場所を聞いた」「女子高生に『毛虫がついている』という声を掛けた」 なんてのが挙がってたぞ。もう、うかつに話しかけることもできんよ。

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そうデスネ。現在は不審者に過敏になっている地域も多く、ごく普通の行動が通報されて警察の安全情報に掲載されちゃうことがありマス。

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実際にあった話として、ある男性が2014年1月に下記のエピソードをツイッターに投稿した。

20時頃、住宅街で小学生低学年らしき女の子が泣きながら1人で歩いているのを目撃。迷子だと思ったが、不審者扱いや誤認逮捕を危惧。110番通報し、早く警察官が来るようにと促してその場を立ち去った――。

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男性のこの対応については、ネット上でも賛否両論の嵐が吹き荒れマシタ。

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いや、おれはこの男性の気持ちがわからないでもないな……。とはいえ、子どもは絶対に守りたい。親が登下校に付き添うのが一番いいんだろうか?

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もちろんそれができれば一番デス! でもね、お父さん、下記のグラフを見てくだサイ。

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グラフからもわかる通り、共働きの家庭は年々増加しています。なかには、下記のような防犯面の悩みを抱えている家庭もあるようです。

★共働き家庭の悩み

子どもが通う小学校の登校時間は朝8時。しかし父母は、勤め先の始業の関係で家を出るのは7時20分。子どもが登校するまで1人で家に置くのは心配だが、収入を考えると転職にも踏み切れない……。

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ああ、フルタイムで働く夫婦にとって、これは深刻な問題だなぁ……。一緒に家を出られればいいけれど、小学校はまだ開門していない時間なのか。

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お子さんのお留守番がやむを得ない場合は、留守番中の防犯についてよく話し合いましょう。

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留守番時の基本チェック

●いざという時に助けを求めることができるよう、ご近所さんにお願いする

●火の元となるライターなどは撤去

●家具の転倒防止を徹底する

●転落・墜落事故を防ぐため、ベランダや窓際に物を置かない

●電話があった時、インターホンが鳴った時の対応を決める

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電話や来客があったとき、居留守を使うと空き巣に狙われる恐れがあります。かといって、一人で対応すると襲われてしまう危険も……。そのため、お留守番の基本は、誰が来てもドアをあけないこと。さらに、「家に大人がいるらしい」「ひとりきりではない」と相手に思わせる対応ができればベストです!

では、具体的にどう対応すると良いのか。ドア越しなら、「お母さんは今、手が離せません。後でまた来てください」。電話なら「お母さんは今、忙しいと言っています。後でかけなおします」などと答えましょう。

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また、各市町村の自治体情報をチェックするのも有効デス。たとえば、埼玉県川口市では、登校前の子どもを預かるファミリーサポートが午前7時から利用できマス。

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ほかにも、各自治体はあの手この手でこどもの防犯に取り組んでいます。 特徴的なものをいくつかご紹介しましょう!

●東京都・練馬区: 「安全・安心パトロールカー」を貸し出し

練馬区は、パトロールカーを使用した区内巡回パトロールを毎日実施。地域住民の自主的なパトロール活動を支援するため、町会や自治会、商店会、PTAを対象にパトロールカーの貸し出しも行っている。区内巡回中はパトロールカーの放送設備を使い、「こちらは、練馬区役所です。小学生の下校時間が始まります。皆さん、気を付けて下校しましよう。地域の皆さま、子どもたちの安全のために、見守りをお願いします」のように防犯に関する呼びかけを行っている。

●大阪府・守口市:ランドセルにICタグ、「登下校ミマモルメ」採用

大阪府守口市の公立小学校全18校で導入されている「ミマモルメ」は、ランドセルなどにICタグを装着し、登下校時に校門を通ると自動的に保護者へメールを配信。守口市では、2013年2月から同市内の小学校4校で試験導入を行い、アンケートが好評だったため導入を決めたという。

●東京・渋谷区:ハチ公ステッカーの「こども110番の家」

子どもたちが登下校時の通学路や公園などで「声かけ」「痴漢」「つきまとい行為」などの被害を受けたり、身の危険を感じた場合に助けを求めたりすことのできる緊急避難場所。 区民の協力のもと、区施設や一般家庭、商店、事業所などに設置している。協力員は子どもが助けを求めた際、保護したり事情を聞いたりして、自宅や学校、警察に通報する。渋谷区はステッカーにシンボルキャラクターの「ハチ公くん」を採用。「子ども110番の家」の活動自体は、PTAや自治体などを主体として各地域で展開されている。

●千葉県市川市:小学校周辺に「あいさつ道路」設置

不審者の早期発見に役立つのが地域住民同士の“あいさつ”。千葉県市川市は、曽谷小学校前の道路を「あいさつ道路」に指定。あいさつ運動の推進や防犯・交通安全活動の一層の充実、清掃活動や花壇づくりなどの環境整備に取り組んでいる。あいさつを通して、犯罪と事故のない明るい地域社会づくりを目指す。

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各自治体だけでなく、警視庁でも不審者情報などを、すぐに親に知らせてくれるシステム・サービスを行っていマス。その名もずばり、「メールけいしちょう」デス!

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「メールけいしちょう」に登録すると、各地域で発生した『犯罪発生情報』や犯罪を防ぐために必要な『防犯情報』等をメールでお知らせしてもらえます(※登録無料、通信料等費用は利用者負担)。

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「めーるけいしちょう」5つの特徴

●事件などの情報をタイムリーに提供

●事件などの発生場所付近を地図情報でも配信

●配信した事件や不審者情報に対して、登録者からの情報提供が可能

●個人の携帯電話やパソコンから簡単に登録手続きが可能

●登録者は、配信情報を自由に選択できる

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おお! これ、実はオレも使ってるんだけど、毎日のようにお知らせが来るぞ。身の回りでも意外と危険なことが起きてるんだなって実感するよ。

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そうデスね。お子さん自身にも、“行か”ない、“乗”らない、“大”声を出す、“す”ぐ逃げる、“知” らせる「いかのおすし」 を教えて、家庭での防犯意識を高めておきたいデスネ!

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