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ALSOKあんしん通信

夏休みの子どもの安全
  〜インターネットには危険がいっぱい!・・・だから親子で確認「おいしい日」

 

○インターネットに触れる機会が増える夏休み

 子どもたちが楽しみにしていた夏休みが始まりましたね。自由時間が増える夏休みは、自由研究などの宿題をネットで調べたり、ネットゲームを楽しんだり、休み中に会えない友達とメールしたり・・・と、長時間インターネットに接する子どもも多いと思われます。実際、子ども向けのポータルサイト(yahooキッズやキッズgooなど)では、夏休みになると自由研究支援などのコンテンツを充実させ、子どもからのアクセス増加に対応しているようです。
 子どもたちがふだんインターネットを利用する目的について調べてみると、「勉強や興味のあることを調べる」「メールをする」「ゲームや音楽を楽しむ」などが多くなっています。子どもにとっても便利で楽しいツールであるインターネットですが、一方で、トラブルに遭う事例も増えています。そこで今月は夏休みの安全対策として、子どもが巻き込まれやすいインターネットトラブルと、家庭で出来る対策をご紹介します。



トラブル.ンラインゲーム:「無料」のはずが高額請求

 「無料」と宣伝しているゲームサイトにアクセスしたはずが、アイテム購入をしないとゲームが進められない仕組みになっていて、結果的に数万円単位の高額な請求をされるケースがあります。また定額制のサービスを利用していない場合に、高額な通信料を請求されてはじめて事態に気付く例もあるようです。
 国民生活センターの資料によると、未成年による被害相談の約半数が小学生の利用者であり、料金の仕組みをよく理解せずにゲームをしているものと思われます。親自身も無料と思い込んでいたりする場合もあるため、あらかじめ利用規約を確認したり、子どもが日頃どんなゲームをしているのか関心を持つことが大切です。



トラブル▲灰潺絅縫謄サイト:「出会い系」じゃないから安心?

 「新しい体験や出会い」に期待したくなる夏休みですが、インターネットの世界特有の危険もあります。
 SNSやプロフィールサイト、ゲームサイトなどのコミュニティサイトで知り合った人から嫌がらせを受けたり、性犯罪に巻き込まれたりするケースが増えています。こうした事件は、いわゆる「出会い系」サイトを介したものと思われがちですが、実際には上記のような「非出会い系」のサイトを介したトラブルが急増しています。
 近年こうした傾向がますます強まり、非出会い系サイトによる被害児童数は出会い系サイトの約2.5倍に達しています。また文部科学省の調査によれば、コミュニティサイトに不適切な書き込みをしているのは中高生が多く、安易に学校名などの個人情報を公開していることがわかっています。(日本経済新聞 2010年6月23日朝刊)
 トラブルを避けるためには、「誘われても会わない」「個人情報は明かさない」「困ったら大人に相談する」ことが重要です。



トラブルチェーンメール:もらっても転送しないで!

 最も身近で、トラブルを経験した子どもが多くなっているのがチェーンメールです。チェーンメールとは、メールを受け取ったら一定期間内に複数人に転送しない(する)と不幸(幸福)が訪れる・・・という内容のもので、現代版「不幸(幸福)の手紙」と言えます。今も昔も、こうしたメッセージに子どもが惑わされやすい傾向は変わらないようです。
 チェーンメールは、もらっても相手にせず、誰にも転送しないことが一番の対処法です。しかし「やっぱり転送しないと心配・・・」と不安になるお子さんもいらっしゃると思います。このような時は、専門の公的機関に相談しましょう。現在流行しているチェーンメールの内容がわかり、機関が持つ複数のアドレスへメールを転送させてくれるサービスもおこなっています。
・迷惑メール相談センター「撃退!チェーンメール」
http://www.dekyo.or.jp/soudan/chain/index.html



○インターネットの利便性が、子どもにとっては危険性に

 情報技術の進展はテンポが速いため、大人でもその変化についていくのは容易ではありません。ましてや子どもの場合、インターネットを介したサービスの詳細な仕組みや、インターネットのメディアとしての影響力の大きさを知らずに利用している恐れがありますので、特に注意が必要です。
 またインターネットの利点であるアクセスの利便性も、子どもにとっては「中身がよく分からなくても、簡単にアクセスして使えてしまう」危険性に繋がっています。こうした懸念される危険が表面化したものが、先ほど取り上げたオンラインゲームのトラブルや、コミュニティサイトへの安易な個人情報の公開だといえます。


○ネット利用のルール、親子で共有できていますか?

 「子どもがどんなサイトを見ているか知っているから安心」「我が家では、携帯電話やインターネットを使うときのルールがあるから大丈夫」と思っていませんか?
 子どものインターネット利用に関する大きな注意点として、利用状況の把握や利用にあたってのルールに関して、親子間で認識のズレが生じがちであることが挙げられます。
 たとえば下記の調査結果をみると、子どもは親が認識している以上に頻繁にインターネットを使い、しかも親の目を離れて一人で使用していることがわかります。



 また親が「ルールがある」と思っている一方で、子どもはそれほどルールを意識しない傾向にあるようです。特に、子どもが成長するほど、この意識のズレは大きくなっています。
 ルールを決めたことで安心せず、ルールが守られているか、変更の必要はないかなど、子どもの成長に応じて定期的に親子で確認することが、ネット被害から子どもを守るポイントになります。



○提言〜インターネットのルールを守って「おいしい日」!

 子どもがインターネットを利用する際に注意すべきポイントについて、頭文字をとって「お・い・し・い・ひ」にまとめました。定期的に「おいしい日」をつくり、ルールが守られていたらおいしいものを食べるなどして、インターネットのルールについて親子で楽しく確認してみませんか?


親子で確認「おいしい日」のお約束
しえない
 自分の名前や住所、学校、IDやパスワードなど、個人情報をネットでおしえない。
 ネットで知り合った人から、自分や家族のことを聞かれてもおしえない。
かない
 ネットで知り合った人から「会おう」と誘われても、いかない。
 いってはいけないと言われたサイトには、いかない。
(有害サイトには、いけないようにフィルタリングを!)
らせる
 ネットで困ったことがあったら、大人(親や先生など)にしらせる。
(ネットで悪口を書かれた、しつこく「会おう」と誘われる、お金を請求されたなど)
やなことをしない
 悪口やうそなど、人を傷つけるいやなことをネットでしない。
 チェーンメールなど、もらった人がいやがるようなメールは出さない。
 ここにも注意!…ちにちの利用時間をきめる」
らかない
 知らない人からきたメールの添付ファイルなど、あやしいものはひらかない。
 ここにも注意!…とりでインターネットをしない
            (大人が見ているところでする)」

次の「おいしい日」は? →   月   日
定期的に「おいしい日」をつくって、ルールを確認しましょう!


【保護者の方へ】

    ・インターネット利用のルールは、いったん決めても、時間が経つにつれて「ルールを守る意識」が薄れていく恐れがあります。またお子さんの成長にともない、合わなくなったルールや新しく決めたいルールができることもあります。定期的に「おいしい日」をつくり、親子間でルールについて確認しましょう。
    ・インターネットの世界は変化が大変早くなっています。大人も「おいしい日」に合わせて、新しいサービスや子どもたちの間で流行っている現象について調べてみてはいかがでしょうか。
    ・決まりを確認した後は、親子で「おいしいもの」を食べるようにしてもいいですね。子どもたちにとって、「おいしい日」が「ウザイ、面倒な日」ではなく、「楽しみで待ち遠しくなる日」にしましょう!

以 上

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