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ママ、気をつけて!!〜犯罪に遭遇する育児シーン

一般的に若い女性は犯罪者に狙われやすいといわれていますが、もちろん「ママ」も例外ではありません。家事や育児の疲れなどで注意力や判断力が低下しがちなママをターゲットとした犯罪が発生しているのです。そこで、独身女性にはない「育児シーン」で、ママたちが遭遇する事件とその対策について紹介します。

○無防備になりがちな育児シーン

 ママの生活には、子どもの食事や入浴などの世話、子連れでの外出、託児施設への送迎など、独身女性にはない育児シーンが存在します。そんな育児シーンで犯罪者に遭遇してしまったら、あなたはどうしますか?  子どもに危害が加えられるかもしれない状況で、犯罪者に抵抗したり、逃げたりすることは困難でしょう。ましてや、犯人を追いかけるなどということは到底出来ないと思います。「子どもの安全に比べたら、お金の損害だけで済んで安いものよ!」と割り切って、泣き寝入りするしかないのでしょうか。

【たとえばこんな事件です】

赤ちゃんを抱いて歩いていた女性が、突然背後から「振り向くな、カバンを出せ」と男から脅された。男は女性からカバンをひったくるように奪って逃走した。女性は銀行に行く途中であった。

 被害があるにせよないにせよ、犯罪に遭遇すること自体がとても怖いことです。ましてや、子どもがいるママなら、なおさらその気持ちは強いことでしょう。犯罪に巻き込まれないためには、まずは犯罪者に狙われないように心がけることが非常に大切となります。

○お疲れかな?ママ、うっかり注意!!

 子どもを連れて外出したとき、忘れ物や落とし物などうっかりミスをした経験はありませんか?ママは、おむつや哺乳瓶、着替えなどたくさんの荷物を持っていることが多いですし、子どもから目を離せないため、なにかと注意力散漫になってしまいがちです。窃盗犯は、そんなママのスキを見逃しません。

【たとえばこんな事件です】

ベビーカーのハンドルにバッグを提げて商品を見ていたところ、バッグ内の財布が盗まれていた。
保育園や幼稚園に子どもを迎えに来た母親らが車を離れたわずかの時間に、助手席の窓が割られ、中から現金の入ったバッグなどが盗まれた。

 また、自宅や保育園の敷地内などからベビーカーが盗まれる事件も発生しています。ママは仕事や家事などの忙しさに追われ、防犯対策が二の次になる傾向があるようです。

【普段から以下の点に気をつけましょう】

防犯ブザー・ホイッスルを携帯し、すぐに鳴らせる状態にしておきましょう
 子どもと一緒にいるときは、素早く動けないため、逃げることが非常に難しい状況です。防犯ブザーを鳴らして周りに助けを求めたり、危険を知らせたりすることが有効です。
貴重品は、常に身につけましょう
 子どもと一緒にいるときは、どうしても自分の所持品が無防備になりがちです。財布などの貴重品は、必ず身につけて離さないようにしましょう。斜めがけできる財布一体型の小型バッグやウエストポーチなどを常用するのもいいでしょう。
離れるときは、鍵をかけましょう
 ベビーカーや子どもの三輪車・自転車などは、屋内に収納するか、大人の自転車と同じように鍵をかけて柱に固定するなど、持ち出されないようにしましょう。ワイヤー錠は軽くて持ち歩けるため、おすすめです。
 また、車から離れる際はわずかな時間でも鍵をかけ、必ずエンジンキーを抜きましょう。
情報収集をしましょう
 最近は警察が犯罪・不審者情報などを地図入りで公開しています。それらを参考にする他、明るく人通りの多い道を歩くなど、犯罪者が犯行におよびにくい場所を選ぶことが重要です。

○育児ママの社会復帰〜魅力的で危険な在宅ワーク

 社会とのつながりが欲しいという思いや、経済的理由などから働くママが増えており、内職・副業といった在宅ワークで社会復帰する方もいます。ママの社会復帰を背景に在宅ワークが注目を浴びている一方で、詐欺などのトラブルが発生しています。

 在宅ワークの中でも、インターネットを利用した「アフィリエイト」は誰でも気軽に始められると注目されています。「アフィリエイト」は、自分のホームページやブログなどにバナー広告を掲載し、広告経由で商品が売れた場合に報酬を受け取ることができる仕組みです。また、自分のWebサイトなどで商品販売を代行し、商品が売れた場合に報酬を受け取る「ドロップシッピング」も話題となっています。しかし、近年これらの商法に関する相談が急増しています。平成21年度には、4月から9月までの半年間に前年度相談件数分に達するほどの相談が国民生活センターに寄せられました。



【たとえばこんな事件です】

アフィリエイトの存在をメールで知り、その仲介会社と契約。サーバー費用として高額な初期費用を支払って、アフィリエイトを始めた。しかし、全く収入にならなかった。
ドロップシッピングを仲介するプロバイダー会社から、「初期費用は半年で必ず回収できる」「担当者が親身にサポートする」などと説明を受け、契約金を支払った。しかし、契約通りのサポートは受けられず、注文は1件も入らなかった。
「小さな子どもがいても大丈夫。散歩のついでにできる仕事で、月に1〜2万円の収入が入りますよ」と、チラシ配りを勧める電話があり契約。チラシを見た人が注文すれば、マージンが入る約束だったが、ほとんど入金はなく、マネージメント教材のビデオとその支払いだけが残った。

 その他、一度消費者トラブルにあった方に対して、「以前の契約が継続中です」と言って勧誘するなどの二次被害も発生しています。また、在宅ワークのサイトやメーリングリストに登録したことで、詐欺まがいの会社から次々と勧誘を受けるケースもあります。

【普段から以下の点に気をつけましょう】

確かな情報筋から職を探しましょう
 公共の内職斡旋所や公的に認定された民間の斡旋センターは安心して利用できます。最寄りの自治体に問い合わせてみましょう。まずは、身近で探し、自分の目で確かめてみることが大切です。
「子育ての合間に、楽チン・短期で高額報酬」は要注意です
 子育てと在宅ワークの両立は想像以上にハードです。「お小遣いが欲しい」という軽い気持ちではおすすめできません。在宅ワークの必要性や目的について、ご家族とじっくり話し合ってください。
最寄りの消費生活センターに相談しましょう
 内職詐欺の手口は多様なため、解決策も一様ではありません。自分だけで判断せず、「内職詐欺かどうか確認したい」「騙された」と思ったら、すぐに相談しましょう。
最後に
 ママは「1人で何とかしなければ」と我慢して、頑張りすぎる傾向があります。1人で頑張っていると、悪人につけこまれてしまうことやうっかりミスが少なからずあるようです。まずは、相談しみてください。家族や友人など、ママの味方はたくさんいますよ。

以 上

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