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ALSOKセキュリティ川柳

【今月の優秀賞】テーマ「地震に備える」自分だけは 震災前は みな思う

佳作一覧

【今月の選者】セキュリティアドバイザー 見識 広子(けんしきひろこ)主任

あけましておめでとうございます。今年も「ALSOKセキュリティ川柳」をよろしくお願いいたします。わたくし見識は、今年もたくさんの方がこの川柳で、防犯・防災への意識を高めていただくことを願ってやみません。

早速ですが、今月の作品をご紹介します。優秀賞には、最も基本的で大切な心構えに関する句を選ばせていただきました。まずは、「自分だけは大丈夫だろう」という考えを捨てることが、防災への第一歩です。とは言え、昨年7月の新潟県中越沖地震の際に、3年前の新潟県中越地震で被災された方でさえ「ついこの間大きな地震があったばかりだから、もうないだろうと思っていた」という話を聞いたことがありますので、今まで被災経験のない方が常に防災意識を持つのは難しいことだと思います。そのため、自分ひとりではなく家族や地域全体に防災の輪を広げるといいと思います。例えば、わが家で地震対策を施したら、それを友人や親戚、会社の人に教える。また、町内会や自治会で定期的に防災訓練を行うことなどで興味を広げていくとよいでしょう。大切なことは、興味を持続させるよう工夫し、意識し続けることです。

佳作の1番(廃車する ジャッキ捨てずに 活かしたい)のような意識も、ぜひ皆さんに持っていただきたいものです。非常時には意外と身近なものが役に立ちます。実際、シャツの袖を枝や棒に通して担架を作った例などがあります。ただ、車のジャッキは構造上、車以外には使いづらい作りなのであまりお勧めすることは出来ません。それでも「いざ」という時には、この方のように身の回りのものを工夫して役立てようという意識が大切です。

2番(竹やぶが 無ければ地震には まず備え)は、昔からよく言われていることです。竹やぶは根が強いので、地震のとき逃げ込めば身を守ってくれるというわけですね。3番(やまのぼり つなみにそなえ またのぼる)のように、津波にのみ込まれないよう高いところへ逃げることも同様です。こうした「言い伝え」には、学術的な裏づけがあるかどうかは別にして、耳を傾けたいものですね。災害に関する「言い伝え」をまとめたサイトがありますので(消防庁「災害伝承情報ホームページ」)、覗いてみてはいかがでしょうか。

4番(子が離れ カスガイひとつ 補強する)は、ご夫婦の「カスガイ」であるお子さんと、木材同士をしっかり繋ぐ「カスガイ」を掛けた面白い作品ですね。家の補強を行う場合は、現在の状態をよく知ることが重要ですが、耐震性を調べるのに補助金が出る自治体もあるので、まずはそうした情報を調べてみてはいかがでしょうか。

5番(胃薬を 備えて食べる 備蓄食)も頭に入れておきましょう。非常時にはストレスなどで体調を崩しやすいので、備蓄品の中には胃薬や頭痛薬なども加えておきたいものです。

6番(枕元 非常袋と 靴を置き)も、目のつけ所は同じです。地震の際には、割れたガラスが散乱していることもあるので、靴はもちろん、スリッパひとつあるだけでも役立ちます。また、いつどこで災害に遭うかわからないため、非常袋は自宅だけでなく会社などにも備えておくことをお勧めします。

そして7番(家具類は 転倒防止 忘れずに)は、地震対策の入門編。皆さんも何度もお聞きになっていると思いますが、実際やっていらっしゃいますか? 「まだ」という方も多いことでしょう。タンスや棚はL型金具などで壁等に固定する、家具を就寝位置から離すといった、簡単な方法から始めてみましょう。

地震に対する心がけは常日ごろから持っていたいもの。この川柳をきっかけに、皆さんも意識を高めてくださいね。

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