警備業として取り組むべき4つの重要テーマ

社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供

少子高齢化や核家族化など、常に変化する社会の動きを的確に捉え、
警備業で培ったノウハウを活かし、社会やお客様の課題解決に貢献する多面的な
サービスを提供しています。

社会的課題に関する数字

ALSOKグループの事業に関する数字

社会的課題/ALSOKグループの事業に関する数字 社会的課題/ALSOKグループの事業に関する数字 社会的課題/ALSOKグループの事業に関する数字 社会的課題/ALSOKグループの事業に関する数字
ALSOKの駆けつけ体制

 ALSOKグループは、現在、法人約46万件、個人約34万件のお客様の生命・財産を 守り、全国約52,000台にのぼるATMの管理運用など、毎日の暮らしや経済の発展に 不可欠な社会インフラとして重要な役割を担っています。 セキュリティサービスの技術革新とともに、約31,000人の社員一人ひとりが、 社会課題やお客様ニーズの変化をいち早く捉え、警備業の枠を超えた「安全・安心」を提供しています。

1都2県約11万件の「安全・安心」を守る

 東京ガードセンター(GC)は、東京・神奈川・埼玉の約11万件のお客様をカバーする警備指令室で、1日の警報は約1,200件、お客様からのご連絡などは約3,400件にのぼります。約100名のGC隊員が交代しながら、お客様を24時間365日見守り続けています。当社では警報を受信すると、自動的にGPS機能付き「モバイル」を通じて現場のガードマンに連絡が入る「隊員指令システム」を採用しています。このシステムには、お客様の持病や服用薬、かかりつけの病院などの情報も登録されており、万が一の場合には緊急連絡先への連絡や、的確な110番通報など、GCからの指示・バックアップのもと、警備以外の救急対応も行うことが可能となっています。
 またGC隊員は、現場隊員の命綱でもあります。現場隊員の怪我や事故を回避するため、「モバイル」から得る情報を活用し、隊員の状況を常に把握しています。このような現場隊員との強い連携により、日々お客様の「安全・安心」を確保しています。

セキュリティサービス第二部 東日本GC統括室  東京ガードセンター 第一隊 隊長  中村 裕則(左)

セキュリティサービス第二部 東日本GC統括室
東京ガードセンター 第一隊 隊長
中村 裕則(左)

警備業の枠を超えた信頼関係を構築

 新宿地区機械警備隊は、総勢15名で繁華街などを含む新宿地区を、24時間365日見守っています。お客様から警報やご連絡があった際には、待機所の隊員が、狭い路地でも機動的に動けるよう徒歩・自転車・三輪バイクなどで駆けつけます。
 深夜など危険度の上がる時間帯では、現場隊員に代わり、GC隊員が対象先の危険性の判断や、応援隊員の手配、即時の110番通報などのサポートを行います。また、現場のガードマン間でも連絡を取り合い、安全・確実に現場対処ができるように連携しています。
 最近では、私たちに求められているものが、警備業の枠を超えてきていると感じます。例えば、高齢のお客様からのご連絡が増えており、駆けつけてみると意識不明で、心肺蘇生法などの応急処置をしながら救急隊員に引き継ぐこともありました。
 「何か異変があったらALSOKに連絡する」、そのように当社を頼ってくださるお客様が増えています。これは信頼があってこそなので、社会のなかで当社が果たす役割の大きさを実感しています。

城西支社セキュリティサービス部   警備第二課 新宿地区機械警備隊長  天野 昌彦

城西支社セキュリティサービス部 
警備第二課 新宿地区機械警備隊長
天野 昌彦

ライフスタイルの多様化に応えていく商品・サービスの提供

 個人向けブランド「HOME ALSOK」は、多様化するライフスタイルに的確にお応えすることを目指しています。お客様一人ひとりの課題を解決することが当社の使命ですが、お客様によって適したサービスは大きく異なります。
 ALSOKは、さまざまなノウハウを融合し、連携させることで、あらゆる「地域」「年代」「健康状態」「家族構成」に合わせた多様な商品・サービスを提供しています。例えば、自宅の様子を外出先から確認したり、自宅の異常をメールなどで知ることのできる「HOME ALSOK アルボeye」、女性をストーカー行為などの危険から守る「HOME ALSOK レディースサポート®、さらには、ボタンによる緊急通報やGPSによる位置情報検索、内蔵センサーによる「転倒」や「ライフリズム異常」の感知・自動通報機能を備える「まもるっく」などを提供しています。
 ほかにも、別荘やセカンドハウスなど日常的に生活していない住宅向けに「HOME ALSOK るすたくサービス」を提供し、現地の状況確認や、留守宅の換気・通水などを行い、日本の空き家問題の改善にも貢献しています。

「HOME ALSOK るすたくサービス」

「HOME ALSOK るすたくサービス」

モバイルみまもりセキュリティ「まもるっく」

高齢化社会に対応した新たな商品・サービスの拡充

 ALSOKは、今後も急速に進むことが予想される高齢化社会に対応する新しいサービスを拡充しています。「HOME ALSOK みまもりサポート®は、高齢者ご自身が、ご自宅に設置したコントローラーの「緊急ボタン」を押すだけで、24時間365日、当社のガードマンが駆けつけて、ご本人の現状確認とご家族への連絡を行い、ご本人の状態によっては心肺蘇生や119番通報なども実施するサービスです。また、体調が悪いときには、「相談ボタン」を押すだけで、24時間いつでもALSOKヘルスケアセンターにつながり、健康相談や医療機関・介護施設の情報提供など、さまざまな相談をすることができます。
 また介護事業においては、(株)HCM、ALSOKあんしんケアサポート(株)を連結子会社化し、急速に需要が高まっている介護事業の拡充を図っています(下記「グループ会社の取り組み」参照)。

「HOME ALSOK みまもりサポート」

「HOME ALSOK みまもりサポート」

高齢化対応として介護事業を拡大

 当社は、介護事業のさらなる充実・強化を最重要領域と位置付け、2014年に、(株)HCMとALSOKあんしんケアサポート(株)(以下、ACS)をM&Aにより取得しました。HCMは、「アミカ(あかるく・みぢかな・かいご)」のブランドで東名阪を中心に在宅介護サービスと施設介護サービスを展開しています。70カ所以上ある訪問介護等の拠点から、ヘルパーがご自宅にお伺いし、食事や入浴、排せつなどのお手伝いをする身体介護や食事の準備など家事をお手伝いする生活援助を提供し、そのほか首都圏を中心に有料老人ホームの運営も行っています。
 また、ACSは、医師・看護師・ケアマネジャー等の有資格者で構成されたコールセンターの強みを活かし、緊急時対応や健康相談、各種健康支援サービスを提供するあんしんセンター事業と、首都圏を中心に訪問介護・デイサービス・グループホーム・福祉用具レンタルなどを「かたくり」ブランドで展開し、まごころと思いやりを届ける、地域に密着した介護サービスを提供しています。この2社のグループ参加は、「HOME ALSOK」戦略における重要な布石であり、既存事業との連携・融合を進め、さらなる付加価値を提供し、ALSOKが介護事業においても社会で信頼されるパートナーとなるよう努めていきます。

アミカヴィラ稲毛(HCM)

アミカヴィラ稲毛(HCM)

ACSの訪問介護

ACSの訪問介護

自然災害・老朽化するインフラに対応する商品・サービス

 近年、予想が困難な「ゲリラ豪雨」などにより、雨水が集中しやすいアンダーパスでは、車両が進入して水没する事故が多発しています。現在、自治体等では、センサーやカメラを設置し監視を行っていますが、夜間・休日は迅速な対応が困難で、初動の遅れが課題となっています。「アンダーパス監視サービス」は、気象情報を活用して豪雨を予想し、危険水位の信号を検知した場合は、状況を早急に確認して緊急連絡を行い、依頼を受けた場合には道路遮断機を遠隔操作して冠水事故を防止します。
 また、高度成長期に整備された社会インフラの老朽化やトンネル内等の事故・火災は重大事故に繋がることから初期対応が必至ですが、予算や人手不足といった理由により対応が後手にまわるケースもみられます。「道路トンネル非常通報監視サービス」は、一部地域で既に提供していたサービスを拡大し、各自治体に合わせ商品化したもので、効率的なトンネルの安全管理と異常発生時への迅速な対応を行い、夜間・休日等における職員の負担や管理コストの削減だけでなく、地方自治体の社会インフラ維持管理にも貢献しています。
 そのほか、お客様が保有する資産(建物施設)の運用・管理について、衛生管理や警備などあらゆる業務を総合的に行う「ファシリティマネジメントサービス」の提供など、社会のニーズに合わせたさまざまなサービスを提供しています(下記「グループ会社の取り組み」参照)。

※ 幹線道路や鉄道路線等と一般道路が立体交差している場所で、下側を通る道路が周辺の土地より低くなっている場所

「アンダーパス監視サービス」

「アンダーパス監視サービス」

サービス付き高齢者住宅はALSOKで一括管理!

犯罪を未然に防ぐ商品・サービス

 技術革新や国際情勢の変化などを受けて、犯罪の多様化・巧妙化が進んでおり、個人や組織・企業を狙った犯罪への備えもこれまで以上にさまざまとなっています。当社では、多様化する犯罪発生リスクに対応した商品・サービスの提供によって社会に貢献していきたいと考えています。
 ALSOKでは、無人飛行ロボット(以下、ドローン)が急速に普及するなかで、悪意を持った利用が生じた場合、その被害を低減させるためにさまざまな対策に取り組んでいます。例えば、警備員とICTを融合して警備の高度化を実現する「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント®では、音響センサーや画像センサーなどの各種センサーを警戒対象に応じて組み合わせ、警戒領域へのドローンの侵入を早期に検知、識別し、発生リスクを分析、関係機関に通報します。同時に、IT機器を装備した「ALSOKハイパーセキュリティガード®がリスクに応じて対応することで被害の拡大防止、空間・雑踏の安全安心を提供しています。このように、“悪玉”ドローンがもたらす新たな脅威(盗撮・いやがらせ行為からテロなどの反社会的活動まで)に幅広く対応しています。
 そのほか、1枚のカードで、社員証、出入管理システム、PCセキュリティ、防犯管理までを実現する綜合セキュリティ対策「ALSOK情報セキュリティソリューション」の提供など、犯罪を未然に防止するさまざまなサービスを提供しています。

ドローン対策の音響センサー

ドローン対策の音響センサー

メガソーラー施設の維持管理はALSOKの飛行ロボットにお任せ!「ALSOK空撮サービス」

「施設管理代行業務」など幅広いフィールドを総合的に管理・運用

 ALSOKビルサービス(株)(旧綜警ビルサービス(株))は、当社の第1号のグループ会社として設立され、長年にわたり建物の綜合管理事業に取り組んできました。日常の管理業務から警備、リニューアル、総合的なファシリティマネジメントまで、お客様の資産(建物施設)価値を高めるサービスをご提供しています。お客様が保有する資産(建物施設)の運用・管理に関わる業務をトータルで行うことで、お客様が本業に集中できる効率的な環境を実現しています。大型施設には、豊富な知識と経験を持つ統括管理者を配置し、総合的なマネジメントの観点から各業務の外注管理までを行い、お客様や各業務担当者との連携を図り、管理・運営が円滑に遂行できるよう、業務の実施、指示、監督を行っています。

大規模修繕の進捗説明

大規模修繕の進捗説明