リスクマネジメント

リスクマネジメント

リスク管理体制の整備状況

 当社は、社会の安全確保を社業とする性質上、リスク管理を特に重視し、リスク管理担当役員を委員長とするリスク管理委員会を組織しています。さらに、本社および各事業所単位のリスク管理検討組織を設置し、リスクの洗い出し、評価、予防策、対策案の策定に取り組んでいます。リスク管理委員会には、分野別のリスク検討部会を置き、リスク軽減のための施策を検討しています。

各種災害に備えた取り組み

 当社は、大規模災害の発生に備え、平素における「災害対策マニュアル(準備編)」、災害発生時における「災害対策マニュアル(発生時対応編)」、災害に対する知識を深める「災害対策マニュアル(知識編)」を整備するほか、近い将来に発生が懸念される「首都直下型地震」「南海トラフ地震」に対しても個別に対応マニュアルを整備しています。2015年10月には「火山噴火対応マニュアル」も制定しています。また、災害発生時のALSOKグループの連携強化に向けた指針も定めています。これらのマニュアルに従い、実際の災害を想定して、全社を挙げての総合防災訓練を毎年2回実施しています。

社会の安全安心を守る企業としての事業継続への取り組み

 当社は、大規模災害や事故などの有事に備え、事業継続計画(BCP)をベースとした事業継続マネジメントシステム(BCMS)であるISO22301の認証を取得し、取り組みの強化を図っています。また、当社のBCPとして開発したノウハウを「BCPソリューションサービス」として提供しています。

事業継続は警備会社の重要なテーマ

 当社は、人々の「安全・ 安心」を守る、いわば社会のインフラを支える役割を担っています。災害や事故などの予期せぬ事態に備え、有事発生時でも事業を継続させることは、当社の社会的責任として非常に重要なテーマです。
 当社はこれまで、大規模地震などの自然災害やシステム障害、新型インフルエンザなど幅広い事態を想定し、事象ごとに特化した手順を作り込む一方、本社・地域本部・事業所ごとの実践的な訓練をきめ細かく実施してきました。また、警備輸送業務においては、日常利用している道路の混雑状況や燃料使用状況を分析し、ATM障害対応業務では、バイクや自転車の日常的な活用を進めるなどの具体的な対策を講じています。
 当社では、BCPは「ここまでやればよいということはなく、最終形のない取り組み」と捉えており、また、2011年に発生した東日本大震災での経験からも、いっそうのレベルアップが必要と考え、2014年3月、警備サービスとしては日本で初めて、ISO22301(BCMS:事業継続マネジメントシステム)の認証を取得しました。今後も、有事において警備会社として社会的責任を果たすために、継続的な改善を図っていきます。

BCMS登録証

BCMS登録証

有事に備えたBCP訓練の実施とその成果

 自然災害は、「減災対策」と「二次災害防止=被害の拡大防止」が重要です。また、昨今BCP・BCMをキーワードにした危機管理が浸透し、復旧計画と迅速な業務再開が求められています。ALSOKグループでは年に2回、災害発生を想定した総合防災訓練を実施するほか、個別訓練や徒歩参集・安否確認などの訓練を行い、あらゆる有事に備えています。2016年の熊本地震でも、訓練で培われた組織対応力を発揮して、地震発生から11分後には本社災害対策連絡室を設置し、直ちに人的・物的支援体制を整えて対応しました。

  • 徒歩参集訓練

    徒歩参集訓練

  • 総合防災訓練

    総合防災訓練

初動対応のプロである当社がBCP対策をご支援TOPICS

 事件、事故、自然災害などの緊急事態に対し、企業が事業に対する損害を最小限に留め、事業の継続、早期復旧するためのBCPが重要性を増しているなか、当社では、緊急時のBCP対策として、計画・マニュアル策定から訓練・防災グッズ提供までをトータルでサポートする「BCPソリューションサービス」を提供しています。豊富な経験とノウハウを持つ初動対応のプロである当社が、現場の視点でお客様に最適なマニュアルを策定し、防災訓練支援や備蓄品などの選定を行い、さまざまなリスク対策を支援しています。

災害図上訓練の様子

災害図上訓練の様子