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緊張感と責任感が、
大きな働きがいへと繋がる。

成田 賢吾

警送神奈川支社 警備輸送

前職:ハウスメーカー

2021年入社

Interview#04

Talk#01

業界未経験でも、安心して仕事を身につけられた。

大学を卒業した後、不動産会社での営業を経て、ハウスメーカーのアフターサービス部門でクレーム対応を担当していました。長らく不動産業界にいたのでほかの業種も経験してみたいと思い、再び転職を考えるように。当時すでに30歳を過ぎていたので、未経験の分野に挑戦するのであれば少しでも早いうちに、という思いもありました。さまざまな業界・企業を調べた結果、最終的に選考を受けたのはALSOKのみ。もともと会社名を知っていたので業務内容をイメージしやすかったことに加え、未経験者への受け入れ体制や給与体系などにも強く惹かれました。

入社後は、警送神奈川支社へと配属。最初の一週間は、eラーニングを活用した研修から始まりました。この研修を通じて、ALSOKに関する基本的な情報や、警備輸送隊員を務めるうえでの必要最低限な知識を教わります。ただ現場へ出ないことには実際の業務は身につかないので、先輩との同行で実務を学んでいきました。

私たち警備輸送隊員が担当する業務は、主に3つに分けられます。1つ目は、金融機関が管理するATMへの現金の補充・回収作業です。現金不足のATMへの現金補充と、逆に満杯になっているATMからの現金回収を行います。2つ目は、小売店などに設置された入金機からの現金回収です。これは、売上金のリスク管理のためにALSOKが提供するサービスで、警備輸送隊員がその回収を担当します。(入金機内の現金はALSOKの管理下となり、お客様口座への入金までをALSOKが行います)3つ目が、金融機関の貴重品輸送です。金融機関自らが運ぶとなると多大な危険が伴うため、厳重な警備のもと私たちが代わりにお運びしています。

Talk#02

課題感を持って取り組むことで、
着実に成長できた。

3つの主要な業務のうち、私は最初にATMと銀行の貴重品輸送の2つを担当しました。ATMは、銀行ごとに機種や操作方法が異なるのですが、私のチームは2種類のみを担当していたため、比較的容易に作業を覚えることができました。警送神奈川支社では、この2つの業務から取り組み始めるケースが多いようです。業種も職種も完全に未経験だったため、学ぶことがたくさんありましたが、新しい仕事や初めての知識に触れる体験は、非常に刺激的で楽しいものでした。

2年目からは、担当する業務の範囲が広がり、対応するATMの種類も増えていきます。さまざまな業務について学ぶなかで、仕事に対する意識もいっそう高まりました。マニュアルの確認や先輩たちへの質問を重ね、知識をひとつずつ確実に身につける日々。また1年目と2年目とで、担当するエリアが変わったことも大きな変化のひとつでした。巡回する地域の土地勘や全体のマップが頭に入っていると、次の現場までの移動時間や作業の流れが把握できるのですが、不慣れな地域だとなかなかそうはいきません。新しい環境の中で、機械の操作を覚えたり土地勘を掴んだりと、多くの試行錯誤を重ねました。

入社から3年目となる現在は、業務の内容を網羅的に習得できて自信がついてきたところです。警備輸送は2人1組で行うのですが、現場によっては私が先輩隊員をリードして作業を進めることもあります。一つひとつの業務をきちんと身につけた成果だと感じて嬉しく思いますし、サポートし合う雰囲気がある職場です。

Talk#03

ひと仕事を終えた後の、
心地よい疲労と充実感が嬉しい。

ALSOKの社員は新卒入社の方が多いものの、中途入社だからと言ってやりづらさや不安に感じる部分はほとんどありませんでした。ただ年齢的には若い方が多かったので、周囲に負けないようにと自らにプレッシャーを与えて、前向きな刺激に変えていましたね。また、ある程度の社会経験を積んでいたからこそ、有利に働く部分もあります。以前の勤務先では、営業やクレーム対応に従事していたので、お客様への電話対応などのコミュニケーション面においては、入社当初から周囲の評価を得ていました。業界が変わったとしても、自分が身につけた知識やスキルは必ず何かしらの形で役に立つのだと思います。

また前職ではクレーム対応という仕事柄、お客様から厳しい口調で指摘を受けることが多かったのですが、現在はそういった経験はほとんどありません。さらにデスクワークが中心だったため、程よく体を動かす今の職場では、ストレスフリーな状態で働くことができています。休みの日には温泉やサウナ、整体に通って、楽しみながら心身のケアを行なっています。

今後の目標は、警備輸送車両のドライバーとして活躍することです。つい最近、ドライバーを務めるための研修期間を終えたところなのですが、警備輸送車両はこれまでに運転経験のある車種よりもサイズが大きく、特にバックなどの操作が難しいと感じています。車のサイズに合った運転操作をきちんと把握して、ドライバーとしても一人前を目指していきたいです。また将来的には、隊を率いる隊長など上位の役職にも就けたらと思っています。目の前の仕事を一つひとつこなしていきながら、段階的にキャリアを積み上げていきたいです。

私のPRIDE

一日に何件もの現場を巡回するという大変な仕事でもありますが、その大変さが自分にとっての充実感や達成感にもつながっており、またそれだけ社会にとって重要な仕事でもあるのだと感じています。前職はどこかゆるい雰囲気のある環境だったので、お客様の大切な現金や貴重品を輸送する緊張感や身体的な負荷が、働くことの誇りややりがいを強めてくれています。

転職活動中の方へのメッセージ

不動産会社とハウスメーカーを経てALSOKに辿り着いた私ですが、当社はとても活気のある会社だと感じています。わからないことがあればすぐに相談に乗ってくれる先輩がいて、職場の人間関係も非常に良好です。恵まれた環境で働けているなと日々実感しています。楽しく和気あいあいと働きたい方は、ぜひ当社へ来ていただけたらと思います。きっと充実した毎日が送れますよ。

ある一日のスケジュール

7:15

出社。運行日誌をチェックして当日のコースを確認。

7:30

補充用の現金や回収用のバッグを警備輸送車に積み込む。

8:00

支社を出発。各ATMへの補充や回収を行う。

12:00

1時間の休憩。お昼ご飯をとる。

13:00

午後からもATMや入金機設置先を巡回。

16:30

帰社後、回収した現金を資金管理部門へ引き渡す。
社用の携帯電話や印鑑、カメラなどの備品を返却したら、事務処理や報告を済ませて退社。