座談会(女性社員)

Crosstalk#03

座談会(女性)

Member

  • 寺尾 萌

    法人営業第二部 営業
    関西大学卒
    2017年入社

  • 田中 美和

    渋谷支社営業部 営業
    専修大学卒
    1997年入社

  • 園山 みなみ

    城西支社営業部 営業
    法政大学卒
    2022年入社

Talk#01

学生時代に力を入れていたこと、熱中していたことを教えてください。

園山さん

大学時代にドイツ語を勉強し始めたのをきっかけに留学を志し、1年間オーストリア(ドイツ語が公用語)に語学留学をしました。日本とは生活環境が違い、海外での生活は私にとってとてもハードルが高かったですね。今となってみれば、仕事が大変な時でも「あの時乗り越えられたから、頑張ろう」と思える経験です。

寺尾さん

私は消費者行動を学ぶために商学部に進学しましたが、この学びが必ずしも仕事につながるとは限らないと考え、入学時に簿記2級取得という目標を立てました。アルバイトやサークル活動と並行して予備校に通うのは難しかったので、独学で勉強しました。大学3年生の時に3回目の受験でようやく合格。入学時に立てた目標を達成できて嬉しかったですね。

田中さん

私は学園祭の実行委員を務めていました。スケジュールを立てたり、色々なサークルとコミュニケーションをとって調整したりしながら、学園祭が円滑に回るように活動していました。そこで培ったスケジュール管理能力や調整力、コミュニケーション力は仕事でも活かされていますね。

Talk#02

就職活動ではどんな業界・業種を志望していましたか?

田中さん

人を幸せにする仕事がしたいと思い、ウェディング業界を志望していましたが、私の就活当時、ウェディング業界は他の業界で働いて人生経験を積んでから中途入社する人が多かったので、他の業界への就職を検討することに。しかし、当時は就職氷河期で、何社受けてもなかなか内定をもらえず、面接を受けるのすら嫌になる状態でしたね。当社を受けようと思ったのは、人を守ることは安全・安心につながり、それが幸せに結びつくと考えたためです。

寺尾さん

商学部に在籍していたため、銀行やクレジットカード会社、保険会社を中心に就職活動をしました。個人的に興味があった半導体関係のメーカーも受けましたね。私も田中さんと同じように面接が嫌だと思うぐらい、様々な会社を受けました。

園山さん

私のゼミの先輩がALSOKで働いていて、話を聞く機会がありました。営業として働いていた方で、仕事がとても楽しいと聞き、驚きました。営業に対して大変そうなイメージを持っていたからです。その話を聞き、私も楽しく働きたいと思い、ALSOKを志望しました。

Talk#03

就職活動中はどのような観点から企業を選んでいましたか?

寺尾さん

生活になくてはならないものに携わりたいという思いがありました。金融関係を選んだのは、それが理由です。半導体メーカーに関心を持ったのも、自分たちの生活のあらゆる場面で半導体が使われているためです。就職活動をする過程で、私たちの生活が成り立つのは安全・安心があるからだと気づき、そこから警備業界に関心を持ちました。

園山さん

採用担当者から聞いたストックビジネスというワードが印象的でした。私が就職活動をしていた時期は、新型コロナウイルス感染症の流行により給与の支払いが滞っている業種もありました。ご契約いただいたお客様からの長期契約収入に支えられているストックビジネスであれば、不安定な世の中でも安心して働き続けられると感じました。

田中さん

今思うと、人の役に立つ仕事が私の仕事選びの軸でした。安全・安心の提供は間違いなく人の役に立てると思ったからこそ、当社の面接を受けようと思えたのでしょう。

Talk#04

最終的にALSOKに入社を決めた理由を教えてください。

田中さん

私が就活していた当時、当社が放映していたCMは、博物館の化石恐竜がALSOKの警備によって安心して眠る、というものでした。斬新でかっこよく、魅力的なCMでしたね。CMなどによって知名度が高まりつつある点も選んだ理由の一つです。また、私は営業を希望していました。面接を受けた時、採用担当者から「女性の営業として活躍できる」と聞き、魅力を感じました。

園山さん

私には、初対面の相手でも臆せずに話ができるという強みがあります。初対面のお客様とコミュニケーションをとり関係を築いていく営業の仕事は、私の強みを活かせるうえ達成感もあると考えていました。当社が扱っている商品・サービスは、安全・安心を届けられるもの。そうした商品・サービスを販売できることに夢があると思いました。

寺尾さん

私がALSOKを志望したのは、人を大事にする会社だったからです。当社では「人材」を「人財」と表現するほど人を大切にしています。大学で当社のセミナーに参加した際、採用担当者が「私たちのサービスは最終的には人が提供する。だから社員の成長がサービスの向上に繋がる」と話しており、人を大事にする姿勢に自信を持っていると感じました。

Talk#05

現在の仕事内容についてお聞かせください。

園山さん

今はホームセキュリティの営業をしています。個人のお客様のご自宅を訪問して現地調査を行い、最適なセキュリティプランを検討し、提案書や見積書を作成しています。お客様に提案するためには、商品知識だけでなく、情報収集が必要です。パンフレットに載っている情報だけではなく、お客様が必要としているプラスアルファの情報を提供できるように日々心掛けています。

田中さん

私もホームセキュリティの営業をしています。今の当社は「商社」のように商品が豊富なので、それぞれの特徴を自分の中に落とし込んで提案していかなければなりません。その分、提案した商品がお客様のニーズにぴったり合った時にやりがいを感じます。

加えて、ホームセキュリティを自社のお客様にご紹介してくださる工務店や設計会社の開拓も仕事の一つです。自社のお客様に当社のホームセキュリティをご紹介いただけるのは、当社を信頼してくださっているからこそ。ですから、ご紹介いただけると、とても嬉しいですね。

寺尾さん

昨年、本社に異動してきて、今は法人営業として大手通信会社様とその関連企業様を担当しております。入社してから6年間は福岡支社で個人のお客様を対象にホームセキュリティを販売していました。当時は特定の商品を必要とするお客様への営業がメインでしたが、今は担当している企業のお困りごとを解決するために商品を組み合わせて提案しています。場合によっては、グループ会社等の協力を得てゼロからサービスをつくる場合もあります。仕事の進め方は変わりましたね。

Talk#06

仕事を通じて成長したと感じたエピソード、
達成感を覚えた経験をお聞かせください。

寺尾さん

ホームセキュリティの販売を担当していた時の話です。お客様のご自宅の図面を見ながらリスクを分析し、お客様のライフスタイルや将来設計を見据えて提案します。そのため、完成した住宅に、当社のステッカーが貼ってあるのを見ると喜びもひとしおです。また、お客様から「ALSOKのおかげで安心して生活ができる」と言っていただけたときにも達成感を覚えました。

園山さん

ホームセキュリティの新商品発売に伴ってハウスメーカーを訪問提案したところ、多くの質問をいただき、セキュリティに関心が高いことを実感しました。お客様を紹介していただけたときはもちろんですが、こういうときにも営業としてのやりがいを感じます。

田中さん

外出先のお子様やご高齢者などを見守るGPS端末「まもるっく」の契約を検討しているお客様からご相談があり、お客様が経営する会社を訪問した経験があります。話をしているうちに、お客様の会社では免震構造を扱っており、それを個人宅にも広めたい(現在の免震構造の主軸はビル)という思いを持っていることを知りました。何とかお役に立ちたいと思い、別のお客様とのビジネスの橋渡しを行いました。このように、異なる市場が結びつき、新しい市場が生まれることもあります。一歩先のニーズをくみ取りながら、お客様も自分たちも幸せになれたらいいなと感じています。

Talk#07

さまざまな業務がありますが、
どんな場面で喜びを感じますか?

田中さん

ALSOKは自治体と提携して、一人暮らしのご高齢者様に緊急通報サービスを提供しています。ご自宅を訪問した際に言われたのが、「何かあったら怖いから、夜眠るのが怖い」という言葉。そこで枕元に緊急通報ボタンを置くことをお勧めし、「夜中でもボタンを押せばALSOKのガードマンが駆けつけますよ」とお伝えしたところ、「ありがたいわ」とおっしゃってくれて……。不安を解消できる仕事に携われていることを実感し、嬉しく思うと同時に使命感を感じています。

また、当社は社会貢献活動として、小学校で防犯教室を開いています。私は先生になって、登下校中や留守番中の注意点を教えています。教室が終わった後、小学生から「ありがとう」「よくわかりました」とお手紙をもらい、とても嬉しかったです。

寺尾さん

ある地域で盗難被害が相次ぎ、警備強化を求められたことがありました。地域のお客様からは、不安だからセキュリティを強化してほしいとのことでした。お客様の不安を早急に解消してあげたいとの想いで、いち早く対応できたことで、地域のお客様から「よかった、安心した」との声をいただくことができました。尽力して良かったなと、心から思いました。

園山さん

営業所ではチームで動いているので、私が案件を獲得してくると、先輩たちも一緒に喜んでくれて、それがモチベーションに繋がっています。私は入社2年目なので、まだまだわからないこともありますが、先輩のアドバイスのおかげで営業として成長できています。先輩たちにはとても感謝していますし、褒めていただけると頑張ってよかったと思えます。

Talk#08

職場の雰囲気を教えてください。
同僚や同期はどんな人が多いですか?

園山さん

とてもアットホームな雰囲気の中で働いています。私が働いている杉並営業所は5人の少数チームですが、チームワークの良い職場で私も良い影響を受けています。わからないことも質問しやすく、風通しもいいですね。

寺尾さん

福岡支社では同年代や後輩が多く、年齢が近い分、成功事例も失敗事例も共有しやすかったですね。みんなで切磋琢磨する関係でもあり、楽しく仕事をしていました。本社では年齢も社歴も上の優秀な社員に囲まれているので、毎日刺激を受けています。全国トップクラスの成績を収めていた営業員が、隣で電話したり打ち合わせしたりする声が聞こえてくるので、話し方一つとっても勉強になります。

田中さん

入社後すぐの研修で同じ部屋になった同期二人とは、今も仲がいいですね。若い頃は定期的に食事に行き、私の結婚式の二次会では幹事をしてもらい、出産後は同じ母親の立場で話をして……。同期とは部署が違いますが、彼女たちの頑張りを見ると自分も頑張ろうと思います。

渋谷支社の後輩は自分の娘と同じくらいの年頃の社員も多く、娘や息子のように親しみを感じています。彼女たちは優秀で、私がわからない社内システムについても優しく教えてくれるので、本当に助かっています。園山さんと同じようにアットホームな雰囲気で仕事をしています。

Talk#09

普段の仕事で感じるALSOKらしさをお聞かせください。

園山さん

仕事に対して、「これでいいや」と妥協する人が少ないところがALSOKらしいと感じます。強い意志を持って「このお客様を開拓したい、この商品を売りたい」と考えている人が多くいるので、私も入社してからメンタルが鍛えられ、妥協したくないと思うようになりました。

寺尾さん

部署を越えて協力したり、全社一丸で対応したりするところに、ALSOKらしさを感じます。私たちは普段営業の仕事をしていますが、国際的なビッグイベントがあれば、普段の仕事の枠を超えて、警備の仕事にも従事します。2021年は東京で開催された世界的なスポーツ競技大会やラグビーワールドカップ、G20大阪サミットでは、私たちも警備員の制服を着て警備を行いました。このような機会はそう多くはありませんが、ビッグイベントがあれば全社一丸となって行います。

田中さん

私がALSOKらしいと感じるのは有事の時です。東日本大震災での当社社員の活動を伝え聞いたところによると、「瓦礫に埋もれたATMから現金を回収した」「お客様の被災状況を確認して回った」「全国の社員が現地に応援に駆け付けた」など、有事における機動力や組織力、団結力を感じますし、同じ社員として誇らしく感じました。

また、寺尾さんが人を大切にする会社だと話していましたが、私は冬のボーナスのタイミングで実感します。「餅代」というものをボーナスとは別にいただくのですが、創業者が社員にボーナスを払えなかった時代に、せめて社員の家族に美味しいものを食べてもらいたいとささやかながら餅代を渡した出来事に由来しています。餅代という文字を見るたびに、人を大切にする会社だと実感し、私も会社のために貢献しようと背筋が伸びます。

Talk#10

終業後や休日はどんなプライベートを過ごしていますか?

田中さん

子供たちが野球やバスケットボールなどのチームに所属しているので、応援に行く日が多いですね。子供たちがチームスポーツをしている姿を見ると、改めてチームの良さを感じます。チームのために一人ひとりが頑張る姿は、仕事にも通じるなと感じます。

当社には子育てに関する制度が法を上回る基準で整っているので、プライベートも充実させることができています。

園山さん

友人と会うことが多く、様々な業界での悩み事や成功談などを聞くと、自分ももっと頑張ろうと前向きに思えます。友達と話して意見交換できる時間は、とても楽しい時間です。

寺尾さん

せっかく都内で働くようになったので、仕事帰りにイルミネーションを見に行ったり、休日に自転車で気になった場所に行ってみたりと、アクティブに過ごしています。テレビで見た場所にすぐに行けるのは、ワクワクします。

今住んでいる場所を決める時も、面識のない私に本社の皆さんがおすすめの沿線を教えてくれて、ありがたかったですね。

Talk#11

これから取り組んでみたいことや目標はありますか?

園山さん

田中さんのように色々な経験をしてみたいです。新たな出会いもあると思いますし、寺尾さんが同じ会社でも、支社や部署で雰囲気が違うとお話ししていたので興味があります。どの部署に配属されても活躍できるように、日々勉強しています。コロンビアの日本大使館で働いていた先輩社員からは「とても楽しく、今でもその経験が日々の仕事に活きている」と聞いているので、海外で働くチャンスに巡り合えたら働いてみたいですね。

寺尾さん

終身雇用の時代ではないと言われていますが、私は一つの会社で長く働きたいと考えています。福岡支社から本社に異動しましたが、転職したのと同じくらい仕事内容も環境も違います。異動を経験したことで、会社には沢山の部署があり様々な仕事をしていると実感しました。だからこそ、私も営業以外の部署を経験したいですね。

当社には女性の支社長など、経営職や管理職として活躍している女性社員がいます。女性が活躍できる会社だと実感しているので、私も上を目指し、チャンスを掴んでキャリアアップしていきたいです。

田中さん

10年後には私は定年を迎えています。残されたALSOKでの人生で何ができるかを改めて考えると、働く女性が肩身の狭い思いをせず活躍できる環境づくりがしたいと気づきました。私が働き始めた頃は寿退社が当たり前。私が出産後に復職すると告げた時は、周囲も私をどう扱えばよいのか迷っていましたし、私もどんな働き方をすればよいのかわかりませんでした。しかし、今では社内報で女性活躍の特集が何回も組まれるぐらい、会社は変わってきています。その特集で、私も取り上げてもらいました。だからこそ、もっと女性が活躍できる環境づくりが私の役割だと感じています。

Message

就職活動中や転職活動中の皆さんにメッセージをお願いします。

田中さん

悔いの残らない就職活動をしてほしいですね。今までも受験など人生の岐路はあったと思います。就職活動も人生にとって大切な岐路だと思います。自己PRを考えていくうちに自分がどんな人間なのかわからなくなることもあるでしょう。それでも構いません。いろいろ考え、興味のある会社を訪問し、合うと思った会社の面接を受けてみる。ご縁がなくても、くよくよせずに次のステップに進む。それを繰り返しながら、自分が本当にやりたい仕事を悔いが残らないように選んでください。

寺尾さん

私は就職活動中、こんな短い期間で自分の今後の人生を決めるのは無理だと思うぐらい悩みました。今思えば、就職活動中ほど多くの会社の情報を集め、様々な会社の人に会い、社内に足を踏み入れる機会はありません。当時集めた情報や得た知識は、営業として仕事をするうえでも役に立っています。苦しくなる時もあるかもしれませんが、就職活動中の経験はどんな仕事に就いても、いつか役に立つはず。興味がある会社も興味がない会社もまずは自分の目で見て、その上で興味がないとわかれば納得できますし、後悔はしないと思います。妥協せずに今できることを一生懸命頑張ってください。

園山さん

多くの業界や職種があるなかで、就職先を一つに絞るには想像力を働かせなければならず、大変だと思います。しかし、就職活動は色々な会社の方から話を聞ける貴重なチャンス。自分の価値観ややりたいことを見つめ直す期間でもあるので、ぜひ後悔のないように就職活動をしてください。この座談会を通じて、私はやっぱりALSOKに入社してよかったと思いました。ぜひ皆さんと一緒に働けたらうれしいです。

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