お知らせ

夏季における屋外イベントや暑熱環境における
警備員の体調をITで管理
「体調管理システム(仮称)」による試行を実施し
効果を確認
2017年
3月
7日

ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、夏季における屋外イベントや暑熱環境における警備員の熱中症の未然防止を目的とし、ITを活用した体調管理に取り組んでいます。

なお、2017年3月7日(火)から10日(金)に東京国際展示場「東京ビッグサイト」 東3・7・8ホール(東京都江東区有明3-10-1)で開催される「SECURITY SHOW2017」にて、デモ出展をします。



1 ITによる体調管理

(1)熱中症発症リスクの把握

厚生労働省が指導する熱中症対策において、計測が行いやすい心拍数を知ることで、熱ストレス(暑さによって生ずる様々な生理的・心理的負担)を把握することが可能とされ、熱中症を発症するリスクを管理する上で有用な指標とされています。


熱ストレス


  • ■ 熱ストレスとは、暑さによって生ずる様々な生理的・心理的負担
  • ■ 熱中症により体温調節が出来なくなると、体温が上がり心拍(脈拍)が上昇する
  • ■ 国際標準化機構により、心拍数による熱ストレスの評価指標が示されており、持続心拍数は180-年齢を超えてはならないとされている(ISO9886)



(2)実証を通じた効果の確認

管理者は、警備員の健康状態を常に把握し熱中症等の兆候の現れなど状況に応じた対応を行うことが求められます。従来は、管理者が定性的に警備員個々の健康状態を把握せざるを得ませんでした。

今回、ALSOKでは「体調管理システム(仮称)」を通じ心拍を計測し分析を行うことにより、定量的に熱中症発症のおそれのある警備員を把握することが可能であることを、実証を通じて確認しました。


「体調管理システム(仮称)」イメージ

2 今後の取組み

夏季における屋外イベントや、暑熱環境下において更なる実証を通じて検証を継続してまいります。


以 上

この件に関するお問い合わせは
ALSOK 広報部

mail : koho@alsok.co.jp
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