CSRコミットメント

  • ALSOKグループは、経営理念を体現する優秀な「人財」とともに、社会の「安全・安心」の確保に貢献し続け、社会的価値向上に取り組んでまいります。

ALSOKが目指す姿(Eyes Toward the Future)

 ALSOKは、創業以来、『「ありがとうの心」と「武士の精神」をもって社業を推進し、お客様と社会の安全・安心の確保のために最善を尽くす』という経営理念のもと事業を拡大してきましたが、2015年の創業50周年を機に新たな一歩を踏み出しました。警備業を中核に、介護事業や綜合管理・防災事業などシナジー効果の見込める企業をグループに迎え、これまでに培ったインフラとノウハウを活かしつつ、警備業の枠を超えた総合的な安全安心サービスの提供を目指しています。2007年からは、海外に進出する日系企業向けのセキュリティ事業を開始し、現在では東南アジアを中心に約4,000人の警備員がALSOKの理念を胸に、お客様と社会の安全安心に貢献しています。

 また、事業の持続的成長には、優秀な人材の確保とコンプライアンスの徹底が重要な課題であると認識し、ALSOKは、倫理教育を軸とした多様な研修体制を整備・実施しているだけでなく、内部通報制度などを導入することで経営の公正性および透明性を確保し、強固な事業基盤の構築とガバナンスの強化を図っています。また、ダイバーシティの推進や定型的業務の見直しを行うなど、働き方改革と効率的な業務改善にも取り組み、労働生産性の向上とコスト削減を図り、ステークホルダーの期待に応えられるよう努めています。

 ALSOKの事業モデルは、そのすべてが社会課題の解決に結びついており、CSV(Creating Shared Value:企業の共有価値創造)の実践といっても過言ではありません。ALSOKグループが目指す「安全安心を支える社会インフラの一翼を担う」という基本スタンスはいかなる時代においても変わることなく引き継がれていきます。今後も「守る」をキーワードに時代とともに多様化するお客様のニーズに対応し、その目を常に未来に向け、安全安心な社会の持続的な発展に寄与していきます。

新たなビジネスチャンスへの挑戦

 ALSOKグループを取り巻く市場環境は、景気の緩やかな回復により企業の設備投資も進み、警備業界にとって良い傾向で推移しましたが、欧米諸国の保護主義台頭や北朝鮮のミサイル問題などが懸念され、わが国の経済・社会への影響は予断を許しません。また、国内の治安面では、刑法犯認知件数が大幅に減少しているものの、子ども・高齢者・障がい者等を狙った犯罪や企業へのサイバー攻撃、国際テロなど、体感治安の改善は感じられない状況にあります。さらには、自然災害の激甚化やインフラの老朽化を原因とする事故など、社会を取り巻くリスクも年々多様化しています。

 こうした状況を背景に、社会の安全安心を支える警備サービスへのニーズは高まり続け、今や社会構造の一つとして組み入れられるまでになりました。また、少子高齢化に伴う人手不足により、警備会社へのアウトソースニーズも多様化しています。ALSOKは、「お客様が抱えるさまざまなリスクやアウトソースニーズに的確に応える」との方針のもと、警備業の枠を超え、グループ資源を最大限に活用することで、あらゆるビジネスチャンスを拡大し続け、持続的な社会の発展に貢献していきます。

 また、2015年の国連総会においてSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が採択され、日本政府も公的セクターだけでなく、民間企業のSDGsへの参加を促しています。ALSOKグループの「安全・安心」を守るという事業は、その多くがSDGsの達成に繋がるとの認識のもと、現在はもとより、未来を「守る」ためにイノベーションを推進して企業価値向上を目指しています。

 さらに、2019年のラグビーワールドカップや東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会など、国際的なスポーツイベントが開催されますが、それは同時に日本の警備が世界の注目を浴びる機会でもあります。創業者である村井順は、前回の東京オリンピックで組織委員会の事務局次長を務め、その経験が翌1965年の創業につながりました。その意味でも東京2020オフィシャルパートナー(セキュリティサービス&プランニング)として大会運営に携わることは、ALSOKの使命であり、誇りです。2014年12月に国際オリンピック委員会で採択されたオリンピックアジェンダ2020では、「環境」のみならず「社会」および「経済」の側面も含む幅広い持続可能性への取り組みが求められており、東京2020も例外ではありません。ALSOKも最新技術の活用やレベルの高い人材育成に取り組むことはもちろん、東京2020組織委員会が策定した「持続可能性に配慮した調達コード」に則った最高品質の警備を提供し、持続可能な大会運営の実現に貢献していきます。

信頼できる経営体制とESGへの取り組み

 労働集約型の警備事業にとって少子高齢化と人手不足の問題はとりわけ重要な課題です。人手不足を理由に社員の質を下げることはできませんし、優秀な人材を育てても定着しなければ企業の存続は望めません。会社が社会に認められ持続的に発展するためには、社員が仕事にやりがいを感じ、健康で活躍し続けることが必要です。そのためには、経営陣の正しい考え方や経営姿勢はもちろんのこと、公明正大で風通しが良い企業であることが大切です。

 ALSOKグループは、社員が不利益を受けることなく違法行為や不正行為を通報できる内部通報制度「ALSOKホットライン」を設置し、リスクの早期発見と軽減を図っています。さらには、コンプライアンス委員会を設置し、ALSOKの企業倫理を基本とした社内教育を実施することで、役員・従業員のコンプライアンス意識の醸成と法令遵守の周知徹底に努めています。

 また、仕事と家庭を両立し、健全で働きやすい環境を社員に提供するために、法定水準を上回る育児・介護制度や人間ドック(一部)を含む定期健診、心の相談窓口「ALSOKサポートライン」など多様な制度を導入し、社員の生活と心身の健康を守っています。警備業は、女性社員が働きにくい職場と思われがちですが、ALSOKは、時短制度や再雇用制度等を取り入れ、ライフステージに合わせた職場づくりにも取り組み、女性の活躍を支援しています。

 さらには、持続可能な地球環境を守ることもALSOKの使命と考え、2006年に「グリーン調達指針」を制定し、2016年には「環境方針」を掲げ、ISO14001(EMS)の認証を取得し、環境委員会を中心に環境マネジメントのPDCAサイクルを回して全社的な環境対応を推進しています。

 このような取り組みによりALSOKは、社会的責任投資(SRI)の代表的指標「FTSE4Good Index Series」に10年連続で選定されているほか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資のベンチマークに採用した「FTSE Blossom Japan Index」および「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数」にも選定されるなど、外部からも高い評価を受けています。今後もステークホルダーの期待に応えるべく信頼できる経営体制により企業価値向上に努めます。

ALSOKグループの「人財」と「強み」

 ALSOKグループは、24時間365日対応できる体制を整え、お客様に満足していただけるサービスの提供に努めていますが、それを支える信頼と高い能力を備えた3万6,000人を超える社員こそが、ALSOKの「人財」であり「強み」です。セキュリティ事業に関わる者は、専門的な知識や高い技術の習得はもとより、人の生命、身体および財産を守ることに価値を認め、業務を規律正しく遂行し、お客様から信頼されなければなりません。そのためALSOKでは、多種多様な社内教育を行っていますが、いずれにおいても創業以来の基本的な精神の理解・浸透を図り、その精神があらゆる場面で実践されるよう研修体系を構築しています。実際、こうした取り組みによって醸成されたALSOKの社風は極めて誠実かつ律儀なものとなっており、世に誇れる「強み」と考えています。また、ALSOKは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、語学力や文化的知識だけでなく、マナー面においてもグローバルマーケットを視野に入れた教育を行っています。今後も、社会の安全安心を支えていく優秀な「人財」の育成と「強み」を活かした経営体制を構築し、ステークホルダーの期待に応え続けながら持続的な社会の発展に貢献していきます。

※ ALSOKは、東京2020オフィシャルパートナー(セキュリティサービス&プランニング)です。