ニュースリリース

高精度な検出性能で高度な警備強化ニーズに対応
「3Dレーザーレーダー」の販売開始について
2018年
6月
25日

ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、安全性を求める施設やエリアの警備強化ニーズに対応するべく、高精度な検知性能を有する「3Dレーザーレーダー」の販売を2018年7月より開始します。



1 背景・目的

安全安心への意識が社会全体で高まるなか、高度な安全性が求められる施設での警備強化や、多くの人が集まる場所での安全対策、繁華街を中心とした街頭犯罪への対策など、セキュリティレベルの向上が社会的な課題となっています。


そうした中、人的資源の不足やコスト削減・効率化のため、監視カメラなど機械警備へのニーズが高まる一方で、死角の発生や夜間・雨中での検知能力の低下、さらにはセンサーの誤検知など、検知精度の向上が求められています。


そこでこの度、ALSOKは従来のセンサーよりも高精度な検知性能を有し、耐環境性能にも優れた「3Dレーザーレーダー」を販売開始いたします。


2 製品概要

(1)製品名

3Dレーザーレーダー(コニカミノルタ社製)


(2)基本仕様


スペック

3Dレーザーレーダー

3Dレーザーレーダー


3 製品特長

(1)高精度な検出性能

コニカミノルタ社独自のレーザー投受光技術と走査技術により、検出可能領域は水平画角120度の広画角を実現、垂直方向は24レイヤーの高い分解能を有し、毎秒10フレームでリアルタイムに物体の3D情報を取得します。


(2)誤報要因を排除し、人物だけの検出が可能

従来の2Dレーザーセンサーでは物体の有無は検知することができましたが、対象物の大きさや形を認識することが困難でした。3Dレーザーレーダーは、隙間のないレーザースポット照射と独自の認識アルゴリズムにより、人物に相当する大きさの対象物のみを判別し抽出することが可能となっています。


(3)高い耐環境性能

太陽やヘッドライトなどの外乱光の影響を極力排除しており、屋外警備のシーンにおいても高い品質を達成しています。



2D3D

スキャンイメージ

30m先の人物や100m先の車両(条件による)を検知


4 販売ターゲット

・踏切事故の撲滅に取り組む鉄道事業者

・施設内外に立ち入り禁止エリアを抱える電気事業者、港湾管理者

・従来のセンサーによる監視に比べて高度な安全性を必要とする重要防護施設など


5 販売エリア

全国


6 販売価格(参考)

160万円 ※3Dレーザーレーダー1台、威嚇用機器一式および工事費他


7 販売目標

年間100台


以 上

この件に関するお問い合わせは
ALSOK 広報部

mail : koho@alsok.co.jp
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