証券コード:2331
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  • トップメッセージ

  • 今後とも、社会の安全の確保に貢献できるように努めてまいります。
    株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り、 厚く御礼申し上げます。
    当社グループの第53期(2017年4月1日〜2018年3月31日)の概況についてご報告申し上げます。
  • 事業環境について
     当連結会計年度における我が国経済は、雇用、所得環境の改善が続くなか、個人消費や輸出が持ち直し、設備投資も緩やかに増加する等、労働人口の減少を背景とする人手不足のなかにあって、全体として緩やかに回復しました。また、世界経済も、地政学的リスク、通商問題の動向、金融資本市場のボラティリティ拡大等により先行きの不透明感が拭えないものの、緩やかに回復しています。
     国内治安情勢につきましては、刑法犯認知件数が戦後初めて100 万件を割り込んだ2016 年を昨年はさらに下回り約91 万件となったものの、高齢者・障がい者等を狙った凶悪な犯罪や特殊詐欺、ストーカー犯罪、子どもや女性を狙った犯罪等の身近な犯罪が後を絶たない状況です。
     また、自然災害、国際テロ、仮想通貨流出等のサイバー犯罪や情報漏えい等、社会を取り巻くリスクは多様化しており、安全安心に係る社会インフラの一翼を担う企業として、社会のニーズに応える様々なサービスの提供が求められていると認識しております。
  • 決算概要について
     このような情勢のなか、当社グループは、「お客様が抱える様々なリスクやニーズに的確に応える」との方針のもと、引き続きセキュリティ事業の強化・拡大を推進し、加えて介護事業や設備管理等を含めた綜合管理・防災事業等セキュリティ事業と親和性が高い事業の拡大にも注力しました。また、人材のマルチタスク化やガードセンターの統合等のコスト削減策に取り組んでいるほか、生産性向上を目指して、当社グループ全体での業務改革に取り組むとともに、さらなる成長に向けて、AI、IoT、5G 等の最新技術を活用した新サービスの開発等にも挑戦しました。
     以上の結果、当連結会計年度における当社グループの連結業績は、売上高は4,359 億82 百万円(前期比5.5% 増)、営業利益は301 億11 百万円(前期比5.9%増)、経常利益は319 億13 百万円(前期比5.3% 増)、親会社株主に帰属する当期純利益は193 億44 百万円(前期比5.5% 増)となり、売上高は8 期連続で増収を達成し、親会社株主に帰属する当期純利益は、6 期連続で増益を達成しました。
  • 第53期の主な取り組みについて
     主力のセキュリティ事業につきましては、長時間労働の問題や「働き方改革」を背景に、適切な施設管理や勤怠管理に対するニーズが高まり、画像監視に加え、出退勤情報等の閲覧や設備の遠隔操作をWeb 上で行える「ALSOK 情報提供サービス」を備えた「ALSOK-GV(ジーファイブ)」やALSOK 画像クラウドサービス等の防犯カメラシステム、出入管理システム等の販売を推進しました。
     また、少子高齢化が進む社会に貢献するサービスとして「HOME ALSOK みまもりサポートR」や地域見守りネットワークの構築を支援する「みまもりタグ」の販売も推進しました。
     綜合管理・防災事業につきましては、防災・減災ニーズの高まりにより、災害対策用品や住宅用火災警報器等消火設備の販売を推進し、介護事業につきましては、介護施設の入居率改善と効率化に取り組みました。
     M&Aにつきましては、警備輸送業務を行う「ALSOK関東デリバリー株式会社」を子会社化したほか、常駐警備・機械警備・警備輸送業務や総合建物管理を行う「京阪神セキュリティサービス株式会社」を持分法適用関連会社とし、事業領域の拡大に努めました。
  • 今期の見通し
     当社グループの第54 期の連結業績予想は、売上高4,500億円(前期比3.2%増)、営業利益331億円(前期比9.9%増)、経常利益350億円(前期比9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益220 億円(前期比13.7%増)を見込んでいます。
     株主の皆様におかれましては、何卒今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

    2018年6月