トップメッセージ

株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社グループの第55期(2019年4月1日~2020年3月31日)の概況についてご報告申し上げます。

決算概要

 当連結会計年度における我が国経済は、第2四半期以降海外経済の減速等により大企業製造業を中心に企業の業況判断が悪化しておりましたが、年明け2月以降、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延により、欧米主要国の経済活動が大きく減速した状態となっており、リーマンショックをはるかに上回る経済の落ち込みが懸念される状況です。
 このような情勢のなか、当社グループは、社会の安全・安心に関わるサービス(セキュリティサービス事業、綜合管理・防災事業・介護事業)を行う事業者として、適切にサービスを提供し、事業を継続してまいりました。
 また、中期経営計画「Grand Design 2020」に掲げたとおり、お客様と社会の安全・安心を支える「綜合安全安心サービス業」を目指して、多様化・高度化する一人一人のお客様と社会の安全・安心ニーズに応えるべく、セキュリティ事業とその関連事業の進化・深化に引き続き取り組んでいます。

 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの連結業績は、売上高は4,601億18百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は367億95百万円(前年同期比14.0%増)、経常利益は388億80百万円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は241億63百万円(前年同期比8.5%増)となり、売上・利益ともに過去最高を更新しました。

今期の見通し

 今期の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅なマイナス成長が見込まれています。警備業界においては、各種イベントの中止や、休業または廃業となる店舗・企業の増加を受け、警備契約の中断・解約や警備料金の値下げなどの影響が予想されます。他方、休業や在宅勤務等で無人となる店舗・事業所等の増加、一人暮らしの高齢者や留守番の子ども等の安全・安心への懸念、新型コロナウイルスに便乗した詐欺等の犯罪などにより、治安の悪化も予想され、当社グループのさらなるサービス提供が期待されます。
 このような事業環境のなかで当社グループは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策にかかる国の基本的対処方針、自治体による指導、業界ごとに策定されたガイドライン等に基づき、感染症拡大防止および事業継続に適切に取り組んでいくとともに、お客様と社会の新たな安全・安心ニーズに的確に応えてまいります。
 また、お客様と社会の安全・安心を支える「綜合安全安心サービス業」を目指し、多様化する顧客ニーズを背景としたセキュリティ事業の強化・拡大に加え、国内外におけるファシリティマネジメント業務の推進や介護およびその関連事業の強化等にも取り組むとともに、最新技術を活用した新商品・サービスの提供に努めながら、生産性の向上を図ることで、グループの持続的成長を実現してまいります。
 これらの実施により、当社グループの第56期の連結業績予想は、売上高4,850億円(前年同期比5.4%増)、営業利益376億円(前年同期比2.2%増)、経常利益392億円(前年同期比0.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益247億円(前年同期比2.2%増)を見込んでおります。


 株主の皆様におかれましては、何卒今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月