トップメッセージ

株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社グループの第56期(2020年4月1日〜2021年3月31日)の概況についてご報告申し上げます。

決算概要について

 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅に悪化し、依然として厳しい状況にあります。先行きについては、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の推進や各種政策の効果によって回復が期待されるものの、感染力の高い変異株の流行を背景とした緊急事態宣言の継続等、当面、不透明な状況が続くものと想定されます。
 警備分野においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、各種イベントの中止や延期・規模縮小、店舗の休廃業による警備契約の中断・値下げ等が増加しましたが、他方で、お客様の感染症防止対策へのサポート、高齢者、女性、子ども等の社会的弱者の安全・安心への懸念、相次ぐ自然災害やインフラ老朽化など、警備・設備・介護のトータルでのサービス提供が当社グループに期待されております。
 このような情勢の中、当社グループは、国民生活・国民経済の安定確保に不可欠な業務である社会の安全・安心に関するサービス(セキュリティサービス事業、綜合管理・防災事業、介護・高齢者生活支援事業)を行う事業者として、十分な感染防止策を講じつつ適切にサービス提供を継続してまいりました。また、お客様と社会の安全・安心を支える「綜合安全安心サービス業」を目指して、多様化・高度化する一人一人のお客様と社会の安全・安心ニーズに応えるべく、ローカル5Gやドローンを活用した警備業務の高度化に関する実証実験を行うなど、関連事業全体の進化・深化に引き続き取り組んでまいりました。加えて、新型コロナウイルス感染症対策をサポートするための商品・サービスを積極的に提供しており、グループ会社である「株式会社エムビックらいふ」においてPCR検査等の新型コロナウイルス感染症検査を実施しております。

 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの連結業績は、M&Aの効果もあり、売上高は4,699億20百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は371億82百万円(前年同期比1.1%増)、経常利益は392億12百万円(前年同期比0.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は250億14百万円(前年同期比3.5%増)となり、売上・利益ともに過去最高を更新しました。

今期の見通し

 当社グループの第57期の連結業績予想は、売上高5,005億円(前年同期比6.5%増)、営業利益421億円(前年同期比13.2%増)、経常利益435億円(前年同期比10.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益275億円(前年同期比9.9%増)を見込んでおります。
 
 株主の皆様におかれましては、何卒今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2021年6月