トップメッセージ

株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社グループの第54期第2四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の概況についてご報告申し上げます。

事業環境について

 当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用、所得環境の改善が続くなか、個人消費が持ち直し、設備投資も増加するなど、労働人口の減少を背景とする人手不足のなかにあって、全体として緩やかに回復しました。一方で、米中貿易摩擦や、中国経済の減速懸念、英独伊等のEU域内を巡る動き、中東情勢と原油価格の動向、地政学的リスク、不安定な金融資本市場等を背景に、一段と景気の先行き不透明感が強まっています。
 また、2018年7月豪雨、大型台風、北海道胆振東部地震等、相次ぐ自然災害が経済活動に与える影響や消費税増税を巡る動きにも十分留意する必要があります。国内治安情勢につきましては、刑法犯認知件数は2017年に戦後最少の約91万件となり、2018年上半期は約40万件とさらにそれを下回るペースで推移しているものの、高齢者・障がい者等を狙った凶悪な犯罪や特殊詐欺、ストーカー犯罪、子どもや女性を狙った犯罪、さらには交番を狙った犯罪などの身近な犯罪が後を絶たない状況です。
 また、自然災害、国際テロ、仮想通貨流出等のサイバー犯罪や情報漏えい等、社会を取り巻くリスクは多様化しております。

決算概要について

 このような情勢のなか、当社グループは、中期経営計画「Grand Design 2020」に掲げたとおり、お客様と社会の安全・安心を支える「綜合安全安心サービス業」を目指して、多様化・高度化する一人一人のお客様と社会の安全・安心ニーズに応えるべく、セキュリティ事業とその関連事業の進化・深化に取り組みました。
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、売上高は2,153億84百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は138億79百万円(前年同期比7.3%増)、経常利益は145億21百万円(前年同期比5.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88億15百万円(前年同期比9.4%増)となり、中間期ベースでは、売上高、利益ともに過去最高を更新しました。

主な取り組みについて

 主力のセキュリティ事業につきましては、侵入、火災、設備等の監視、管理を備えたスタンダードなセキュリティシステム「ALSOK-ST(スタンダード)」、スタンダードな機能に加え、画像監視、出退勤情報等の閲覧、設備の遠隔操作をWeb上で行える機能等を備えた「ALSOK-GV(ジーファイブ)」等の販売を推進しました。
 また、立体的に監視エリアを設定でき、隙間のない監視が可能な「3Dレーザーレーダー」や複数のQRコード決済が可能な「ALSOKマルチQR決済ソリューション」等、お客様の様々なニーズに対応する新サービスを順次発売しました。
 その他、少子高齢化が進む社会に貢献するサービスとして高齢者を見守る「HOME ALSOKみまもりサポート®」や、地域見守りネットワークの構築を支援する「みまもりタグサービス」の拡販に努めました。
 綜合管理・防災事業につきましては、グループ内での連携強化による各種施設の維持・管理・運営に関する総合的なマネジメントに注力し、介護事業につきましては、施設事業における入居率改善に取り組むほか、訪問医療マッサージを行う株式会社ケアプラスを連結子会社化し、事業体質の強化を図りました。

今期の見通し

 当社グループの第54 期の連結業績予想は、売上高4,500億円(前期比3.2%増)、営業利益331億円(前期比9.9%増)、経常利益350億円(前期比9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益220 億円(前期比13.7%増)を見込んでいます。
 株主の皆様におかれましては、何卒今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2018年9月