ニュースリリース

リアルデータ起点による介護業界の社会課題解決に向けた協業開始
2022年
3月
9日

ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、SOMPOホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、グループCEO取締役代表執行役社長:櫻田 謙悟、以下、「SOMPOホールディングス」)およびSOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 COO:遠藤 健、以下、「SOMPOケア」)の2社と、介護領域のリアルデータを起点とした介護業界の社会課題解決に繋がるソリューション創出に向けた協業を開始することで合意に至りましたのでお知らせいたします。



1 背景

当社は、警備事業を起点に事業領域拡大に取り組んでおり、個人、特に高齢者に安全安心を提供する介護事業を基幹事業の一つと位置付け、サービス基盤の充実・強化を図ってまいりました。現在、1都3県で計185の介護施設(居室数:約6,800)を展開しております。


急速な少子高齢化、生産年齢人口の減少、将来の介護人材不足など、介護をめぐる事業環境やご利用者様のニーズの大きな変化に対応してサービス品質向上、事業効率向上に日々努めています。


現中期経営計画(GD2025)においても、リスクが多様化する社会の中、拡大する安全・安心ニーズに対応する新たなソリューションの創出を目標に掲げており、介護事業については、ICT活用及びデータ活用による更なるサービスの高度化に取り組んでいます。


当社のこれまでの取り組みをさらに発展させ、介護サービスの強化のみならず介護業界全体の課題解決につなげていくことを目的とし、今回のSOMPOホールディングスおよびSOMPOケアとの協業に至ったものであります。


2 協業概要・目的

当社は、SOMPOケアが構築した介護施設業務プロセスの最適化の仕組みを基盤に、当社介護施設が保有するデータを活用し、以下のテーマの実現を目指してまいります。

(1)ケアマネジメントの最適化による運営改善・サービス品質向上

・ご利用者様の生活に密着したデータの統合、解析を通じた科学的な介護サービスの提供、オペレーションの改善

・ご利用者様一人ひとりの状況に寄り添うオーダーメイド介護の実現

(2)ご利用者様の重要な体調変化の把握

・体調データの可視化による異変の早期発見


3 今後の展開について

このたびのSOMPOグループとの協業取組により、一層のグループ介護サービスの品質向上、ご利用者様のQOL向上に取り組み、安心して自身の日常生活のサポートを託していただける信頼度の高い介護サービスの提供を目指してまいります。さらに、介護業界の課題解決に資するソリューションを実現し、安全安心ニーズに対する社会の期待に応えてまいります。


以 上

この件に関するお問い合わせは
ALSOK 広報部

mail : koho@alsok.co.jp
戻る

TOPへ戻る