綜合警備保障株式会社(以下ALSOK)は、社会貢献活動の一環として、小学校に対する授業支援プログラム「ALSOKあんしん教室」を神奈川県内で試行してまいりました。4月からは、40周年記念行事の一環として対象地域を全国に拡大し、順次展開します。
<経緯>
昨今、小学校や児童を標的とした犯罪の増加に伴い、「子供の安全」が社会問題になっています。
ALSOKでは、2004年10月から、「守りのプロ」であるALSOK社員が講師となり、小学生に様々な角度から安全についての授業を行う「ALSOKあんしん教室」の活動を開始し、神奈川県内において5ヶ月間試行しました。
この間、子供が巻き込まれた事件や小学校での事件が続発したこともあり、ALSOKの取組みに対し、神奈川県内だけでなく全国的な規模で反響が寄せられました。
ALSOKでは、全国的な展開を行うため、神奈川県内での試行で得た経験をもとに授業の内容を向上するとともに、100名以上の講師を養成するなど体制を整備いたしました。
〔神奈川県内での実績〕 |
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学校数 |
42校 |
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授業回数 |
158レッスン |
<目的>
ALSOKは経営理念である「ありがとうの心」を実践するため「ALSOKありがとう運動」をはじめとする、様々な活動に取組んできました。
今回の授業支援プログラム「ALSOKあんしん教室」は、企業市民、警備会社としての社会的責任を果たすため、子供たちには「防犯」を意識させるキッカケに、教師や保護者には、防犯教育のノウハウを提供することを目的としています。
<概要>
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◎ 対象 |
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公立・私立を問わず小学校
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◎ 対象地域 |
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全国で順次展開
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◎ 費用 |
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無償
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◎ 授業形態 |
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1クラス単位で授業を行います。
「ALSOKあんしん教室」は、子供たち一人ひとりの防犯意識の成就を目的としているため、大人数には適していません。
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◎ 授業内容および学習時間 |
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授業では子供たちに、普段の生活で潜んでいる危険を気づかせ、安心して暮らしていけるためのアドバイスを行います。3つの授業からご希望の授業を選択していただきます。
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1. |
『安心して登下校』編 (45分)
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子供たちが登下校中に危険に遭わないために。『安心して登下校編』は、子供たち自身が『自分の身は自分で守る』という危険回避の心構えをしっかりと学んでもらうために行われる、低学年向けの授業です。『いかのおすし』というキーワードを中心に、ロールプレイングを主体とした低学年の子供たちにも分かりやすく理解してもらうための内容となっています。
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2. |
『安心してお留守番』編 (45分)
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『お留守番』とは、「家に誰もいない」ということから、自由に楽しめる時間と考えている子供が少なくありません。この授業では、留守番に対する心構えを『いいゆだな』をキーワードに、また留守番中に起こりえる危険な電話への応対を再現し、それぞれの対処方法を学び、「自分が家、そして自らの身を守る」ということを子供たちに認識してもらう中学年向けの教室です。
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3. |
『安全な街って何だろう』編 (45分)
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犯罪や火災、交通事故など様々な危険が見えかくれしている中で、子供たち自身が街に潜む危険な場所や場面などを考え、どのような事に気をつけて行動をすればいいのか、架空の街を題材に意見を出し合いながら考えていく授業です。子供たちは「危険な場所」を理解しているようでも、ある種の冒険心と好奇心から危ない行動を起こしがち。なぜその場所が危険なのか、そしてその理由を気づかせるための高学年向けの教室です。
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<実施時期>
2005年4月6日 受付開始
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