

知ってる?
ラベル探偵団の入団試験
買い物をしているときに、「あれ?」と思ったことはありませんか?パッケージの裏側や側面にある、不思議なマーク。こっちの商品にはついてるけど、あっちにはついていない。どんな意味があるんだろう?
実はこれ、「認証マーク(ラベル)」と呼ばれるマークです。このマークがついている商品は、自然環境や貧困、人権問題などに配慮して作られています。現代社会には多くの問題があるので、マークの意味もさまざま。
今回は、代表的な5つのマークを紹介します。身の回りのものにマークがあるか、探してみましょう!

有機JASマーク
化学肥料や農薬を使用せずに作られた農産物や加工食品につけられるマークです。野菜や果物、お茶やコーヒーなどによく使われます。

リサイクルマーク
リサイクル可能な製品につけられるマークです。紙やプラスチック、金属など、さまざまな素材の製品に使われます。

エコマーク
環境負荷の少ない製品につけられるマークです。文房具や家電製品などによく使われます。

フェアトレード認証マーク
公平な貿易によって作られた製品につけられるマークです。開発途上国の原料や製品を適正な価格で購入することで、途上国支援につながります。チョコレートや砂糖、綿製品などによく使われます。

MSC認証マーク
持続可能な漁業で獲られた水産物につけられるマークです。魚や貝などを使用した製品によく使われます。

POINT「SDGs」ってなに?
「SDGs」は、「Sustainable Development Goals」の略です。日本語に訳すと、「持続可能な開発目標」という意味になります。
限られた資源や自然環境を使い果たすことなく、世界中の人々が幸せに暮らす未来をつくるために、改善すべき17の目標を定めたものです。2015年の国連総会で決定されました。
