ビジネスの課題・お悩み ここで解決!

神社での犯罪被害を防ぐためには

神社での犯罪被害を防ぐためには
2020.03.25

神社のお賽銭が盗まれたり、史跡に油が巻かれたりなど、神社・お寺・史跡が犯罪被害にあうケースが少なくありません。
そこで今回は、神社や仏閣、史跡が見舞われやすい犯罪被害やその理由、適切な安全対策の手段などについてご紹介します。

神社仏閣や史跡で多い被害とは

神社仏閣や史跡で多い被害とは

神社やお寺、また観光で訪れることも多い史跡などでは、どのような犯罪が発生しているのでしょうか。ここでは、神社仏閣や史跡で多く起こっている犯罪についてご紹介します。

賽銭泥棒

お正月や祭事の後などに報じられる機会も多い賽銭泥棒のニュース。神様や仏様のためのお金を盗むことなんてあるのかと思いますが、各地で実に多数の被害が発生しています。

仏像や神像などの盗難

屋内外に置かれている仏像・神像などの盗難も、たびたびニュースで耳にする機会があります。仏像や神像などの中には重要文化財に指定されているものもあり、歴史的・芸術的価値が高く海外で高く取引されることもあるため、盗難に遭いやすい所蔵品のひとつです。

落書き

歴史ある建物に落書きするなど信じられないことですが、神社やお寺が落書きの被害に遭ったというケースも少なくありません。施設内に何かを書き記すことのほか、塗料や油などで汚損されるケースも発生しています。

その他にも不法侵入や放火などが報じられることも多く、神社や仏閣・史跡は意外にさまざまな犯罪被害に遭いやすい場所であることが分かります。

神社仏閣における刑法犯の認知件数

(参照)平成25年の犯罪情勢:警視庁(平成26年6月)

神社・寺・史跡が犯罪に遭いやすい理由とは

神社・寺・史跡が犯罪に遭いやすい理由とは

本来であれば誰もが安心して訪問できる場所であるはずの神社・お寺・史跡ですが、なぜ犯罪被害が多発してしまうのでしょうか。ここでは、神社仏閣や史跡が犯罪被害を受けやすい理由をご紹介します。

1.観光客や参拝者のために開放的になっている

どんな人も訪ねてほしいという施設側の配慮が、弱点になってしまっていることもあります。神社やお寺は、観光で訪ねる方や近隣の住民が入りやすいよう、門や扉などで厳重に閉ざされた施設はほとんどありません。大きな庭木が植えられていることが多いものの、基本的に人が立ち入りやすい開放的な状態になっています。

2.夜間は照明が少なく、外部からは高い塀や木で見通しが悪い

神社やお寺は、夕方になると閉まる所が多く、夜はほとんど人がいません。夜は暗く、また構造上、塀や植樹などがあり内部への見通しもよくありません。
夜の時間帯は、人目に付かず内部が見えづらいため、不審者が狙いやすく入りやすい状況が整ってしまっているといえます。

3.仏像・神像は海外へ転売できる

仏像や神像の中には歴史的・芸術的に高い価値を持つものもあります。海外などで貴重品・骨董品として高く売れる可能性があるため、窃盗犯のターゲットになりやすい側面があります。

4.無住の神社やお寺が被害に遭いやすい

神社やお寺には、そこに住んでいる人がいない「無住」の施設も多数あります。定期的に管理がされていても、人のいない時間帯が多ければ犯罪の被害に遭うリスクも高くなります。

必要な防犯対策

必要な防犯対策

犯罪のターゲットになりやすい神社やお寺を、セキュリティ面でどのように適切に管理することが必要なのでしょうか。ここでは、神社や仏閣・史跡に必要な防犯対策についてご紹介します。

1.監視体制の強化

不審者や不審な行為を24時間チェックできる監視カメラや各種センサーなどを設置し、犯罪が起こったらすぐに対処できるようにしましょう。また、カメラやセンサーを設置していることで犯罪を未然に防ぐ抑止効果にも期待できます。

2.侵入対策

不審者の侵入を防ぐため、警備員の配置や、近辺のパトロールを強化して対策しましょう。あるいは、防犯カメラやセンサーなどで侵入者を検知した際に、すぐ現場に警備スタッフが急行できるサービスの利用なども有用です。

3.防災対策

地震や台風などの自然災害や大規模火災などの災害に遭った神社やお寺が、盗難などの二次被害に遭うケースもあります。災害によって建物が損傷すると、人がいなくなり管理できなくなるため、より犯罪被害に遭いやすくなるともいえるでしょう。災害にもしっかり備えておくことで、万一の際の被害を少なく抑えられるようにしましょう。

4.放火対策

無人の神社やお寺が、放火の被害に遭うこともあります。火災の発生を検知し、すぐに対処できるよう備えを徹底しておきましょう。また、誰かが火災に気づいた際、すぐ消火にあたれるよう、初期消火の設備を整えておくことも大切です。

被害を出さないために

被害を出さないために

神社やお寺が犯罪被害に遭わないために、日常ではどのような取り組みが必要なのでしょうか。ここでは、犯罪被害防止のための日頃の備えについてご紹介します。

1.落書きなどを放置しない

落書きやいたずらがそのままにされていると、「管理が行き届いていない場所」とみなされ、犯罪のターゲットになりやすいといわれています。落書きや汚損、ごみの不法投棄などがあれば軽微なものでも早急に対処し、常時管理が行き届いている場所であることをアピールしましょう。

2.段ボールなど放火されやすいものを放置しない

建物・施設への放火は、基本的に燃えやすいものに火をつける手段で行われます。つまり、燃えやすいものがその場になければ未然に防げる可能性もあるということです。段ボールや古新聞などすぐ燃えるものを放置せず、簡単に火をつけられない状況を整えておくことも大切です。

3.防犯意識が低いと思われないようにする

必ず門や扉に施錠する、賽銭箱には大きな鍵を取り付けるなど、セキュリティに関する対策がきちんとされている場所だと分かる対策を行いましょう。「きちんと管理していない、あまり人が立ち入らない所だ」と思われると、さらに不審者のターゲットにされやすくなります。
また、防犯カメラやセンサー設置を視覚的に分かる状態にすることや、警備会社と契約していることが分かるステッカーを掲示することも効果的です。

その他、文化財など貴重な所蔵品を備える神社や仏閣などであれば、専門家に相談し、協力のもとで厳重な防犯対策を図る方法などもおすすめです。

ALSOKの神社仏閣ソリューションパッケージサービス

さまざまな警備・防犯の実績とノウハウを持つALSOKでは、神社やお寺に特定した防犯対策をセットにしたソリューションサービスをご提供しています。神社仏閣特有のウイークポイントにしっかり対応した、効果的で強固なセキュリティをすぐに導入できます。
自分たちで管理してきたけれど限界を感じているという方や、近くの神社やお寺が犯罪の被害に遭って他人事ではなくなってきたという方なども、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は、神社やお寺の犯罪被害内容や神社仏閣が被害に遭う理由、効果的な防犯対策などについてご紹介しました。
歴史的な建物や貴重品が多い神社やお寺ですが、そこで窃盗やいたずらなどのある意味非人道的な犯罪が多発しています。これからは適切なセキュリティ対策を行い、多くの方がいつでも安心してお参りできる場所にしましょう。