ALSOKの介護 vol.17

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ALSOKの介護
ALSOKグループでは、在宅介護から施設介護まで幅広く提供しています。

今回は、介護付き有料老人ホームの施設長を紹介します。

入居者様に楽しく過ごしてもらいたい

株式会社らいふ ホームステーションらいふ羽田大鳥居 施設長兼エリアマネージャー 松村 愛(まつむら あい)さん

私は、介護業界に入る前はトラックの運転手をしていました。仕事の合間に一人で暮らす祖父の家を訪れていたのですが、ある日、ホームヘルパーに遭遇し、初めてヘルパーという仕事を知りました。「自分で祖父の介護をしたい」と思って、その日の内に会社に退職の意思を伝え、介護の学校に通いはじめました。祖父は卒業前に他界してしまい、介護をすることは叶いませんでしたが、そのぶん他の方の力になりたいと思い、らいふに入社したのが8年前です。ヘルパーではなく、施設長のサポート役として採用され、6か月後には施設長に就任することに。経験が浅く、技術が足りないことに焦り、先輩に教わって必死に勉強しました。休日にはボランティアとして他の介護施設に通い、おむつ交換や入浴介助の技術を学びました。
21年6月には「ホームステーションらいふ羽田大鳥居」の施設長となり、入居者様やそのご家族の対応、スタッフの教育など、さまざまな業務を行っています。なかでも力を入れているのが当施設独自の「お買い物サービス」です。入居者様に付き添って、近隣のスーパーやドラッグストアに同行します。商品を手に取って選べるので、みなさん笑顔になってくれます。
ご家族のお気持ちに寄り添うことも大切にしています。以前、症状が悪化して病院に入院された入居者様がいました。ずっと目を閉じたままで、医師から「もう長くないです」と告げられてしまいました。病院では感染症対策のため面会できず、ご家族の希望で退院して戻られることに。その前日がその方のお誕生日だったので、桜の花びらの形のカードにスタッフみんなでメッセージを書いて、部屋中に飾りました。その方は部屋に入ったあと、奇蹟的に目を開き、桜のカードをご覧になりました。ご家族もお看取りまで毎日面会され、「幸せだった」とおっしゃっていただきました。
5年前からはエリアマネージャーとして他の5施設の運営にも携わっています。私の取り柄である明るさを活かして、入居者様を笑顔にできるよう頑張っていきます。
※感染症予防のため、現在はスタッフが代行しています。

介護保険における住宅改修のご案内

介護保険における住宅改修とは

要支援者・要介護者が、自宅で安心して暮らせる環境を整えるための改修工事で、介護保険を利用すると20万円までの工事に対して補助金が受けられます。※20万円の9割(18万円)が上限

住宅改修の種類

  • 手すりの取付け
  • 段差の解消
  • 床または通路面の材料変更
  • 引き戸等への扉の取替え
  • 洋式便器等への便器の取替え
  • 上記1~5の改修に必要な工事

転倒事故の発生場所は自宅が最多

65歳以上の方の転倒事故の約49%は自宅で発生(図1)、そのうち約75%(通院42%、入院32%、死亡1%)が病院にかかる重大な事故につながっています(図2)。

【出典】消費者庁消費者安全課「毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~」(令和3年10月6日)

自宅で転びやすくなったら住宅改修の検討を

ALSOK介護(株)なら、ご相談をお受けできるケアマネジャーから住宅改修のサービスセンターまでワンストップで対応できます。

【ALSOK介護(株)】住宅改修のサービスセンター

  • 福祉用具海老名センター
  • かたくり福祉用具神奈川・多摩センター
  • かたくり福祉用具埼玉南センター
  • かたくり福祉用具城西センター
  • かたくり福祉用具城南センター
住宅改修のご相談はこちらまで

ALSOK介護株式会社

03-5413-5508

受付時間:(平日)8:30~17:30

施設サービス展開エリア:東京・埼玉・神奈川

※補助金の受給には、自治体への事前申請が必要です。補助金とは別に助成金を設けている自治体もあります。まずは自治体の窓口へお問い合わせ願います。

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