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売上金管理の課題と対策

売上金管理の課題と対策
2020.03.25

小売やサービス業に従事する方ならば、日々の売上金を管理するためにさまざまな工夫をしていると思います。特に多額の売上金を毎日管理されている方ならば、防犯対策などもしっかり行う必要があるでしょう。
そこで今回は、小売店や商業施設、飲食店など、現金を取り扱う店舗における売上金管理の注意点や、多額の現金や貴重品を輸送する必要がある際の管理方法などについてご紹介します。

売上金管理の方法

売上金管理の方法

日々の売上金を管理するための手段としては、以下にご紹介するような方法が挙げられます。

1.銀行入(出)金

銀行入(出)金は、毎日の売上金を銀行の口座へ都度預ける方法です。銀行営業時間外に預ける際は、夜間金庫やATMを活用している方も多いでしょう。売上金が少額な店舗の場合は手軽で簡単な方法ですが、窓口や夜間金庫、ATMに預ける様子が人目に触れるなど、防犯面での不安があります。また、窓口で発生する待ち時間や、営業店舗と銀行の間に距離がある場合、従業員が入(出)金に行っている間の生産性低下も問題です。更に、最近では夜間金庫を閉鎖する金融機関も出てきています。

2.金庫に保管

毎日の売上がある程度高額になる店舗の場合は、店内の金庫にいったん保管する方法もあります。多額の現金を保管しておくため、万一窃盗事件が起こると被害が大きくなる危険性があります。また、従業員が現金を取り扱う場合には不正リスクも残ります。

3.専用の入金機を使用

多店舗展開している企業の多くが導入している方法で、店内に専用の入金機を設置して管理する方法です。入金機に現金を投入した時点で、入金管理などは警備会社等へ一任されます。盗難リスクを低減でき、入金に関するデータもすぐ抽出できるため、日々の会計処理などの手間も最小限に抑えられます。ただし、入金機にいったん入金した現金は手元に戻せないため、店内で使用する両替金などのための現金は別途用意しておく必要があります。その場合、入金機とあわせ、両替金を運んできてもらうサービスを追加したり、出金や両替の機能がついた入出金機を導入するといった対応があります。

売上金管理におけるリスク

売上金管理におけるリスク

売上金を自社・自店舗で管理することにはさまざまなリスクがあります。ここでは、自社・自店舗に大量の現金があることによるリスクについてご紹介します。

1.盗難

店内に現金を保管しておく限り、窃盗犯などに売上金を盗まれるリスクがあります。

2.内部不正

店内に現金を置いておくことで、店舗内のスタッフによる窃盗や横領など、内部不正の可能性も高くなります。

3.管理における人件費

実は、現金が多くある場所には人件費も多く発生するといわれています。基本的に高額の現金がある店舗は、1人2人の従業員だけでは運営できません。現金の管理をしている間、店舗業務は他の従業員が行わなければなりませんし、売上と現金の照合にも時間と労力が割かれます。内外を問わず犯罪防止のために従業員を増やすことも、人件費高騰につながります。「そこに現金がある」というだけで従業員を増やさざるを得ない状況が発生してしまい、人件費がかさんで利益を圧迫することにもなり得ます。

4.従業員の安全に関するリスク

売上金を日々銀行窓口やATM、夜間金庫に入(出)金する作業があれば、従業員が入(出)金時に強盗のターゲットになる可能性もあります。
また、店舗でいつも多額の現金を保管していることが知られると、強盗などの被害も想定されます。「そこにお金がある」と外部に認識させることは、従業員の安全を脅かす可能性にもつながってしまいます。

強盗認知件数から見る売上管理のリスク

強盗認知件数は、防犯対策が取り入れられ、年々減ってきています。しかし、侵入強盗の発生場所別認知件数を見てみると、商店が53%と最も多く、お店が狙われやすいことが分かります。

強盗認知件数から見る売上管理のリスク

(参照)住まいる防犯110番-警察庁

売上金を安全に管理する対策

売上金を安全に管理する対策

日々の売上金を適切かつ安全に管理することは、店舗のさまざまなリスク対策に直結します。売上金をより安全に管理し、金銭だけではなく店舗全体の安全・安心を保つために、どのような対策をすればよいでしょうか。
売上金管理の方法として、先にいくつかの管理方法をご紹介しました。盗難や内部不正などのリスクを低減させたり、店舗をトータルに監視したいのであれば、防犯カメラの設置や機械警備の導入が有効でしょう。そのうえで、多額の現金を取り扱うのであれば、専用の入(出)金機の導入が、店舗の売上金を守るための対策として有効です。

ALSOKの入(出)金機オンラインシステムについて

ALSOKでは、店舗内で24時間365日現金処理が可能な入(出)金機オンラインシステムを提供しています。入(出)金機オンラインシステムを導入することで、肉体的・精神的ストレスから解放され、正面業務に集中することができます。売上金や不足金種の両替も、機械警備が標準セットされた入(出)金機で安全に管理。さらに、投入された金額や金融機関への振込み状況もWEBで確認でき、経営実態の把握を素早く行うことが可能です。釣り銭資金の最適化も図ることができますので、資金の有効活用も可能になるなど、多くのメリットがあるサービスです。店舗の警備や防犯カメラと併せて活用して従業員の安全を見守りながら、現金管理を効率的に行うことのできるALSOKの入(出)金機サービスを、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

現金や貴重品輸送上の対策をしたいなら

ALSOKでは、多額の現金や貴重品を他所へ運ぶ「警備輸送サービス」も提供しています。警備対象となる物品は、現金に限りません。金や地金、セキュリティ管理が必要な新商品・新薬など、実にさまざまな貴重品が対象です。
それらの対象品を、ご指定の日時と場所まで安全かつ迅速に輸送します。

まとめ

今回は、店舗や企業での売上金の管理について、想定されるリスクや適した売上金の管理方法などをご紹介しました。
現金はあくまで物品ですが、管理や運搬に際して大きな人的・物的リスクがあり、万が一の際の損失は企業の安全配慮義務の観点からも計り知れません。今一度適した管理方法について見直しやリスク対策を検討されてみてはいかがでしょうか。

(参考)

現金を輸送する3号警備とは

現金や貴重品の輸送に際して行う警備業務を「第3号業務」と呼び、通称「3号警備」と呼ばれています。
3号警備では、現金、貴金属、高額な美術品などを輸送し、輸送の際にトラブルが起こらないように警備します。
また3号警備に携わる警備員は、それらの運搬物を悪用せず安全に扱えるモラルを有することは当然として、高いリスク管理能力や状況変化に柔軟に対応できる人材であることが重要です。ALSOKの警備輸送では、厳しい研修をクリアした警備員が立ち会い対応しています。