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ライフサポートコラム
子どもの体力が低下中!?運動会でのケガを防ぐ心得とは
2013年10月02日時点の情報です
秋といえばスポーツの秋! 運動会や体育祭で盛り上がる楽しいシーズンですね。しかし、親世代に比べて体力低下が心配されるイマドキの子どもたちは、スポーツ中によろめいたり、ぶつかったりして思わぬケガを負うことも……。運動会で多いケガへの対処法から、ケガ予防のコツまでをご紹介します!
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独立行政法人日本スポーツ振興センターの調査によると、小学校の運動会では、短距離走、騎馬戦、リレーといった種目で、子どもたちのケガが多くなっています。
また、競技中のケガはもちろん、テント設営の準備や休憩時間など「競技外」に負傷するケースも少なくありません。
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運動会に限らず、小学校における負傷でもっとも高い割合を占めているのは、「挫傷(打ち身)・打撲」。さらに、「骨折」、「捻挫(ねんざ)」、「挫創(すり傷、切り傷)」と続きます。
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●挫傷(打ち身)・打撲の対処法
打ち身や打撲とは、強くぶつけたことによって皮下組織が損傷した状態のこと。皮膚の内側で出血し、赤くなって腫れたり、青アザになったりします。こんな時は、まず患部を冷やしましょう。一時的に、腫れや痛みがおさまります。
いつまでたっても腫れがひかない、痛みがおさまらないような場合を除き、普通の皮下出血なら自然に治癒します。
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●高所から落ちたときの対処法
頭や首、背中には、生命活動をつかさどる重要な神経が数多く通っています。頭から落ちたり、背中から落ちたりして体を強打している場合は、すぐに起き上がっても、実は体内に損傷をきたしている恐れも……。あとになって体調が悪化するケースもあるため、できるだけ安静にして様子を見ましょう。
また、起き上がらない場合は、すぐに意識と呼吸を確かめましょう。意識や呼吸がない場合や、意識・呼吸はあっても体が動かせない場合は、首の神経や脊髄などに損傷をきたしている可能性があります。
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そもそも「ねんざ」とは、捻(ね)じれて挫(くじ)くと書くとおり、手首や足首など、ひねりやすい箇所に多いケガです。「激しい痛みがある」、「患部が腫れる」、「内出血する」、「力が入らない」などの症状が特徴ですが、骨折の疑いもあるため、注意してください。
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●骨折、ねんざの対処法
ひねった、折れたと思われる部位は大きく腫れたり、内出血を起こしたりして、ひどい痛みをともないます。
ねんざや骨折の疑いがある場合は、まずは患部を動かさないのが鉄則。患部を副木(そえぎ)で固定し、包帯を使って“圧迫固定”を行いましょう。
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●すり傷・切り傷の対処法
通常のすり傷、小さな切り傷の場合、一番大切なのは感染を予防すること。消毒液をつける前に、まずは流水で傷口をよく洗いましょう。
水で洗うことで、患部を冷やし、痛みをやわらげることもできます。あとは滅菌ガーゼや絆創膏などで傷口を保護しておきましょう。
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●筋肉がやわらかくなる!
筋肉に軽い負荷を与えることで、こわばった筋肉がやわらかくなり、力を発揮しやすい状態になります。
●体内に十分な酸素を取りこめる!
準備体操などでゆっくりと運動を始めることで、肺を通して酸素がたっぷりと血液中に供給されます。十分な酸素があれば、疲労を感じにくくなります。
●体温が上昇し、心拍数が増える!
筋肉への酸素供給量も増え、筋肉の弾力性が高まります。また、体温が上昇すると、肺からも十分に酸素を取りこむことができ、結果として持久力アップにもつながります。
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もちろん、運動会の当日の体調に気を配るのも大切です。お父さん、お母さんは、お子さんの体温が平熱か、昨夜はよく眠れたか、朝食の食欲はあるかなどをチェックしてあげてくださいね!
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