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早くも全国各地で流行の兆し!?子どもの“3大夏風邪”にご用心!
2015年07月01日時点の情報です
暑くなり、水のレジャーが楽しいシーズンがやってきましたね!でも、ちょっと心配なのが、毎年子どもの間で流行する“3大夏風邪”。「プール熱」「手足口病」「ヘルパンギーナ」がその代表ですが、今年はさらに「りんご病」の流行警報が出されるなど、夏でも感染症は油断できません。どんな症状が出るの? 予防法はあるの? アルボと一緒におさらいしましょう!
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6月頃になると、子どもたちの間で流行する夏風邪「プール熱(咽頭結膜熱)」。
「ヘルパンギーナ」や「手足口病」とあわせて、子どもの3大夏風邪とされています。
5月に首都圏で感染拡大が報じられ、6月初旬には全国の患者報告数が3週連続で増加しているとのニュースも。例年7~8月頃に迎えるピークに向けて、流行の兆しを見せています。
●目が赤く充血し、痛みが出る「結膜炎」
●のどが赤く腫れてズキズキ痛む「咽頭痛」
●38~40度近い高熱が出る「発熱」
しばしば「頭痛」や「腹痛」、「下痢」といった症状を伴うことも。原因となるのは「アデノウイルス」で、潜伏期間は、5~7日間。症状は3~5日間続くとされています。
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残り二つの夏風邪「手足口病」「ヘルパンギーナ」も、西日本や九州、東海地方の一部で患者数が増加しており、警戒が強まっています。
どちらも、発疹や水ぶくれのなかのウイルスや、咳やくしゃみなどに含まれるウイルスが口や鼻に入ることで感染します。まず、「手足口病」からご説明しましょう。
●水ぶくれのような「発疹」
●発疹が出るのは「手のひら」「足の裏側」「口のなか」など
●しばしば「発熱」
原因となるのは「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」で、潜伏期間は、3~5日。水疱は1週間程度で消えていきます。
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●水ぶくれのような「発疹」
●発疹が出るのは「口のなか」や「のどの奥」
●38~40度近い高熱が出る「発熱」
原因は手足口病と同じ「コクサッキーウイルス」で、熱は2~4日で下がり、水疱も1週間程で治ります。
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とくに、口のなかに水ぶくれができたときは、痛みで食事や水分摂取ができなくなりがち。スポーツドリンクやぬるめのおかゆ、スープなど、のどごしのよいものがオススメです。
いずれの夏風邪も自然治癒しますが、まれに重症化するケースも。変だなと思ったらすぐに小児科、内科を受診しましょう。
なお、この三大夏風邪は大人もまれに感染します。特に、手足口病とヘルパンギーナは大人が感染すると重症化しやすいので十分注意してください。
さらに、2015年は「りんご病」(伝染性紅斑)が東京都で過去の数値を大きく上回るペースで急増し、流行警報が出されました。
りんご病は妊娠初期に感染すると、まれに流産や胎児への影響が生じることがあるので妊婦さんは要注意です。
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いずれも手や指、飛沫を介して感染します。感染者が出た場合は、手洗いはもちろん、身の回りの消毒をして、二次感染にご注意ください。
特にプール熱の場合は、症状が治まっと思っても、喉からは2週間程度、便からは1カ月程度ウイルスを出し続けることがあるため、くれぐれも油断は禁物です。
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