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ライフサポートコラム
紛失、ウイルス、液晶破損、子どもの利用……スマホSOSとその解決法
2013年03月06日時点の情報です
3~4年前は、携帯電話全体の出荷台数の10%程度だったスマートフォン。しかし現在では、出荷台数の半数に迫る勢いで普及しつつあるようです。ところが、その操作方法やスマホならではのトラブルに戸惑う人も……。 初めてスマホを買ったお父さん、大丈夫ですか?
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昨今は、スマホ専用のウイルスも登場しつつあるといわれています。PCに比べれば、その種類や件数は微々たるものですが、たとえば下記のようなものが報告されています。
●ボット型ウイルス
端末に潜伏し、悪意のある者の命令に従って様々な動作を行うウイルス。外部からの操作指令を受けてアドレス帳データやSMSの送信をしたり、地図やWebページを表示したりする。
●ワンクリック請求を促すウイルス
スマホの電話番号やメールアドレスなどの情報が自動的にワンクリック請求を行っている業者に伝わるウイルス。PCのワンクリック請求のように、料金請求画面を出し続ける。
●不正発信を行うウイルス
勝手に海外に電話をかけ、高額な電話代を請求されるよう仕向けるウイルス。アドレス帳の情報を読み込み、勝手に電話をするケースも。
スマホをターゲットにしたウイルスはアプリに仕込まれていることが多く、アプリ審査が厳格なiPhoneとWindows Phoneは、比較的ウイルスの脅威に強いといわれています。一方、開発者が自由にアプリを公開できるAndroid端末は、比較的注意したほうがよいとされています。ウイルス対策アプリをインストールするなど、自衛しておきましょう。
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消費電力が大きいため、スマホのバッテリーは減りが早いのが特徴です。なかでも、ディスプレイ、データ通信機能、アプリ機能などは多くの電力を消費します。できるだけバッテリーを節約する方法をご紹介しましょう。
●ディスプレイ
明るければ明るいほど消費電力は大きい。そこで、明るすぎないよう調節し、画面が自動的に消えるまでの時間を短く設定するとよい。
●データ通信機能
無線LAN(Wi-Fi)や位置情報を取得するGPSなど、特にデータ通信系の機能はバッテリーを多く消費する。使わないときは標準でオフにしておくか、アプリ単位で設定しよう。
●アプリ機能
SNSやメールなどのアプリは、データの更新を定期的にチェックしている。これらの自動更新機能をオフにするか、定期チェックの頻度を下げてみるのも◎。
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大人がスマホを持っていると、子どもたちは興味津々。高校進学、中学進学、あるいは小学校高学年になってくると、「自分もほしい!」とねだるケースも増えてくるでしょう。
家族が話し合い、子どもにスマホを持たせることになった場合、やはり気になるのはその使い方。携帯電話各社は、スマホの機能制限を行うサービスを提供しています。具体的には専用アプリをスマホにインストールし、新しいアプリのインストールを制限したり、指定した相手とだけ通話を許可したりすることができます。
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お父さんの言うとおり、乱暴に扱ったり落としたりすると、ガラスやタッチパネル、液晶などが破損する恐れがあります。液晶が割れてしまった場合は修理に出しましょう。
修理の方法は2つ。各携帯電話会社のショップ窓口に持っていくか、一般の修理業者に依頼するかです。携帯電話会社の場合は、本体交換となると高くついてしまいますが、故障対応の保証期限内であれば無償となります。一方、修理業者の場合は、壊れた箇所のみ修理・交換を行うため、故障の程度によって費用はケースバイケースです。
液晶割れの予防策として、あらかじめディスプレイ部分には防護フィルムを張っておきましょう。
ちなみに、水没した時も修理に出しましょう。こんなとき、各携帯電話会社の補償サービスに入っておけば、安心です。
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スマートフォンでは、GPSを利用したアプリが数多くリリースされています。たとえば、現在地から半径300m以内の飲食店を探したり、写真を撮影した位置情報を記録したり。位置情報の活用法はさまざまです。
設定方法は、「設定」→「位置情報」→「GPS機能を使用」にチェックを入れるだけ(※機種によって操作方法は異なります)。GPSはワイヤレスネットワークを用いてアクセスすることが多いため、「ワイヤレスネットワークの利用」もオンにしておきましょう。
ただし、現在地を知らせる位置情報は個人情報も同然。SNSでコメントや写真を投稿する際は、オフにするなどして自衛しましょう。
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