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ストーブ火災の7割を占める「電気ストーブ」にご用心!

2014年12月03日時点の情報です

寒さがだんだんと本格化してくるこの時期。火を使わない安心感から、電気ストーブやカーボンヒータなど、“電気”をエネルギー源とする暖房器具を重宝するご家庭は多いようです。しかし、毎年冬になるとストーブ火災が増加。なかでも、全体の7割以上を占めるのが「電気ストーブ」なんです! みなさんの電気ストーブの使い方は大丈夫ですか?

ストーブ火災の7割を占める「電気ストーブ」

「石油ストーブ」や「ガスストーブ」に比べれば、出火のイメージと結びつきにくい「電気ストーブ」。しかし、東京都消防庁の調査によれば、2013年までの過去5年間に東京消防庁管内で発生したストーブ火災674件のうち、カーボンヒータ、ハロゲンヒータ、温風機を含む「電気ストーブなど」が出火元になったケースはなんと491件。つまり、全体の7割以上を占めていることがわかりました。

住宅火災におけるストーブ火災発火源別件数

都民2万人に対して、「石油ストーブ」「ガスストーブ」「石油ファンヒーター」「電気ストーブ」「エアコン」のうち、最も火災の危険が高いと思う暖房器具を質問したところ、8割以上の人が「石油ストーブ」と回答しています。

最も火災危険が高いと思う暖房器具

電気ストーブから出火するケース

着火物別の電気ストーブ等を出火原因とする住宅火災件数(平成21年~平成25年)

出火原因は布団などの寝具類が約4割を占めています。

出火時のシチュエーションとしては、下記のようなケースが考えられます。

(例)電気ストーブのスイッチを入れたまま就寝し、寝返りの際に布団が接触した。
(例)カーテンの付近で使用したために、カーテンの布部分が接触した。
(例)電気ストーブの上に干していた洗濯物などの可燃物が落下した。

電気が原因で火災が発生することに疑問を持つ方も少なくありませんが、実際には想像以上の高温に達し、出火にいたるケースがあります。東京都では、電気ストーブの近くに置いた可燃物の危険性を調査するため、使用中の電気ストーブの前面に綿布団を置き、5cmから距離を変えて、それぞれの温度を測定しました。

電気ストーブからの距離と表面温度の関係:5cmでは500℃以上で発煙、10cmでは200℃、30cmでは100℃に上昇することを示す図解。

ストーブに直接触れていなくても、距離が近いだけでも火災や火傷の危険が高まるのです。

暖房器具使用時の注意事項


暖房器具の使用時における注意事項

・取扱説明書をよく読み、十分な点検・整備を行うこと。
・ストーブの上に洗濯物などを干さないこと。
・ヘアスプレーなど、引火の危険があるものは使用しない。
・カーテンや障子戸などからは離して置く。
・外出するときや寝るときは完全に火を消す。

そのほか、「石油ストーブ」は火をつけたまま給油したり、持ち運んだりするのは厳禁!燃料は決められたものを使用して、給油後は栓をしっかりと閉めましょう。「ガスストーブ」も、スイッチをオフにするだけでなく元栓まで完全に閉めることを徹底しましょう。

また、古い型を長年使い続けることも出火の危険がありますからご注意を!

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