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正しい「雪かき」のルールがある!?積雪時の雪かきテクニックをおさらい!

例年それほど雪の降らない地域でも、唐突に大雪が積もることも珍しくない昨今。雪国では知られている上手な「雪かき」のコツや知っておきたい法律ルールといった知識が、雪に不慣れな地域ではまったく知られていないことも。お父さんも、慣れない雪かきに四苦八苦しているようで……!?
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大量に積もった雪を地道にどける「雪かき」、大変ですよね。積雪に慣れていない地域では知られていませんが、実は法律で禁止されている雪かきがあるのです。禁じられているのは、次のような「雪を捨てる場所」。詳しく見てみましょう!
★自宅の雪を捨ててはいけない場所3つ
●道路
道路に関する法律では、交通に支障を及ぼす恐れのあるものを道路に置いたり、積んだりしてはならないと定められています。違反すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金とされています。

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●下水道
下水道に雪を捨てるのも下水の管理上禁止されています。下水道に雪を捨てて、下水の排除を妨害した場合は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金とされています。

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●川
河川に関する法律では、河川の流れや量、清潔など、管理上で支障のある行為を禁じ、河川区域内の土地に廃物を捨てることを禁止しています。雪を捨てていいのは、国や地方公共団体が設置した河川敷の雪捨て場のみ。川に雪を捨てて、河川を損なったときは、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金とされています。

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確かに「雪かき」は重労働。できるだけ、スコップを上手に使って体への負担を少なくしましょう。


(1)雪を持ち上げるときは、雪山に極力近づいて!
雪山から遠い位置から持ち上げるより、近づいた方が少ない力で雪を持ち上げることができます。

(2)一度に運ぶ雪は少量にするのがコツ!
一度に大量の雪を運ぶより、少量を何度も運ぶほうが結果的に疲れません。ケガを防ぐためにも、無理は禁物です。

(3)カラダ全体で雪を持ち上げよう
腕の力に頼るのではなく、腰の重心を低く落として、足腰のパワーを使うのが効率的。背筋を伸ばして膝を曲げると、カラダ全体で持ち上げることができます。

(4)雪を積む場所を決めよう
日陰の雪はいつまでも残りやすいので、なるべく長く日が当たる場所に積むようにしましょう。

(5)別の場所に雪を積んだら、排水ルートを作っておこう
溶けた水が排水溝へと流れるルートを作っておくと、どんどん雪が減っていきます。

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●短時間の「雪かき」でもドアはしっかり施錠すること
雪かきに夢中になっている隙に、侵入されてしまうケースがあります。短時間でもかならずカギをかけましょう。
●雪をためっぱなしにせず、こまめに除雪をすること
雪かきをしない家は留守宅か、あるいは隙だらけに見えます。きちんとした家を印象付けるためにも、こまめに雪かきをしましょう。
●積んだ雪がドロボウの足場にならないように注意しよう
雪かきで積み上げた雪の山を足場にして、ドロボウが2階へと侵入するケースがあります。雪山を作るときは場所をよく検討し、2階部分も油断せず施錠をしておくことが大切です。

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更新日:2017.3.1
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