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家のドアの「外開き」と「内開き」。防犯に適しているのはどっち?

2015年02月04日時点の情報です

ご家庭向け

「福は内、鬼は外~♪」の節分は終わりましたが、まだまだ気になる“内”と“外”が一つ。それは、お家の玄関ドアです! みなさんのご自宅にあるドアは「外開き」でしょうか? それとも「内開き」でしょうか? 実は、この開き方によって、防犯に差がつくこともあるのだとか。意外と知らない玄関ドアの危険をアルボが解き明かします!

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はぁ~今日はお肉が安く買えてよかったわ。ただいまー!

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(ガッ)おっと、このドアは閉めさせねえぜ、奥さん。金目のものを……。

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ななななんですかアナタ! きゃー! きゃー! アルボーーー!!!

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金目のものを出……ちょ……聞いて!

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どうしマシタ、お母さん? ってわぁああ、強盗だあああ!
しかしこの家に入るとは命知らずな……必殺・電気ショック!

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ぎゃぁぁぁ!! こんな家はトンズラだ!

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はぁ、はぁ、助かったわ、アルボ。

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帰ってくる途中からつけられていたのかもしれマセンね。
うちの玄関ドアは「外開き」だから、いざという時に不安なんデスよ。

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えっ? どういうこと?

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そう、実は、玄関ドアの“開き方”によって、防犯に大きな差がついてしまうのです。そもそも、玄関ドアのタイプには2種類あります。一つは、家の中から屋外に出るとき、外に向かって扉を押して開ける「外開き」タイプ。もう一つは、内に引くようにして開ける「内開き」タイプです。

みなさんのご自宅の玄関ドアは「外開き」ですか? それとも、「内開き」でしょうか? 実は、日本の家屋のほとんどは「外開き」だといわれています。

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だって、「内開き」にしたら、靴が置きにくくなっちゃうわよ。 

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そう、日本には靴を脱ぐ文化があり、さらに屋内のスペースを広くとるためにも、「外開き」のタイプを採用しているといわれています。

一方、西欧をはじめとする海外で圧倒的に多いのは、「内開き」のタイプなのです。

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ほら、よく海外ドラマで警察がドアを蹴破って中に入っていきマスよね。
あれは、ドアが「内開き」だからできること。「外開き」のドアではできマセン。

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確かにね! でも、海外はどうして「内開き」なの?

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理由は、ひとえに防犯対策のため! 「内開き」のドアであれば、怪しい人物が無理やり中に入ってこようとしたとき、全体重をかけてドアを閉めることができます。さらに、内側に家具を積めば、即席のバリケードを作ることができるというメリットもあるのです。

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確かに、さっきドアを閉めようとしたけど、私の腕力じゃ無理だったわ。
ドアが「内開き」だったら、体当たりをして閉められたのね。

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実は、先の東日本大震災で東北地方を襲った津波、あるいは豪雨による洪水などが起きたときも、「内開き」のドアのほうが安心なのです。

なぜなら、外部に大量の水が押し寄せたとき、「外開き」のドアは外部からの水圧で開かなくなる恐れがあるため。この点、「内開き」であれば、水圧にかかわらず、開けることができます。

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最近は日本でも、防犯や水害への対策として、「内開き」を採用する家が増えているといわれていマスよ。

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そうなんだ! 「内開き」といえば、ホテルなんかもそうよね。

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その通り! ホテルの客室は多くの人が通路を通ることに加えて、防災の時に人々の避難の妨げにならないように、あえて「内開き」にしているのです。一方、劇場や映画館などは、内部から一斉に避難できるように「外開き」にするよう、法律で定められています。

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ふぅん。ちゃんと理にかなってたのね。そういえば駅のトイレも「内開き」が多いかしら?

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駅の公衆トイレなどは、場所によって「外開き」もあれば、「内開き」もあります。ただ、トイレ内で人が倒れてしまった時のことを考えると、「内開き」より「外開き」の方が救助しやすいはずです。

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まあ、「内開き」なら、いきなり開けられても押し戻せるけどねっ。

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お母さん、カギをかけてください、カギを。

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話が脱線しちゃったけど、結局、住宅における「外開き」のドアは、「内開き」のドアより防犯性が低いってことなのよね。

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さらに、「外開き」のドアには次のような防犯上のデメリットもあります。

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「外開き」ドアに潜む危険

●ドアとドア枠の隙間にバールを差し込んでこじ開ける「こじ破り」の対象になる。

●ドアの隙間から、錠のかんぬき部分が外から丸見えになっているので、錠自体を破壊される可能性がある。

●蝶番(ちょうつがい)が外側にあるため、蝶番をドライバーで分解すれば、最悪ドアごと外すことができる。

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なるほどね。でも、付け替え工事となると大掛かりになって困るわ。
「外開き」のままできる対策はないの?

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もちろんありマスよ! ドアメーカーでは次のようなアイテムの設置を推奨していマス。

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「外開き」ドアの防犯性を高めるアイテム2つ

●「ガードプレート」 で隙間を見えなくする!

ガードプレートとは、ドアの隙間を見えなくするための板のこと。後付けで設置できるアイテムで、強度の高いものほど◎。一般的に市販されているのは30センチ程度で、錠の部分を覆うものが多い。ただ、ドア全体につけるほうが望ましい。

●「ドアボス」を使って、蝶番が外されても開かない扉にする!

ドアボスとは、カギのある側ではなく、蝶番側に、内側から取り付けるカンヌキのこと。ドア枠とドアを内側からロックするため、たとえ蝶番を壊されても、ドアを外されることはない。

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このほか、錠を頑丈なものに変えたり、補助錠をつけてワンドア・ツーロックにしたりするのがオススメです。

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あとは、お母さん、ドアを開けるときはちゃんと後ろを確認すること! 防犯の鉄則デスヨっ!

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きゃーん、ごめんなさい! 気をつけます(涙)。

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我が家でもさっそく「ガードプレート」を取り付けてみたの。ほんの一部だけど、錠のカンヌキ部分は見えなくなったわ。日本は海外に比べて平和だっていわれているけど、玄関スペースに余裕があるなら「内開き」もぜひ検討してみたいところね。

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