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ライフサポートコラム
がんばるお父さんの背中がピンチ!?体調不良を引き起こす“IT猫背”にご用心!
2016年05月02日時点の情報です
長時間パソコンを使っていたり、スマホをよく見ていたり……。そんな人の間で増えているといわれるのが「IT猫背」です。姿勢が悪いと見た目の印象がよくないばかりか、肩こりや首こり、頭痛、便秘、ヘルニアなど、さまざまな体調不良につながる恐れもあります。丸い猫背をピンとのばす、きれいな姿勢の作り方をアルボがご紹介します。さあ、ご自宅やオフィスで取り入れてみましょう♪
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近年、パソコンや携帯電話、スマートフォンなどを長時間にわたって使用することで、背中が丸まってしまう人が増えています。こうしたIT機器の使用によって起こりやすい猫背ということで、名付けられたのが「IT猫背」。 パソコンに向かう時間が長い人、前のめりになってパソコンを操作する人、携帯電話やスマートフォンをうつむいて見るクセがある人などは要注意です。
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<やってみよう! 骨の実験>
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こうした猫背の姿勢を続けていると、首や肩、背中周辺が凝るだけでなく、下記のような健康上の不安があるとされています。
<猫背が引き起こす健康不安>
・肩こり、首こり、背中の張り
・頭痛
・腰痛
・内臓の不調
・背骨を通る自律神経の不調
ほかにも、姿勢が崩れることによって、便秘や下痢をはじめとした内臓の不調を引き起こしたり、腰にかかる負担からヘルニアになったりすることも……。また、自律神経の不調がメンタルに影響してマイナス思考になったり、落ち込みやすくなったりするとの説もあります。
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猫背解消のストレッチとして、有名なのはヨガの「猫のポーズ」です。息を吸いながら背中を丸め、息を吐きながら反らし、背中の筋肉をゆるめていきましょう。呼吸をとめずに、ゆっくりと行うのがポイントです。
<猫背よさらば! 猫のポーズでストレッチ>
座っている時は手をあげて、ぐーっと「伸び」をするのも効果的。ちなみに、お風呂で筋肉を温めて行うとスムーズに体がゆるみやすくなります。
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<正しい姿勢の感覚をつかむ! 膝立ちテクニック>
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(1)座る時はクッションも活用して!
椅子に深めに座り、骨盤を安定させて、上体の重心線が傾かないように意識しながら頭の位置を決めるのがポイント。クッションを背もたれと腰の間にいれると、背筋も伸びやすくなり、腰への負担も減らすことができます。
(2)パソコンの作業環境を整える
普段から5時間以上パソコンを触る人は、環境を整えるのも一つの手。デスクトップパソコンにして、モニターを高めに配置し、視線をなるべく下げないようにしたり、キーボードをできるだけ近くに置いたりするときれいな姿勢を保ちやすくなります
(3)携帯電話は目線の位置まで持ち上げる!
携帯電話やスマートフォンは、ついつい手の下の方で持ってのぞきこむ姿勢になりがちです。目線の位置まで持ち上げて見るようにしましょう。
背中が丸まることは、ボディも、メンタルも、見た目にも百害あって一利なし! シャキッと自然に伸びた背筋で、疲れ知らずの春を過ごしましょう。
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